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熊本
八代・宇城・上益城
YATSUSHIRO / UKI / KAMIMASHIKI
世界遺産の港や城下町が魅力。お酒好きにはうれしいビール工場も
九州のほぼ中央に位置する八代(やつしろ)市、宇城(うき)市、上益城(かみましき)郡。このエリアには「八代の城下町」や「松合土蔵白壁群」などの情緒あふれるスポットや「サントリー九州熊本工場」などの多彩な見どころがある。はずせないのが世界文化遺産の「三角西港」だ。1887年(明治20)に開港した港で、石積埠頭など当時の施設がほぼそのままの姿で残っている。港では、小泉八雲も訪れ、現在はカフェ・資料館となっている「浦島屋」にぜひ足を運んでみよう。また、八代市の「八代城跡」とそのすぐ近くにある旧八代城主・松井家の茶屋跡「松浜軒」も訪れたい。松浜軒の資料館には、宮本武蔵ゆかりの品も展示されている。お酒好きには「サントリー九州熊本工場」もおすすめだ。ビールの製造工程を見学したあとには試飲もできる。工場内のファクトリーショップではここでしか買えないグッズが販売されている。
エリアの見どころ
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サントリー九州熊本工場
- 阿蘇の天然水にこだわったビール工場を見学
- 熊本市街から南東方面へ車を走らせて約40分。周囲は急に緑が色濃い郊外の風景に変わり、山並みも見えてきて阿蘇に近いことが感じられてくる。その大自然のなかに、タンクの立ち並ぶ広大な工場が忽然と姿を現した。
- スポットの詳細
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サントリー九州熊本工場
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ラーメン くすのき
- 空港のフードコートで味わう本格派熊本ラーメン
- 阿蘇くまもと空港のサテライトビルの中には、売店や土産物店のほかに、「うどん・そば」「和食」そして「ラーメン」の食事処が並んでいる。熊本を去るときに、もう一度食べたいと思うメニューはいろいろとあるはずだが、熊本ラーメンは間違いなくそのなかのひとつだろう。「ラーメン くすのき」は空港のフードコートではあるものの、本格的な熊本ラーメンを楽しませてくれる店として知られている。オーソドックスな「熊本ラーメン」(850円)は、焦がしニンニクの風味が強く、濃厚スープにアクセントを与えてくれる。思い残すことなく熊本から旅立つことができる満足な味わいといったら、少し大げさだろうか。より満腹感を求める方には、大きな角煮が入った「くすのきラーメン」(1100円)がおすすめ。ところで、「くすのき」の名前に聞き覚えのない人もいるかもしれない。以前の店名は「うまか軒」。2015年(平成27)に店名が変わったが、味やメニューは変わっていない。
- スポットの詳細
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ラーメン くすのき
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金波楼
- 築100年以上の木造三層楼の宿の歴史に心奪われて
- 全面ガラス張りの内湯からは、庭のまぶしい緑を眺められる。その庭園のなかに隠れるようにして露天風呂もあり、手入れの行き届いた木々の姿をゆったり眺めながら、開湯600年以上の歴史を誇る日奈久温泉を満喫することができる。立ち寄り湯は500円(平日15:30-21:00、土・日曜、祝日12:00-21:00。いずれも最終受付は20:00)。金波楼(きんぱろう)の見どころは建物そのものにある。1910年(明治43)、木造3階建ての旅館として開業し、沈む夕陽に輝く八代海の金色の波が眺望できたことに名称は由来するとされる。風呂場への廊下や階段、そして外観には、時間が止まったかのような印象を受けるに違いない。しばらく鑑賞したくなるような魅力が全体の情景や細部に宿っている。2009年(平成21)には、国の登録有形文化財(建築物)として登録された。熊本県内の宿泊施設では初めての受賞だ。玄関の天井にはツバメが巣をつくっていた。現在3代目のご主人は、毎年、巣立つまで見守っているという。
- スポットの詳細
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金波楼
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桑原竹細工店
- 日奈久に1軒のみとなった伝統工芸の竹細工
