和歌山

串本・古座・すさみ

KUSHIMOTO / KOZA / SUSAMI

白亜の灯台がたたずむ本州最南端の地を目指し、遥か南へ

日本最大の半島・紀伊半島の最も南。本州最南端の地が潮岬だ。和歌山県西牟婁郡から新宮市まで広がる南紀熊野ジオパークの一端であり、古代からの火山活動や太平洋の潮流が侵食してつくり出した独特の海景観は、その力強さに圧倒されるほどの迫力を見せる。真っ白な姿が印象的な、高台にある潮岬灯台から広くの絶景を眺めるも良し、干潮の橋杭岩に並び立ち、その大きさに驚くも良し。多くの奇岩・奇石は見る角度ごとに表情を変えて、訪れる人々を楽しませてくれる。また、穏やかな太平洋ならではのレジャーとして、海中展望台のある串本海中公園で近海の魚を観察してみるのもいいだろう。さらに「すさみブルー」とも呼ばれる高い透明度と美しさを誇る海中を目指してみるのもおすすめ。その雄大な自然美に触れ、畏敬の念を感じずにはいられないはずだ。

recommend spot

エリアの見どころ

  • spot 01
    橋杭岩
    太古の昔に形作られた唯一無二の奇岩群に圧倒される
    串本から沖合の紀伊大島にかけて、約850mにわたり連なる大小40もの奇岩群。火成活動と波による侵食がつくり上げたダイナミックな景観は古くから見る者をひきつけ、弘法大師(空海)にまつわる伝説を生むことにもなった。
    紀伊大島を借景に、天に向かって立ち並ぶ橋杭岩
  • spot 02
    串本海中公園
    串本の海の魅力を詰め込んだ複合施設で海中散策を
    水族館、海中展望塔、海中観光船、ダイビングパークなど、串本の海にまつわるさまざまな体験ができる複合施設。水族館で生き物たちを観察したあとは、展望塔や観光船で自然に暮らしている様子を見てみよう。
    串本の海を満喫できる複合施設
  • spot 03
    潮岬
    太平洋を望む本州最南端の地は、歴史的なスケールも壮大
    言わずと知れた本州最南端の地・潮岬。かつて海軍の望楼が置かれた歴史からも、ここが海上交通の要衝であることがよくわかる。何物にもさえぎられない水平線を見れば、地球の大きさを肌で感じることができるだろう。
    「本州最南端」のオブジェは格好のフォトスポット
  • spot 04
    南紀熊野ジオパークセンター
    「ジオ」をキーワードに南紀熊野の魅力を再発見できる体験型施設
    白浜町の円月島や千畳敷、串本町の橋杭岩など、ダイナミックな自然美に彩られた紀伊半島南部。熊野信仰に代表される豊かな文化を育んだ大地は、2014年(平成26)に日本ジオパークに認定され、今まで以上に注目を集めるようになった。その情報発信や調査研究の拠点が、本州最南端の潮岬に位置する南紀熊野ジオパークセンターだ。館内にはプロジェクションマッピングで土地の来歴を紹介するコーナーや、子どもも楽しめる実験装置などがあり、五感を使って学びを深められるのが何よりの特色となっている。南紀熊野ジオパークセンターには、ガイド養成講座を修了したジオパークガイドが常駐。ほかに類を見ない景観が形作られた背景や、107か所のジオサイトそれぞれがもつ魅力について、実験なども交えながらわかりやすい解説を聞かせてくれる。定番の観光スポットも、より踏み込んだ知識をもって見てみれば、また違った表情を見せてくれるはず。潮岬へのドライブの折に立ち寄れば、その後の旅がさらに発見に満ちたものになること請け合いだ。
    潮岬観光タワーのすぐ隣に建つ
  • spot 05
    海中ポスト
    海中に沈むポストから届けられる少し変わった手紙
    テレビCMでも一躍話題となり、ギネス世界記録も保持しているすさみ町の海に沈む海底ポスト。水深10mからエアメールも送ることができるので、思い出の1枚を投函してみて。
    海中から手紙を出せる真っ赤なポスト
  • spot 06
    クラブノアすさみ
    すさみブルーの海を潜る絶景ダイビング
    和歌山県すさみ町の港にあるダイビングショップ。すさみブルーともいわれる、澄んだ青い海に潜ることができる。初心者におすすめのプランは所要時間約2時間で午前、午後と1日2回開催の「体験ダイビングプログラム」。機材などはすべてレンタルが可能で、ていねいなレクチャーのもと、未経験の大人はもちろん保護者の同意があれば10歳から体験することができる。ファミリーでダイビングに挑戦したい人にもおすすめだ。ダイビングでは、海底にずらっと並ぶテーブルサンゴやさまざまな種類の季節来遊魚、運が良ければウミガメに出合えることもあるそう。また、すさみの海の水深10mの場所には「世界一深いところにあるポスト」としてギネス世界記録にも認定された海中ポストが設置されているので、専用のはがきを購入して、記念に投函してみよう。
    受付事務所は初代海中ポストが目印
  • spot 07
    古座川県立自然公園
    大自然がつくりだす、巨大な一枚岩! 力強く不思議な景勝地
    「一枚岩」や「滝の拝」、「天柱岩」など自然がつくりだした雄大な景観が見どころの古座川県立自然公園。不思議な岩などがいたるところに存在する。サイクリングやカヌーで、自然をさらに近くに感じられそう。
    巨大な一枚岩がお出迎え!
  • spot 08
    樫野崎
    異国との交流に触れられる意外な場所
    本州最南端の地・潮岬(しおのみさき)。紀伊半島の南端、和歌山県串本町にあり、天気予報などで耳にしたことがある人もいるだろう。潮岬の東側にぽっかりと浮かぶ紀伊大島の、東端にそびえて海の安全を見守っているのが樫野埼(かしのざき)灯台だ。
    青い空と海に映える白亜の灯台
  • spot 09
    すさみ町立エビとカニの水族館
    海の生き物の魅力を満喫!
    熊野灘(くまのなだ)の波が打ち寄せるすさみ町の海沿いに立つ「すさみ町立エビとカニの水族館」。世にも珍しいエビとカニ専門の水族館として、通りすがりの観光客からマニアックなファンまで、興味をそそられた多くの人が来館している。
    エビとカニとその他の生き物たちが織りなす、めくるめく海の世界へ
recommend spot

人気スポット

recommend spot

旅のヒント

  1. その1

    関西方面から車で向かう場合は、阪和自動車道を南進。湯浅御坊道路、再び阪和自動車道、紀勢自動車道を経由してすさみ南ICへ。そこからは国道42号を利用する。大阪・堺JCTからすさみ南ICまでは2時間30分ほど。

  2. その2

    関西から電車で向かう場合は、JR紀勢本線を走る特急「くろしお」を利用し、新大阪駅から串本駅まで約2時間40分。

  3. その3

    名古屋から電車で向かう場合は、JR紀勢本線の特急「ワイドビュー南紀」で紀伊勝浦駅へ。普通列車に乗り換え、串本駅まで総計4時間30分ほどの旅となる。普通列車は1時間に約1本の運行となるので、時間に注意を。

recommend spot

関連記事

記事一覧
recommend spot

モデルプラン

和歌山のその他のエリア

+ -
back
open

串本・古座・すさみエリア