岡山

岡山市・後楽園周辺

OKAYAMA CITY / AROUND KORAKUEN

岡山城、岡山後楽園を核に多彩な文化施設が集中する一大カルチャーゾーン

旭川がゆったりと流れ、緑あふれる岡山市の中心部にあるエリア。その核は江戸時代の備前岡山藩の繁栄を今に伝える「岡山城」と、藩主の憩いの場として造られた大名庭園の「岡山後楽園」だ。岡山城は戦災で焼失したが戦後再建され、「城下町岡山」のシンボル的存在になっている。岡山後楽園は、岡山城をすぐ南に望む広大な敷地に芝生や四季の移ろいを楽しめる花樹が植えられ、温暖な瀬戸内の風土そのままの穏やかな風情。金沢の兼六園(けんろくえん)、水戸の偕楽園(かいらくえん)とともに日本三名園のひとつとされる。ここを核に後楽園外園にある「岡山県立博物館」、旭川東岸には「夢二郷土美術館」、西岸には池田家ゆかりの至宝を所蔵する「林原美術館」、岡山ゆかりの美術工芸作品を収蔵する「岡山県立美術館」、公立施設では唯一のオリエント文化専門館である「岡山市立オリエント美術館」、「岡山シンフォニーホール」など多彩な文化施設が徒歩圏内に点在し、「岡山カルチャーゾーン」を形成している。

