新体制となる『ペダステ』いよいよ発進!舞台『弱虫ペダル』The Cadence!島村龍乃介×砂川脩弥×北乃颯希 インタビュー
2022年となる今年、シリーズ10周年を迎える舞台『弱虫ペダル』。初演の公演初日である2月1日(ペダステの日)には、新作公演の開催が発表されました。こちらの記事では、舞台『弱虫ペダル』The Cadence!で小野田坂道役を務める島村龍乃介さん、今泉俊輔役を務める砂川脩弥さん、鳴子章吉役を務める北乃颯希さんのインタビューをお届けします。
CONTENTS
- インタビュー
- 公演概要
- プレゼント情報
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インタビュー
――まずは、ご出演が決まられた時のお気持ちから聞かせてください。
島村「信じられない、というのが一番でした。何が起きているかわからないというか……時間が経つにつれて、ようやく実感がわいてきました。お二人(砂川・北乃)とも今日が初対面なのですが、お会いできたことで、いよいよスタートするんだなという気持ちです。楽しみですし、プレッシャーもありますし。とにかく最初はわけがわからなかったです(笑)」
砂川「ちょうど『弱虫ペダル』のアニメを見始めたタイミングで、出演のお話をいただいたんです。なので、すごく驚きました。嬉しい気持ちとプレッシャーと、両方ありましたね」
北乃「嬉しいというのが大きかったです。もしも『弱虫ペダル』のキャラクターを演じられるなら、鳴子をやりたかったので、もうただただ嬉しくて。鳴子を演じる自分の姿を応援してくださっているファンの方や、『弱虫ペダル』のファンの方、『ペダステ』のファンの方、皆さんに見ていただけるということにワクワクしました」
――周囲の反響はいかがでしたか。
島村「予告もなく、サプライズ的な発表だったので、SNSでの発表を見た友人から連絡をもらいました。それでようやく自分も「本当のことなんだ。本当にやれるんだ」と実感がわいたというか。「すごいね」という反応もいただいて、すごく嬉しかったです」
砂川「2.5次元作品のビジュアルが発表された時は、結構、反応を見るんです。皆さんの期待を裏切ってはいないかな、第一段階はクリアできているかな、と確認したくて。今回は良い反応もいただけましたし、ファンの方も喜んでくださっていてので、安心しましたし嬉しかったです」
北乃「僕も反応は見ます。鳴子は赤髪で、関西人で……ほぼ颯希やん、という反応をいただきまして(笑)。それに対して僕自身も「せやろ」と(笑)。今までやってなかったんや、なんていう反応もあって、なんだろう、逆に怖くもなりましたね。これは期待を裏切ってはいけないと感じまして、頑張ろうと思いました」――原作の特に好きなシーン、印象に残っているシーンなどはありますか。
島村「ウェルカムレースが大好きです。昨日も読んできたのですが、坂道が短期間でものすごく成長するんですよね。鳴子を抜かす時に、頑張れよと声をかけてもらうところ、その後の今泉との競り、何もかもが大好きです。鳴子と今泉が、坂道が来るというのを信じていることにも感動しますし、それに応える坂道もすごいですし。本当にあれだけで一作品できてしまうんじゃないかって思いますね(笑)」
砂川「まだアニメを全て見終わってはいないのですが、今までのところでは、小野田がさらっと90キロを走っている所が好きです。みんなが信じられないってなっているのに、小野田坂道本人は「ひめひめ~」って歌っていて(笑)。THE・主人公ですよね。男の子はみんな好きなんじゃないかな」
北乃「鳴子が一番初めに登場するシーンが好きですね。舞台でも、お客様に「鳴子です」と最初にお伝えるのはそのシーンになるのかなと思いますし。稽古が始まる前の現段階では一番好きなシーンですし、幕が上がって本番が始まっても、一番好きなシーンであり続けたいと考えています」
――西田さん、鯨井さんとはお会いになりましたか?
