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中国山地の山々に抱かれて、大自然&歴史探訪スポットが点在する

広島県で観光といえば、「日本三景」宮島や平和記念公園・原爆ドームのある広島市内、そして尾道にしまなみ海道、あるいは呉と、おもなスポットは県南部の瀬戸内海沿岸に集まっている。しかし中国山地の山々に抱かれた内陸部にも注目スポットが点在しており、広島県の北部からも目が離せない。なかでもはずせないのは、三段峡と並ぶ西日本屈指の大峡谷「帝釈峡」。国の名勝で、「日本百景」に数えられる景勝地として知られている。四季折々に見事な花畑を楽しめる「世羅高原農場」も、見逃せないスポットだ。ブドウ栽培が盛んな三次(みよし)では、現地産のブドウで上質のワインを製造する「広島三次ワイナリー」が人気になっている。また、石見銀山街道沿いに白壁の古い町並みの残る「上下(じょうげ)」では、タイムスリップ気分を味わえる。歴史ファンなら、戦国大名の雄・毛利氏が代々居城とした「郡山城」の城跡も、一度は足を運んでみたいスポットだ。

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エリアの見どころ

  • spot 01
    帝釈峡
    絶景、美景、奇景の広がる三段峡と双璧をなす大峡谷
    広島県北部の名所といえば、真っ先に名の挙がるのが「帝釈峡」。1kmにわたって石灰岩台地を浸食した峡谷が続き、ここにしかない絶景を随所で見られる。上帝釈の下流にある神龍湖では、遊覧船から美景を楽しめる。
    帝釈峡のシンボルとなっている奇景が、「神の橋」とも呼ばれる「雄橋(おんばし)」
  • spot 02
    世羅高原農場
    四季折々の花畑が魅力。「せら高原」の人気スポット
    尾道から近い丘陵地帯に、開放感あふれる花畑が広がる。世羅高原農場は、その「せら高原」を代表する人気スポットだ。春は桜とチューリップ、夏はヒマワリ、秋にはダリアとガーデンマムが訪れる人々の心を魅了する。
    彩り鮮やかな花で埋め尽くされたロマンティックな風景が広がる
  • spot 03
    広島三次ワイナリー
    地元三次産のブドウを使った高品質の国産ワインを製造販売する
    中国山地に囲まれた盆地に位置し、ブドウ栽培の盛んな三次(みよし)にある人気のワイナリー。自社農園をもち、数々の賞を受賞した「TOMOEワインブランド」などを製造販売し、地域の観光拠点としても賑わっている。
    中国自動車道三次ICから約2kmのアクセス便利な場所にある
  • spot 04
    郡山城
    戦国時代に中国地方で覇権を争った毛利元就の居城
    戦国大名の毛利氏代々の本居城で「日本100名城」のひとつになっている郡山城。保存状態がよく、毛利氏の発展段階や城の始まりから廃城までが遺構でたどれ、往時の面影を伝えている。
    戦国大名の雄・毛利元就(もうりもとなり)は、この城を本拠に覇権を争った。城跡がある郡山のふもとには、その元就像がある
  • spot 05
    上下白壁の町並み
    かつて江戸幕府の天領だった「石州街道」の宿場町
    尾道・福山と三次のほぼ中間付近に、美しい白壁の町並みを見られる上下の町がある。上下はかつて石州街道の要所で、商業や金融業で栄えた町だ。観光的な要素は少ないが、タイムトリップ気分で町歩きが楽しめる。
    町のシンボルとなっている「上下キリスト教会」が目をひく白壁の町並み。この地に暮らす人々が日常生活の買い物をする商店街だが、建物の多くが白壁に統一されている
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旅のヒント

  1. その1

    広島県北部では見どころスポットが分散し、公共交通機関を利用して複数のスポットを一日で巡るのは難しい。目的地を絞ってでかけよう。

  2. その2

    JR芸備線・福塩線が県北部を走り、帝釈峡や上下の町、広島三次ワイナリー、郡山城はJRや路線バスも利用できるが、本数が限られるので事前によく確認しよう。

  3. その3

    広島県北部では中国自動車道が東西に走り、広島自動車道・尾道自動車道で県南部を走る山陽自動車道と連絡しているので、車での移動は便利。

  4. その4

    広島三次ワイナリーは中国自動車道三次ICのすぐ近く。北部エリアを訪れた際、帰りに立ち寄るのに便利な立地で、ワインだけでなく広島県内の土産がそろうので、土産スポットとしてもおすすめだ。

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