【京都】お伊勢様のふるさと〈籠神社〉へ。神聖な空気を感じながら参拝


2021.11.11

Hanako.tokyo

モデル・本山順子が神社仏閣、教会や寺院を国内外問わずご紹介する本連載。第82回目は前回に引き続き、京都府宮津市に街詣で。今回は特急電車「JRはしだて」と「たんごリレー」を乗り継いでやってまいりました。「たんごリレー」の先頭車両はラグジュアリーなスペースになっており、ゆっくりとくつろぐことができますよ。まだまだあります“海の京都”の魅力!それでは早速!詣でましょ〜う!前回、訪れた〈智恩寺〉から天橋立を渡った北浜に鎮座するのは〈籠神社〉。宮津に伝わる民謡“伊勢へ詣らば 元伊勢詣れ〜”からわかるとおり、こちらはお伊勢様のふるさと。天照大神が、奥宮である〈眞名井神社〉に祀られたのちに、〈伊勢神宮〉の内宮に遷られたことから、そのようにいわれています。参道を進み二の鳥居までくると、まぶしいほどの鮮麗な空気を感じます。そして鳥居をくぐった神門前には、こんなに可愛らしい狛犬は見たことがない!ってほどチャーミングな狛犬さんが鎮座していらっしゃるんです。ちょうど御朱印帳が最後まで埋まったので、この狛犬さんが織り込まれている御朱印帳を授かってまいりました。神門の内側に足を踏み入れると、ピタリと辺りの空気が静まります。本殿は〈伊勢神宮〉と同じ神明造りになっています。天照大神と豊受大神が伊勢にお遷りになってからは、社名を吉佐宮(よさのみや)から籠宮(このみや)と改め、彦火明命(ひこほあかりのみこと)を主祭神として祀られています。産霊守(むすひまもり)という、〈籠神社〉ならではのお守りがあります。こちらはなんと、新月と満月の日だけしか授与されないんですよ〜!一対の産霊守の裏面を二つ合わせると「明」の文字が現れます。たまたま新月の日に「産霊詣り」できたので、私は黒い産霊守を頂戴しました。ぜひ満月の日にも訪れてみたい!新月・満月の確認は籠神社のホームページをチェックされてみてくださいね。拝殿を左側に抜けていくと、手前から「天照大神和魂社」「春日社」「猿田彦神社」と錚々たる摂社と末社…!一番奥には明治末期までは籠神社の奥宮である〈眞名井神社〉に鎮座していた「眞名井稲荷神社」があり、こちらは1991年に本宮の境内に移転再建されたのだそう。また、拝殿右側には「恵美須神社」もありましたよ〜。そして私はすっかり見逃してしまったのですが、「恵美須神社」の左手にある、本殿の欄干を見てみてください!「五色の座玉(ごしきのすえたま)」を拝見することができますよ〜。擬宝珠が赤、黄、緑、白、黒に彩色されており、格式の高い神社の証だと伝えられているのだとか。不思議なほどに、気持ちがすっきりしていく〈籠神社〉をご紹介してまいりました。次回は〈籠神社〉の奥宮であり〈“元伊勢”籠神社〉の発祥の地である〈眞名井神社〉へ。〈籠神社〉に訪れた際には、こちらにも絶対に訪ねていただきたい!神秘的という言葉では言い表せないほどの神聖な空気を体感してまいりました。そちらはまた次回!それでは皆様も良い参拝を〜!〈籠神社〉https://www.motoise.jp/ 

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籠神社
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4.0

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京都府宮津市字大垣430
phone
0772270006
opening-hour
[開門時間]7:30-16:30[電話受…
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