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エリアの見どころ

  • spot 01
    岡山後楽園
    岡山市の中心部にある江戸時代を代表する大名庭園
    岡山藩主池田綱政(いけだつなまさ)が臣下の津田永忠(つだながただ)に命じて造らせ、1700年(元禄13)に一応の完成をみた。国の特別名勝で「日本三名園」のひとつ。また『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で3つ星にも選ばれた名園だ。
    唯心山から見た園内。沢の池を中心に水路をめぐらせた伸びやかな風景が広がる
  • spot 02
    鶴舎
    国の特別天然記念物のタンチョウを飼育
    正門から入園して左へ歩くとすぐのところに「鶴舎」がある。国の特別天然記念物タンチョウが飼育されている。タンチョウが庭に降り立ったのを藩主池田綱政(いけだつなまさ)が喜び、和歌を詠んだと記録にあり、後楽園とタンチョウは縁が深い。1863(文久3年)の絵図には「ツルベヤ」12部屋が記載されるなど飼育されるようになったが、第二次大戦後、その姿が失われて県民から惜しむ声が上がっていた。それに救いの手を差し伸べたのが、戦前の旧制第六高等学校(現岡山大学の前身)に留学し、中華人民共和国の成立後は政務院副総理、中国科学院院長などの要職に就いた郭沫若(かくまつじゃく)。1955年(昭和30)に学術文化代表団を率いて来岡した郭は、ツルの姿がないのを残念に思い、翌年、2羽のタンチョウを贈った。以後、北海道釧路市の協力もあり、同園の人工飼育で数が増え、現在は8羽が暮らす。毎年元日や、秋から冬に園内を散策する姿を公開している。
    元日など特別な行事のときに園内を散策する姿を見ることができる
  • spot 03
    岡山城
    名園のすぐ近くにある漆黒の「烏城(うじょう)」
    「日本三名園」のひとつとされる「岡山後楽園」のすぐ近くにある「岡山城」は、今も岡山のシンボルとして親しまれている。2022年(令和4)にリニューアルし、歴史学者磯田道史氏が監修して展示も刷新し、さらに魅力的に。
    岡山後楽園側から見た岡山城天守。右に見えるのは、空襲による焼失を免れた月見櫓(国指定重要文化財)、手前は旭川だ
  • spot 04
    備前焼工房
    石垣を眺めながら備前焼作りに挑戦しよう
    気楽に「備前焼(びぜんやき)」作りを体験できる観光施設「備前焼工房」は、岡山城の「令和の大改修」にあわせ、2022年(令和4)に岡山城本丸の下の段にオープンした。岡山市中区維持管理センターが入っていた平屋を市が改修して整備、これまで天守閣内にあった備前焼工房を移転した。このため、「備前焼工房」の利用は体験料金のみで、天守閣への入館料は不要に。また、車いすでの来場もしやすくなったと好評だ。作業台や、初めての人も使いやすい手回しのろくろを30台設置、電気窯2基を備えている。体験は約1時間。丸皿、角皿、小鉢、湯呑、葉皿(2枚)、箸置き(5個)、のいずれかを選び、ろくろを回して器にするほか、型を使って作ることもできる。スタッフがいろいろと教えてくれるので安心して取り組め、エプロンなどもそろっているので手ぶらで行っても大丈夫。体験料金は1250円(粘土500g)。形成して預け、焼き上がるまで1~2か月で、発送希望の場合は別途送料が必要だ。10時、11時、13時、14時、15時の5コースあり、予約優先(当日予約可)。壁面には大きな窓を設けており、雄大な石垣を眺めることができる。
    ろくろが並ぶ明るい館内。大きな窓からは石垣が見える
  • spot 05
    岡山県立美術館
    岡山県ゆかりのすばらしい美術品を幅広く網羅する
    岡山ゆかりの作品を集めた充実のコレクションを誇る美術館。室町時代の水墨画から近現代の日本画、洋画、彫刻に備前焼をはじめとする工芸、そして書、現代美術まで、幅広い分野にわたる。教科書に載るような芸術家たちの作品も多い。
    岡山県特産の万成石をぜいたくに使った美術館の外観
  • spot 06
    岡山市立オリエント美術館
    日本で唯一の公立オリエント専門ミュージアム
    アッシリア・レリーフ「有翼鷲頭精霊像浮彫」ほか、貴重なオリエント資料を収蔵する国内で唯一のオリエント専門ミュージアム。古代神殿をイメージした建物もすばらしく、ここにしかない独特の空間をつくり出している。
    天井からの自然光が館内に陰影をつくる
  • spot 07
    夢二郷土美術館
    大正ロマンの画家・竹久夢二の随一のコレクションを所蔵