島村「鯨井さんにはお会いしました。印象的だったのは、舞台袖に酸素ボンベがあるよというお話で。びっくりしましたし、それだけ全員が真剣なんだろうなと思い、自分も頑張ろうという気持ちになりました」
――作品に向けて、何か準備していることなどはありますか。
島村「ビジュアル撮影の時に、ハンドルを持って走る動きをしたのですが、ほんの数分だったのに息が上がってしまって。なので最近、ランニングを始めました。小学校の頃にサッカーをやっていて身体を動かすことが好きなので、体力作りを始めているところです」
砂川「今やっている舞台でも体作りが大切なので鍛えているのと、あとは体力が余っている時は走り込みなどもしています。日々の中で、徐々に始めているところですね」
北乃「ジムに行くようにはしています。普段はランニングをしているのですが、出演が決まってからは、バイクも漕ぎ始めたんですよ」
――実際に漕いでみて、いかがでしたか。
北乃「実際のロードバイクに少しでも近づけられるよう椅子を高くして、ハンドルを低くしてみたりはしているんですが、正直漕ぎにくいですし、きついですし(笑)。その意味では少し体感できているのかな?何かに役立てられればいいですね」――今日が初対面とのことですが、お互いの印象や、演じるキャラクターとの共通点を感じるところはありますか。
島村「(北乃さんは)取材を受けている姿、発言が、もうそのまま鳴子だなと思います。(砂川さんは)ビジュアル撮影の写真は、もう今泉そのものなんですよ。ただ実際お話をしてみると柔らかな雰囲気の方で、どういうお芝居をされるのか、稽古がとても楽しみです」
砂川「(北乃さんは)関西弁がさらっと出る。「ほんま」とかね、自然なんですよね」
北乃「そりゃそうや(笑)」
砂川「鳴子そのものですね(笑)。(島村さんは)真面目で真っすぐな印象です。だから坂道なんだろうなと。二人ともキャラクターと自然とリンクしている部分があるというか、逆に二人は僕が今泉であることに戸惑っているかもしれないです(笑)」
北乃「僕は27歳で、大体カンパニーの中で真ん中くらいの年齢であることが多いんです。そういう中で、龍(島村)はかなり年下なんですよね。出身も一緒ですし、地元の後輩みたいな感覚で、すごく楽しみです。砂君(砂川)は、今泉の役柄と砂君自身のホンワカした感じにギャップがあるので、今泉を演じた時に、どんなことになるんだろうって。同じ役をやっていても、演じる人によって雰囲気が変わってくるところはあると思うんです。どんな感じになるのかワクワクしています」
――ご自身が学校を選べるとしたら、どこの学校に入りたいですか?
島村「やっぱり総北ですね。巻島さんがすごく好きですし……今回、先輩方がたくさんいらっしゃるので、部活気分なところがあるんです。皆さんの背中を追いかけたいなと思っています」
北乃「僕も総北です。鳴子章吉という男と出会いたいですね。自転車競技部に入って一緒に走りたいって思います。で、レギュラーを奪いたいです(笑)」
砂川「僕も総北ですね。田所さんをいじりたいですし、巻島さんは拝みたいですし、金城さんにはついていきたいかな。僕、年上の先輩方についていくのが結構好きなんです。一緒の部活にいられたら、絶対楽しい3年間を過ごせそうなキャラクターが多いので、総北に入りたいですね」
――舞台『弱虫ペダル』の開催に向けて、今、一番楽しみにしていることはなんでしょうか。
北乃「早く稽古をしたいです。演者の気持ちを把握してらっしゃる鯨井さんが演出されることによって、より親しみやすい作品になりやすいのかなと思いますし、メンバーで集まって色々な話をしたいです。稽古をして、初日の幕が上がるのが楽しみで仕方ないですね」
砂川「稽古をして、セットが組まれている状態のステージにみんなで立っている姿を想像すると、楽しみで仕方がないです。今まで舞台上でかいたことのない汗の量をかくと思うんですよね(笑)。どんな状態なんだろう、楽しみです」
島村「共演者の皆さんにお会いするのが、とにかく楽しみです。あとは、舞台から見た客席ってどんな風景なんだろうって。僕は初舞台なのでわからないことがたくさんありますが、全力で頑張ります」――坂道にとってアニメは大好きなものであり原動力ですが、原動力になるほど好きなものや、今ハマっていることなどはありますか。
島村「身体を動かすことがやっぱり好きですね。休みの日であっても一日中家にいるということはあまりなくて、数キロくらい走りに行くことがあります。気分も変わりますし、身体を動かしている時間というのがとても好きです」
砂川「食事です。こないだ三日間断食をしたんですけれど、食事って大切なんだなとしみじみ思いました。やる気も出ないし、身体も動かないんですよ。もともと食べることが大好きですし、食事が僕にとっての原動力ですね」
――ちなみに好物などは?
