スタイリスト、山口香穂さんによる新連載【Hanako Something Good】。存在感を大きく強調することはないけれど、毎日の暮らしにそっと寄り添うアイテムを彼女の視点を通して紹介します。今回のテーマは「Tシャツ」。着込んでいい感じにクタッとした素材や色あせた雰囲気がにじみ出るアースカラーなど、古着っぽい質感をもつTシャツが昔から好きです。一年を通して出番の多いアイテムですが、一枚で絵になるものを主役に据えてコーディネートを楽しむのも夏の楽しみです。1.〈SHOHEI TAKENAKA×JOURNAL STANDARD〉人気フォトグラファーとのコラボアイテム。後ろ姿で印象づけるなら、白熊のバックプリント推し。各6,500円（ショウヘイ タケナカ×ジャーナルス タンダード／ジャーナルスタンダード表参道 03-6418-7958）2.〈FUMIE TANAKA〉今季デビューの新ブランドから気になった一枚。ヴィンテージライクな雰囲気と遊び心の効いたイラストに注目。大人が着ても子供っぽくならない色味もお気に入り。7,000円（フミエタナカ／ドール 03-4361-8240）3.〈FILL THE BILL〉一見、ボーイッシュですが、着てみると女性らしさが引き立つコンパクトなシルエット。日本の技術を生かしたジャパンブランドという点でも、応援しています。11,000円（フィル ザ ビル／シック 03-5464-9321）4.〈FilMelange〉まぶしい太陽の光にとてもよく映えるタイダイ柄。思いきり弾けたい気分の日にぴったり。オーガニックコットン100%で、着心地の良さも抜群です。11,000円（フィルメランジェ 03-6447-1107)5.〈HUMAN WOMAN〉シルエット、肩の落ち具合、襟の開き具合が計算し尽くされた大人のためのTシャツ。少しきれい目にまとめたいときに重宝します。左・6,500円、右・6,000円（ヒューマンウーマン 03-6748-0350）Styling by…山口香穂（やまぐち・かほ）スタイリスト。栃木県生まれ。轟木節子氏に師事後、2014年に独立。雑誌、WEB、広告などで活動中。
インスタグラム：＠kaho__yamaguchi（Hanako1187号／photo：Kozue Hanada styling：Kaho Yamaguchi text：Yoshie Chokki）
