非日常の体験ができるコーヒーのフルコース。〈KOFFEE MAMEYA -Kakeru-〉で出会った、本当においしいコーヒーカクテル。


2022.05.14

Hanako.tokyo

お酒との組み合わせ次第で、コーヒーの魅力はさらに広がる!バリスタがすすめるいままでになかったコーヒー体験を。今回は〈KOFFEE MAMEYA -Kakeru-(コーヒー マメヤ カケル)〉を訪れました。非日常の体験ができるコーヒーのフルコース。バリスタたちの所作も楽しめる。〈KOFFEE MAMEYA -Kakeru-〉は、コーヒー豆のセレクトショップ〈KOFFEE MAMEYA〉に続く2号店であり、初のカフェスタイル。「高級レストランのような、非日常体験を目的としたコーヒーショップを」という代表・國友栄一(くにともえいいち)さんの想いのもと、バリスタにとっても技術のアウトプットができる場所として、2021年にオープンした。「コーヒーも“美食”の世界の一部と捉えてほしい。店名に“Kakeru”とあるように、お酒や果実などさまざまな副素材とかけ合わせ、コーヒーの新しい領域を体験していただくのがこの店の大きな目的の一つです」単品注文もOK。「浪漫琲珈(ろまんひこう)」1,500円(右)はミルクブリューコーヒーと米焼酎。「シニョリーナ」1,800円(左)は、水出しにテキーラ、エルダーフラワーなどを使用。カフェのメインにはコーヒーだけのフルコースが3種類のほか、コーヒーカクテルのコースも目玉の一つ。コーヒーカクテルの大会でチャンピオンになった経歴をもつバリスタ・図師聡(ずしあきら)さんが手がける。「基本、豆は1種類のみ使用し、水出し、ドリップ、エスプレッソと違いが楽しめるようにコースで提供します。コーヒーが先かと思うかもしれませんが、実は先にカクテルを作るんです。ここはコーヒー専門店ですから豆は種類が豊富に揃う。お酒を作り上げてから、それに合う豆と抽出方法を考えます。だからこそ他の店では体験できない、特別な一杯に出会えるはずです」(図師さん)視覚情報を断つためにあえて黒いグラスを用意するなど細部にもこだわりが。時間を忘れてコーヒーと向き合う時間がここで待っている。コースでコーヒーの新体験を。「コーヒーマメヤカクテルコース」3,800円は全3品。提供する順に抽出濃度を上げ、味の変化が楽しめる。1.コールドブリューカクテル
自家製のレモンコーディアルを使用したレモンサワーに、果実感の強いブレンド「ラズベリーキャンディ」の水出しコーヒーを組み合わせ。レモンはコーヒーと相性抜群。2.フィルターカクテル
冷やしたドリップコーヒーにブランデー、芋焼酎、ベルガモット。ブランデーと芋焼酎の組み合わせが好きだったという図師さんが、アレンジして完成させたそう。3.エスプレッソカクテル
エスプレッソをベースに、ウォッカとシロップのみを組み合わせた、「ラズベリーキャンディ」の良さを引き出した一杯。フルーティで、あたたかい季節にぴったり。〈KOFFEE MAMEYA -Kakeru-(コーヒー マメヤ カケル)〉元倉庫だという店に入ると、レセプション&豆の販売をするカウンターがお出迎え。豆は一目でわかるよう、焙煎度合で並べられている。
東京都江東区平野2-16-14
03-6240-3072
11:00~19:00 無休
28席(1208号掲載/photo : MEGUMI, Kaori Ouchi (Cafe 1 Part, UNLIMITED COFFEE BAR), Michi Murakami (au lait base) text : Moe Tokai, Motoko Sasaki edit : Kana Umehara) 

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KOFFEE MAMEYA Kakeru(コーヒー マメヤ カケル)
place
東京都江東区平野2-16-14
phone
0362403072
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