山の辺の道・桜井

YAMANOBE ROAD / SAKURAI

日本最古の道と古刹を楽しめる人気のハイキングルート

奈良盆地の東側に広がるエリア。山裾に沿うように続く「山の辺の道」は、『古事記』や『日本書紀』にも登場する日本最古の道といわれ、かつては奈良と桜井を結んでいた。現在は天理から桜井にかけてのルートがハイキングコースとして人気。物部氏の総氏神を祀る石上神宮や、花の寺として知られる長岳寺、古代の信仰の形を今に伝える大神神社など、道沿いには数々の見どころがある。山の辺の道の終着点である桜井エリアは、日本三文殊のひとつである安倍文殊院、大化の改新の舞台であり紅葉の名所でもある談山神社などの古社寺が点在。大和と伊勢を結ぶ伊勢街道沿いには、平安貴族の信仰を集めた長谷寺や、女人高野と呼ばれる室生寺など、ハイキングにも人気の古刹がある。

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エリアの見どころ

  • spot 01
    石上神宮
    ニワトリたちが闊歩する日本最古社のひとつ
    布留山(ふるやま)のふもとに鎮座する石上神宮。『日本書紀』に「神宮」と記されるのは、伊勢神宮と石上神宮の2つの社のみ。日本最古の神宮といわれる由縁だ。『日本書紀』に残る古道・「山の辺の道」のほぼ中間地点となっている。
    石上神宮の重厚な楼門
  • spot 02
    長岳寺
    花、石仏、地獄絵図。空海が開いたと伝わる大寺の名残を今に
    824年(天長元)、大和神社の神宮寺として創建された長岳寺。塔中四十八ヶ坊、衆徒300余名を数える大寺院の時代があったという。今はひっそりと山間にたたずむが、仏像、建築、庭と季節の花など、見どころ多彩だ。
    長岳寺本堂を池越しに眺める
  • spot 03
    大神神社
    美しい円錐形の三輪山(みわやま)を御神体と仰ぐ大和国一之宮
    御祭神に大物主大神(おおものぬしのおおかみ)を祀る大神神社。御神体は三輪山そのもので「原初の神祀りのさまを伝えるわが国最古の神社」として崇められ、全国から参拝者が訪れる。地域のランドマークとなっている大鳥居の規模は日本有数!
    日本最古の神社、大神神社拝殿
  • spot 04
    大美和の杜展望台
    三輪山(みわやま)と大和盆地に囲まれながらベンチでひと休み
    大神(おおみわ)神社の敷地にあるころんと丸い丘の上は、東に大神神社の御神体である三輪山、西に大和盆地という立地の展望台だ。三輪山登拝の受付をしている狭井(さい)神社近くにある案内板に従って歩いてすぐ。あるいは大神神社二の鳥居前から北に向かう道を取り、突き当たりの大直禰子(おおたたねこ)神社がある角を右折して行くルートもある。しばらく行くと久延彦(くえひこ)神社に到着、この久延彦神社からの眺望もすばらしく、また展望台へ抜けることができる。大美和の杜の東に沿う山道が日本現存最古の道「山の辺の道」であるため、古道歩きの途中に立ち寄り、ひと休みするハイカーも多い。展望台周辺は大神神社のササユリが植えられており散策道以外は進入禁止。5月頃の開花期は散策道から眺めて楽しませていただこう。\※季節や周辺の樹木の状態などにより、展望台からの眺望がさえぎられる場合あり。
    展望台から大神神社の大鳥居と耳成山(みみなしやま)を望む
  • spot 05
    安倍文殊院
    快慶の傑作「文殊菩薩」をご本尊とする日本三文殊の第一霊場
    安倍倉梯麻呂(あべのくらはしのまろ)が安倍一族の氏寺として建立した安倍山崇敬寺に始まる安倍文殊院。日本全国から学業成就や試験合格を祈願する声が寄せられる日本三文殊の第一霊場だ。陰陽師・安倍晴明ゆかりの地でもある。
    境内でもひときわ華やかな金閣浮御堂(きんかくうきみどう)
  • spot 06
    談山神社
    四季それぞれの美しさ。国を変えた「談(かたら)い山」の社
    桜、新緑、紅葉、雪景色。四季折々、どの季節も豊かな自然の美しさにあふれる談山神社。中大兄皇子と中臣鎌子が、現在の談山神社本殿裏山で極秘の談合をしたことから、その歴史が始まったと伝わる社である。
    談山神社拝殿を見上げる
  • spot 07
    長谷寺
    こもりくの泊瀬(はつせ)に訪ねる観音様と花の御寺
    真言宗豊山派の総本山であり西国三十三観音霊場第八番札所の長谷寺。本尊に十一面観世音菩薩立像を祀り、古くから尊崇を集め続ける観音信仰の根本霊場である。「花の御寺」としても名高く、境内のいたるところが美しい。
    長谷寺本堂。「大悲閣(だいひかく)」とも呼ばれる
  • spot 08
    室生寺
    緑に抱かれた優美な堂宇と仏様に会いに女人高野へ
    山深く、室生川のせせらぎのほとりに室生寺がある。かつて高野山が女人禁制であった頃から女性の参拝を受け入れていたことから「女人高野」と呼ばれるようになった。県内指折りのシャクナゲの花の名所でもある。
    鎧坂から金堂を見上げる
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旅のヒント

  1. その1

    山の辺の道はJRまたは近鉄天理駅、桜井駅が最寄り。全長約16kmの道のりをすべて巡るには1日がかりとなる。山の辺道自体をバスや電車で移動することはできないが、道と並行するように走るJR万葉まほろば線や路線バスを利用してコースを短縮することは可能。

  2. その2

    山の辺の道にはゆるやかなアップダウンがあり、道幅が狭い場所や舗装されていない場所もある。歩きやすい服装がおすすめだ。

  3. その3

    エリアの見どころはそれぞれ離れているので、1日ですべて巡るのは難しい。複数か所を巡る場合は近鉄大阪線が便利。

  4. その4

    車で行く場合、大阪方面からは西名阪自動車道から天理IC、京都方面からは京奈和自動車道から木津IC、国道169号を利用。山の辺の道には駐車場がないので、起点とする場所周辺の駐車場情報の確認を。

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