    岡山県瀬戸内市出身の竹久夢二は、詩人、画家、デザイナーなどジャンルにこだわらない自由な表現で大衆の心をつかんだ。その作品世界を紹介する美術館は夢二が愛した岡山後楽園の近くにある。
    三角屋根と風見鶏が目をひく夢二郷土美術館の外観
  • spot 08
    林原美術館
    旧藩主池田家の名宝や東洋古美術の優品を収蔵する私立美術館
    水飴製造などで財をなした岡山市の実業家林原一郎氏が集めた東洋古美術を中心に、旧岡山藩主池田家伝来の品々を収蔵する。このうち国宝は3件、国指定重要文化財は26件と地方の私立美術館としては異例の数を誇る。
    長屋門を通ると正面に見える林原美術館
  • spot 09
    カツ丼 野村
    岡山でカツ丼といえばドミグラスソースがかかった「ドミカツ丼」
    「カツ丼」といえば、卵でとじて出汁のかかったものが一般的だろう。だが、岡山のカツ丼といえば、ドミグラスソースのかかった愛称「ドミカツ丼」だ。「カツ丼 野村」の創業者の野村佐一郎さんが、ドミグラスソースの作り方を東京の帝国ホテルのシェフに教わり、さらに岡山で試行錯誤して考案したもので、1931年(昭和6)の創業時から提供してきた岡山の味だ。JR岡山駅から東へ、城下方面へ桃太郎大通りを歩いて10分もかからない場所にある。白米に茹でたキャベツを載せ、その上に揚げたてのサクサクしたカツ、そしてとろり濃厚な秘伝のドミグラスソースがかかる。絶妙の味のハーモニーがくせになるおいしさだ。サイズは普通、2/3、1/2の3種類あり、肉の種類もロースかヒレを選べる。通常の卵とじもあるので、小さいサイズで食べ比べるのもいいだろう。
    1/2盛りの「孫カツ丼(ヒレ)」700円と並盛り「カツ丼(ヒレ)」1000円
  • spot 10
    吾妻寿司
    江戸時代の倹約令から生まれた岡山を代表するご馳走
    郷土岡山の味にこだわってきた吾妻寿司は1912年(明治45)創業。名物は「岡山ばら寿司」。江戸時代、岡山藩主池田光政(いけだみつまさ)が出した「食膳は一汁一菜」という倹約令に反発した庶民が、「これも一汁一菜」と、いろんな具をごはんに入れて食べ出したのが始まりという。酢で締めたサワラやママカリ(ニシン科のサッパ)、焼きアナゴ、煮たモガイといった魚介に、タケノコやレンコンなど季節の野菜を豊富に使い、見た目も味も豪華。吾妻寿司では、このほか、ママカリ寿司、サワラの押し寿司など、地魚を使った盛り合わせなど多彩なメニューが楽しめる。お土産に持ち帰りの商品も店頭に並ぶ。現在、JR岡山駅構内の商業施設「さんすて岡山」に店を構える。
    岡山の旬がたっぷり載った「岡山ばら寿司」1980円
  • spot 11
    大手饅頭伊部屋
    江戸時代創業の岡山名物の定番
    1837年(天保8)、回船問屋だった初代がまんじゅう屋に転身して創業したのが始まり。当時の岡山藩主に気に入られ、岡山城大手門近くにあったことにちなんで「大手まんぢゅう」の名前が付いたという。薄皮の中にこし餡がたっぷり詰まったこの看板商品は、岡山を代表する銘菓として親しまれてきた。基本的な製造法は創業時からほとんど変わっていないそうだ。北海道産のあずきを使った生餡に雑味の少ない白双糖を混ぜて作るこし餡の甘みと、自家製甘酒に小麦粉を加えて発酵させた薄皮のほんのりとした風味の組み合わせは絶妙なバランスで調和。一つひとつを巾着形の小箱に入れており、包むフィルムや小箱にも、蒸気がこもらないよう工夫を凝らしている。できたてのおいしさは感動ものだが、トースターで焼いて食べたり、お湯で溶いてお汁粉風にして食べたり、アレンジしてみるのも楽しい。『阿呆列車』などで知られる岡山市生まれの小説家・随筆家の内田百間(うちだひゃっけん)が好きだったことも有名。「大手まんぢゅう」のほか、最中の「もなみ」(1個81円、10個入り918円)、甘納豆の「つぶぞろい」」(小袋2個入り702円)もある。
    大手まんじゅう1個81円。10個入り972円など。一つひとつ小箱に包装されていて、箱入りを買っても、小分けできるのがうれしい
  • spot 12
    城下カフェ
    「フルーツ王国」の恵みを生かしたスイーツを満喫
