広島
北部
NORTHERN
中国山地の山々に抱かれて、大自然&歴史探訪スポットが点在する
広島県で観光といえば、「日本三景」宮島や平和記念公園・原爆ドームのある広島市内、そして尾道にしまなみ海道、あるいは呉と、おもなスポットは県南部の瀬戸内海沿岸に集まっている。しかし中国山地の山々に抱かれた内陸部にも注目スポットが点在しており、広島県の北部からも目が離せない。なかでもはずせないのは、三段峡と並ぶ西日本屈指の大峡谷「帝釈峡」。国の名勝で、「日本百景」に数えられる景勝地として知られている。四季折々に見事な花畑を楽しめる「世羅高原農場」も、見逃せないスポットだ。ブドウ栽培が盛んな三次(みよし)では、現地産のブドウで上質のワインを製造する「広島三次ワイナリー」が人気になっている。また、石見銀山街道沿いに白壁の古い町並みの残る「上下(じょうげ)」では、タイムスリップ気分を味わえる。歴史ファンなら、戦国大名の雄・毛利氏が代々居城とした「郡山城」の城跡も、一度は足を運んでみたいスポットだ。
エリアの見どころ
人気スポット
旅のヒント
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その1
広島県北部では見どころスポットが分散し、公共交通機関を利用して複数のスポットを一日で巡るのは難しい。目的地を絞ってでかけよう。
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その2
JR芸備線・福塩線が県北部を走り、帝釈峡や上下の町、広島三次ワイナリー、郡山城はJRや路線バスも利用できるが、本数が限られるので事前によく確認しよう。
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その3
広島県北部では中国自動車道が東西に走り、広島自動車道・尾道自動車道で県南部を走る山陽自動車道と連絡しているので、車での移動は便利。
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その4
広島三次ワイナリーは中国自動車道三次ICのすぐ近く。北部エリアを訪れた際、帰りに立ち寄るのに便利な立地で、ワインだけでなく広島県内の土産がそろうので、土産スポットとしてもおすすめだ。