砂川「ケバブです」
北乃「めずらしいね(笑)」
砂川「減量中でも、ケバブ感のあるものは食べていたいです(笑)」
北乃「僕は昔から変わらず「お笑い」ですね。大阪というお笑いの街で育ったこともあって、リフレッシュしたい時、テンションを上げたいという時は、漫才やバラエティ番組を見て気持ちを盛り上げます。作品によっては、原作の主題歌やステージで自分が歌う曲などを聞くこともありますね。そうすることで、頑張るぞ!という気持ちを高めていくことが多いです」
――今泉や鳴子との出会い、自転車競技部への入部という坂道の転機が描かれますが、人生の転機だったな、出会いだったなという出来事はありますか。
砂川「小さい頃からバレーボールが好きで、母のバレーボールチームの練習を見に行っていました。そこで母のチームメイトの方が、モデルにならないかと声をかけてくださったんです。そのきっかけがなければ今の僕はないですし、芸能をやりたいという発想にもならなかったかもしれないので、あの時の体育館が僕の転機ですね」
北乃「僕は、いい意味で、わりと何でもできるんです。スポーツでも何でも」
――器用でいらっしゃる。
北乃「はい。そうしてきた中で、舞台『刀剣乱舞』で末満さんにメチャクチャしごかれまして。それで、これまでを振り返ってみると、もっとやりようがあったかもしれない、他の表現があったかもしれないということに気がついたんですよね。末満さんに演出していただいて、とても感謝したことでした。その後の作品でも、末満さんに教えていただいたことを意識してやってみたら、芝居が良くなったねと声をかけていただけたり。自分の中で見えていなかったものが見えるようになってきたので、末満さんとの出会いが転機だったなと思います」
島村「自分にとっては、まさにこの作品が転機です。初舞台で、こんな大役をまかせていただいて。大きなチャンスをいただいたので、稽古中は猛勉強して、少しでも成長できたらと思います」
――最後に、楽しみにしている皆様へのメッセージをお願いします。
島村「この作品は長く愛されている作品。なので、これまでの『ペダステ』をしっかりと受け継ぎつつ、僕らにしかできない『ペダステ』を作り上げたいと思います。ぜひ観に来てください」
砂川「初めてご覧になる方にも、ずっと『ペダステ』を愛してくださっている方にも、僕らなりの僕ららしい面白いステージをお届けできたらと思います。精いっぱい頑張りますので、応援よろしくお願いします」
北乃「原作、アニメ、舞台など、様々な形で『弱虫ペダル』を愛してくださっている皆さんに、僕ら三人のビジュアルを見ていただいて、坂道はこうなのかな、今泉はこうなのかな、鳴子はこんな感じなのかなと想像いただいている部分があると思います。その想像以上のものを、期待値以上のものをお届けできるように頑張ります。全員で切磋琢磨して、たくさん話し合って喧嘩もして、「2022年版の『ペダステ』、良かったよ」と言っていただけるようなものを作り上げますので、応援、よろしくお願いします」 -
公演概要
■原作:渡辺航『弱虫ペダル』 (秋田書店「週刊少年チャンピオン」連載
■総監督・脚本:西田シャトナー
■演出:鯨井康介
■音楽:manzo
■作詞・歌:桃井はるこ
■レース演出協力:河原田巧也
■公演日程・劇場:
【東京公演】7月5日(火)~7月10日(日) シアター1010
【大阪公演】7月16日(土)~7月18日(月・祝) COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
■キャスト:
小野田坂道
役:島村龍乃介 今泉俊輔 役:砂川脩弥 鳴子章吉 役:北乃颯希 巻島裕介 役:山本涼介 金城真護 役:川﨑優作 田所迅 役:滝川広大/福富寿一役:髙﨑俊吾 荒北靖友 役:相澤莉多 東堂尽八 役:フクシノブキ 新開隼人 役:瑛 真波山岳 役:中島拓人/
パズルライダー監督:伊藤玄紀 パズルライダー:村上渉 田上健太 山口拳生
■公式サイト:
http://www.marv.jp/special/pedal/
■公式twitter:@y_pedalstage
©渡辺航(秋田書店)2008/ 舞台『弱虫ペダル』製作委員会 -
プレゼント情報
ここまでご覧いただきまして、ありがとうございました!島村さん、砂川さん、北乃さんから読者の皆様へサイン色紙をいただきましたので2名様にプレゼントします。応募方法は、NAVITIMEアニメアカウントのフォロー&リツイートです。奮ってご応募ください!
■応募期間:2022年6月17日(金)~2022年7月1日(金)23:59まで
■応募方法:
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