    温暖な気候と豊かな水源、土壌に恵まれた岡山県は、果実栽培が盛んな「フルーツ王国」。近年、フルーツを使ったスイーツを提供するカフェが増え話題になっている。岡山城や県立美術館に近い場所にある「城下カフェ」は岡山県産のフルーツを使用したスイーツを提供している。「朝摘み完熟いちご」(12~6月)、「有機栽培の清水白桃」(7月下旬~8月中旬)、「足守メロン」(4月中旬~12月中旬)、「ブルーベリー」(8月)、「シャインマスカットなどのブドウ」(8~12月中旬)、皮ごと食べることもできる岡山もんげーバナナ(通年)と、岡山を代表するフルーツをすべて栽培農家から直接仕入れ、たっぷり使ってドリンクやパフェ、ケーキにする。パフェは、たっぷりの果実とオリジナルソフトクリームやゼリーをバランス良く盛り付けて最後まで飽きのこない味わいに仕上げているのも人気の理由。岡山を舞台にした原田マハの小説を映画化した『でーれーガールズ』のロケが行われたことでも有名なカフェだ。フルーツは入荷のない時期があるので確認のこと。岡山駅前のタカシマヤ店でも同じメニューを提供している。
    「足守メロンソフトクリーム」1760円~、「完熟いちご杏仁アイス」1100円
  • spot 13
    さざなみ茶屋
    名園の散策途中に「お抹茶」をいただく
    「日本三大名園」のひとつ「岡山後楽園」のなかで約50年前から営んでいる茶屋。園内順路の中間地点、「廉池軒」の隣に位置し、眼前には唯心山が見える絶好のスポットでもある。「お抹茶」(500円)には岡山名物きびだんごが付く。「梅ジャムソフト」(3~11月頃、450円)は、岡山後楽園のなかで収穫されるオリジナルブランド「お庭そだち」の梅で作られたジャムがかかっていて、さっぱりした味わいが人気だ。岡山の地ビール「独歩(どっぽ)」シリーズ(各500円)がメニューにあるのもうれしい。季節メニューとして、夏季には「カップかき氷」(300円)、冬季には、「あま酒(米こうじ仕込)」(400円)、ぜんざい(600円)、「ホットゆずティー」(400円)も登場する。そして、店名の由来にもなっている円窓の和室「漣波の間」で「お抹茶」を味わえるのも特徴だ。赤楽、黒楽や備前焼などの茶碗を使い、店長が選んだ季節のお菓子が付く。円窓で切り取られた四季折々の名園の姿を眺めながらくつろぎの時間を楽しみたい。「漣波の間」利用の場合、「お抹茶」700円となる。
    「漣波(さざなみ)の間」では円窓で切り取られた後楽園の風景を楽しめる
  • spot 14
    出石町
    旧津山往来沿いに昔栄えた町並みが残る
    岡山後楽園のすぐ近く、旭川沿いに南北に細長い出石町(いずしちょう)。あちこちにユニークな建物や小さな路地が残り、また新しい店も誕生していて、散策すると思いがけない発見があっておもしろい。
    「後楽園口」と刻まれた石柱のある交差点にある「看板建築」と呼ばれる様式の建物。日本家屋の表面だけを洋風にしているものだそう
  • spot 15
    岡山県天神山文化プラザ
    文化・芸術活動の場は建物も一見の価値あり
    岡山市の中心部、文化施設が集まる「岡山カルチャーゾーン」にあり、岡山県民の文化・芸術の拠点となる施設。前川國男(まえかわくにお)氏設計の建物や、巨岩が残る中庭も見どころがいっぱいだ。
    外階段のある西側は建物を柱で支え、宙に突き出すような構造。外階段踊り場の壁には上下に行き交う人を表す切れ込みがある
  • spot 16
    ルネスホール
    古代ギリシャ様式の意匠がすばらしい文化施設
    路面電車が走る県道に面して立つ「ルネスホール」。正面入り口には三角形のペディメント(破風)に4本のエンタシス柱、コリント様式の柱頭、御影石のギリシャ建築風外観が重厚な雰囲気をたたえる。銀行建築の権威だった長野宇平治(ながのうへいじ)が設計を手がけ、1922年(大正11)に日本銀行15番目の支店として誕生した「日銀岡山支店」が前身だ。岡山市在住の建築家佐藤正平氏が、1945年(昭和20)の岡山空襲にも耐えた建物を生かす手法で改修設計にあたり、2005年(平成17)に岡山の新たな文化・芸術の創造拠点「ルネスホール」として生まれ変わった。天井までの高さが9mの多目的ホールは、最大298席で、音楽会、講演会、展示会、パーティーなどに利用される。2011年(平成23)には鉄骨2階地下1階の金庫棟がオープン。1階にギャラリー、2階に会議や文化活動に使えるワークルーム、地下にスタジオなどがある。元公文書庫を利用した「公文庫カフェ」もぜひ立ち寄りたい。重厚な扉の奥に入ると独特の空間が広がり、オリジナルブレンドコーヒーやワイン、ハヤシビーフストロガノフなど多彩なメニューを楽しめる。
    ギリシャ建築風の建物が堂々たる構えを見せる
  • spot 17
    吉備路文学館
    岡山ゆかりの多彩な文学者を紹介
    岡山県ゆかりの多彩な作家たちを紹介する吉備路文学館(きびじぶんがくかん)は、博物館と収蔵図書観覧、2つの機能を備えた全国でも珍しい施設。建物の周囲にある美しい庭園もゆっくり散策したい。