- 「竹細工だけではなく、この『板角力(いたずもう)』も作っているんですよ」。桑原哲次郎さんは、手を止めることなく、そう話す。手元では赤と青のまわしが描かれた、かわいらしいお相撲さんがひもで結わえられていく。江戸時代に活躍した肥後最強の力士、嶋ヶ崎宇太郎(しまがさきうたろう)がモデルだという。宇太郎は、満を持して江戸へと向かったが、その強さのため、毒を盛られて暗殺されたという。本来は竹細工を主に扱っている同店。創業は1902年(明治35)で、桑原さんは3代目となる。日奈久は、孟宗の竹林が多いため、明治から竹細工が特産となった。1925年(大正14)には竹細工店が39、従業者が81人を数えたという(『熊本県大百科事典』)。だが、現在は桑原竹細工店1軒のみとなった。「跡を継ぐ者はいないねぇ」と桑原さん。ご自身はかつて実業団のバレーボール選手として活躍し、29歳から父の跡を継いでこの世界に入った。竹細工はザルやかばんなど繊細な作品が多い。日奈久の伝統工芸である竹細工は、これからもまだまだ続いてほしいものだと、作品を手にしつつ思った。
- スポットの詳細
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桑原竹細工店
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西港明治館
- 三角西港の海を眺めながらかつての土蔵造りの倉庫でひと休み
- 三角西港の石造りの埠頭沿いに、ひときわ目立つ真っ白な建物がある。遠目にも昔の土蔵だったとわかるこの建物は、旧三角海運倉庫。三角西港が繁栄していた頃には、埠頭に面して数多くの倉庫が並んでいたという。旧三角海運倉庫は1887年(明治20)に建てられた。この規模の建物が立ち並んでいた明治、大正の時代は、いまや想像してみるしかない。当時の栄華をしのばせるこの倉庫は、現在レストラン「西港明治館(にしこうめいじかん)」となっている。店内は天井が高く、ゆったりとした広さ。木造りのテラス席が埠頭側にあり、三角西港の海を眺めながらくつろぐことができる。熊本県産黒毛和牛を100%使用した「三角バーガー」はシングル(980円)、ダブル(1180円)、トリプル(1380円)があり同店の人気メニューとなっている(いずれもドリンク付)。ほかにも、「ホットドッグ」(980円)、「ローストビーフバーガー」(1180円)などや、「カレー」(1080円)や「カツカレー」(1280円)などのメニュー、ケーキ類、ドリンクもそろっている(季節によりメニューの変動あり)。世界遺産を巡ったあとは、西港明治館でゆっくりとひとときを過ごしたい。
- スポットの詳細
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西港明治館
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芋屋長兵衛
- 自社栽培のさつまいもを使った伝統的で素朴な味わい
- 熊本名物「いきなり団子」の名前の由来は、熊本方言で「いきなり」が「簡単」「手軽」を意味することから、いきなり(突然)客が来てもすぐ出せるため、など諸説あるが、「簡単に作れる団子」ということは間違いないようだ。「いきなり団子」を販売する店は熊本に100軒ほどあるともされるが、「芋屋長兵衛」は原料のさつまいもから自社栽培にこだわる店として知られる。同店で用意している「いきなり団子」は、「プレーン」「よもぎ」「桜」「紫芋」「黒糖」の5種類(各120円)。定番人気のプレーンをいただくと、さつまいもがやわらかく、しっとりとしているだけではなく、それを包んでいる小麦粉ベースの生地が冷めても、もちもちなのに驚く。さつまいもと生地の間には餡が入っているが、全体的に甘さは控えめで、素朴な味わいだ。店舗は阿蘇くまもと空港に近い場所にあり、周囲はさつまいもの畑が囲む。決して街なかから便利な場所とはいえないものの、加工場が店舗に隣接していて、つねにおいしい「いきなり団子」を提供できるようにしている。そのことがわかっているファンは距離を苦にすることなく足を運んでくる。
- スポットの詳細
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芋屋長兵衛
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人気スポット
旅のヒント
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その1
三角西港では有料でガイドも申し込める。歴史的な背景などに関する案内をガイドから受けながら散策すれば、より深く三角西港を理解できる。
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その2
八代城跡は桜の名所で、春には約200本のソメイヨシノが咲き誇る。桜の季節に訪れたら、天守跡からの眺めを楽しんでみよう。
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その3
「松合土蔵白壁群」は宇城市の古くからの港町・松合地区にある、白壁の土蔵の街並み。タイムスリップしたかのような情緒あふれるスポットだ。三角西港から不知火海沿いに約30分の位置にある。
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その4
サントリー九州熊本工場で工場見学をするには予約が必要。インターネットまたは電話で予約をしよう。当日でも事前に電話での問い合わせが必須。