銀行の金庫がカフェに大変身。兜町の新名所〈BANK〉|斉藤アリスのコーヒースタンド探訪


2023.04.08

Hanako.tokyo

カフェ好きで知られるモデルの斉藤アリスの連載がリニューアル!今度は「コーヒースタンド」をテーマに、気になるお店をご案内します。目印は樹齢1,000年のオリーブの木。店前の看板。ビストロ〈Bistro yen〉。日本橋と茅場町の間に位置するエリア「兜町(かぶとちょう)」では現在、街の再開発が進んでいます。たくさんの新スポットが続々と誕生するなかでも、見逃せないのは2022年12月にオープンした複合施設〈BANK〉。その名の通り、銀行だった建物を大規模改修した施設です。カフェは階段の下。カフェ内観。ショップカードはお札のデザイン。1階と地下1階部分に、ビストロ、ベーカリー、カフェ、フラワーショップという4つのお店が入っています。この日わたしが訪れたのは、地下1階にある〈coin〉。カフェ兼インテリアショップです。もともと金庫だったという分厚いコンクリートの壁に囲まれ、ずっしりと重厚な雰囲気を醸し出しています。お邪魔しまーす。キャンドルや花瓶の販売も。このティーポットかわいい。店内のテーブルや棚には、アンティークの食器やキャンドル、タオル、靴下などの雑貨がずらり。気に入ったものがあれば、購入することができます。カフェで使われているティーポットやカップと、同じ作家さんの作品も売られていました。カフェのとなりにはお花屋さん。オリジナルプロダクト「petal」。カフェ内観。カフェの隣にはフラワーショップ〈fete〉があります。天井から吊るされた大振りのドライフラワー装飾がかっこいい。私が手にしているのはオリジナルプロダクト「petal」。シャーレの中にドライフラワーとアロマバーが入っていて、アロマオイルを垂らして香りを楽しむことができます。ミモザ、チューリップ、ラベンダーなど、組み合わせ色々で選ぶのも楽しい。〈Raw Sugar Roast〉のコーヒー豆。抽出器具は〈Goat Story〉の「GINA」。オリジナルブレンドは浅煎り。コーヒーはバリスタさんが一杯ずつハンドドリップしてくれます。マネージャーの井原 彩さんに淹れていただきました。経堂のスペシャルティコーヒー専門店〈Raw Sugar Roast〉の豆を使用。ここでしか飲めないcoinのオリジナルブレンドは、浅煎りを飲み慣れていない方でも飲みやすいよう、華やかでバランスのいい味わいに。キャロットケーキとコーヒー。いただきまーす。しっとり感がたまらん。カフェでは兜町のパティスリー〈ease〉の大山恵介シェフ監修のケーキやマフィンをいただけます。コーヒーのお供に選んだのは、一番人気のキャロットケーキ。マンゴーなどのドライフルーツとナッツがたくさん入っていて食べ応えあり。このしっとり感、病みつきになります。(中央)「あんバター」400円。「クイニーアマン」400円。ベーカリー内観。帰り際に1階のベーカリー〈Bakery bank〉でパンを買って帰ることに。こちらも〈ease〉のパティシエ大山恵介さんが監修をしています。「あんバター」400円、「ローズマリーとトマトのフォカッチャ」440円、自家製の発酵バターを使った「クロワッサン」400円をお持ち帰り。焼き上がったばかりのクイニーアマンも気になる!食に雑貨にお花に、楽しすぎる空間でした。 〈BANK(バンク)〉東京都中央区日本橋兜町6-7 兜町第7平和ビル1F・B1
050-3593-0834
11:00〜21:30(LO21:00)
火水休photo:Miyu Yasuda斉藤アリス モデル、ライター趣味は世界のカフェ巡り。これまで訪れた10カ国と日本全国のお気に入りカフェ107軒を紹介した書籍『斉藤アリスのときめきカフェめぐり』(枻出版)が発売中。 

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CHOCOLATE BANK(チョコレート バンク)
place
神奈川県鎌倉市御成町11-8(東日本銀行鎌倉支店跡地)
phone
0467500172
opening-hour
10:00-18:00[Morning]8:00-10:…
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