    1階の展示室では、吉備路ゆかりの文学者に関する展覧会が開催される
  • spot 18
    岡山禁酒会館
    大切に使用されている大正時代の3階建ての洋館
    城下交差点の近くにある「岡山禁酒会館」は大正時代に建てられた3階建ての洋館。今も「酒害に関する相談会」などを行い「現役」で活躍しているのがすばらしい。カフェや書店があるので、気軽に立ち寄ることもできる。
    市民の熱心な運動で保存されることになった岡山禁酒会館
  • spot 19
    路面電車
    電車に乗るだけで岡山の小さな旅を楽しめる
    岡山の市街地を走る路面電車は、どこか目的地へ行く交通手段としても便利だが、ただ乗車するだけでも楽しい。ユニークな車両がそろっているのも特徴だ。電車に揺られてミニ旅行に出かけよう。
    旭川を渡る路面電車は、岡山を代表する景観のひとつになっている
  • spot 20
    おかでんチャギントンミュージアム+水戸岡鋭治デザイン
    電車の模型やプラレールなど楽しい展示にワクワクする
    「おかでんチャギントンミュージアム+水戸岡鋭治デザイン」は岡山市街地を走る路面電車の始発点「東山」電停のすぐ横にある。内装は、路面電車のMOMOをデザインした水戸岡鋭治(みとおかえいじ)さんが手がけた。1階の展示室には水戸岡さんが描いた電車のデザイン画、イラストなどをパネルで紹介。子ども用の円卓や椅子も整備してあり親子で楽しめる空間になっている。DVDなどを上映するシアタールームもある。たま駅長のグッズや、タカラトミーの「プラレール」シリーズとして誕生した「おかでんチャギントン」のおもちゃ、そして「おかでんチャギントン」の付箋やノート、ボールペンなどを販売するショップコーナーではお土産選びが楽しい。オープンテラスがあるので天気がいい日は販売機でドリンクを買ってゆっくり過ごしたい。2階はプラレールを設置したチャギントンルームで、模型を操縦して遊ぶことができる。同ミュージアムに居候していた猫で、館員見習いになった「美宇(ミュー)」の勤務日はウェブサイトに掲載。
    たくさんのプラレールを備えた「チャギントンルーム」
  • spot 21
    食堂やまと
    創業75年、変わらぬ味で魅了する岡山の名店
    「食堂やまと」は、岡山市の表町(おもてちょう)商店街の東側のオランダ通りにある洋風の店構え。洋食店としてオープンした1948年(昭和23)から、変わらぬ味を引き継いできた。食事どきには行列ができる、岡山市民なら知らない人はいないといえるほどの人気店だ。看板メニューのひとつが「中華そば」。たっぷりの昆布と削り節でだしをとり、濃厚過ぎずあと味もすっきりした日本人好みの味だ。岡山のB級グルメのひとつ、「デミグラスソースかつ丼」も人気で、デミグラスソースのことをこの店では、「ドビソース」と呼ぶ。中華そばのスープをベースにソースやケチャップを加えたドビソースを、揚げたてのカツの上にかける。隠し味にからしが加えられているのが特徴だ。カツは豚肉のヒレとバラを使用。メニューに記載はないが、生卵をプラス料金で付けることもできる。中華そばやカツ丼のほかに、チャーシュー麺、五目そば、とんかつ、手作りコロッケ、焼き飯、カレー、シチュー、オムレツなどメニューは豊富。大サイズや小サイズがあるものもあり、持ち帰りできるのもうれしい。ワインやビールなど酒類もある。
    「やまと」の看板メニューのひとつ「中華そば(中)」(780円)。昆布と削り節でとったスープが美味
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旅のヒント

  1. その1

    JR岡山駅は山陽新幹線のほか、6つの在来線が乗り入れるターミナル駅。東京、大阪、山陰、九州、四国、いずれの方面からもアクセスしやすい。

  2. その2

    市街地は徒歩でまわることもできるが、岡山駅前発着の路面電車が便利。東山行きと清輝橋行きがあり、岡山カルチャーゾーンは東山行きの電停「城下(しろした)」が拠点になる。日中は約5分ごとに運行。岡山駅前から城下までは約5分、100円。

  3. その3

    観光地巡りに岡山市コミュニティサイクル「ももちゃり」を利用するのも楽しい。岡山市内に複数設置されているサイクルポート(専用駐輪場)で自転車を借り、違うサイクルポートへ返すことができる。ICカードなどで会員登録すれば、その場で利用可能。60分100円(詳しくは公式サイトをチェック)。

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