奈良

JR・近鉄奈良駅周辺

AROUND JR AND KINTETSU NARA STATION

歴史ある商店街や飲食店があり、宿泊施設も充実する古都・奈良の玄関口

奈良公園やならまちなど、奈良観光のスタート地点。周辺には商店街があり、グルメや土産物店が軒を連ねる。JR奈良駅周辺は整備され、ホテルなどの宿泊施設が近年増加。新幹線からの乗り入れが便利なこともあり、インバウンドや遠方からの観光客の利用が多い。駅前から三条通りを東へ進むと奈良公園方面へ行ける。大阪や京都など近郊からは、運行本数の多い近鉄奈良駅が便利だ。駅前の大宮通りから若草山が見え、奈良ならではの景色が広がる。JR・近鉄のどちらにも観光案内所があるので、旅の起点にするとスムーズに散策できるのでおすすめ。奈良公園周辺やならまちへは徒歩で行ける。もう少し足を延ばしたいなら、バスの利用が便利。お得なフリー乗車券などを活用して、奈良をたっぷり満喫しよう。

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エリアの見どころ

  • spot 01
    工場跡事務室
    つい長居したくなる、大正時代の記憶を残す工場跡のカフェ
    乳酸菌飲料の工場として稼働していた大正時代の建物を生かしたカフェ「工場跡事務室」。築100年近い時を紡ぐ建物は、国の登録有形文化財。東大寺の竹林を借景とした唯一無二の空間で、心ほどける時間を過ごしたい。
    2020年(令和2)に「旧長壽會細菌研究所工場および製品庫」として国の有形文化財に登録された
  • spot 02
    糸季
    生産量日本一! 奈良・広陵町が誇る、ここちよい靴下がそろう専門店
    靴下の生産量日本一の奈良県は、全国の靴下の5割を占めるという。ならまちにある「糸季(しき)」では、素材にこだわった履き心地のよい靴下をバリエーション豊かに取りそろえる。
    ぬくもりを感じる靴下がずらりと並ぶ
  • spot 03
    奈良町からくりおもちゃ館
    ユニークな仕組みに思わず歓声!?昔の遊びを学べるからくりおもちゃ
    ならまちにある「奈良町からくりおもちゃ館」は、趣のある町家の中で、江戸時代のからくりおもちゃを体験できる施設だ。こちらに並ぶおもちゃは、奈良大学の名誉教授・鎌田道隆(かまだみちたか)氏が学生らとともに、当時の史料などをもとに復元したもの。およそ200点にわたるからくりおもちゃを奈良市に寄贈したことから、実際に手にとって遊べる施設としてオープンした。舞台となる町家は、奈良市の都市景観形成建築物等に指定されている貴重な建物。中庭や茶室もあるなど、からくりおもちゃとともに、町家の意匠も楽しめる。1階の座敷には、常時20点ほどのからくりおもちゃが並び、自由に動かすことができる。使い方がわからなくても大丈夫。からくりおもちゃに精通したスタッフがていねいに教えてくれる。展示は2か月に1度程度で入れ替わるので、季節を変えて訪れるのも楽しい。また、月に1度のペースで、からくりおもちゃを実際に作る体験教室も行う。からくりの仕組みを知れば、いっそうわくわくすると評判だ。子どもだけでなく大人も楽しめる「奈良町からくりおもちゃ館」で、童心に返ってみてはいかが。
    左/横木を動かすとくるくる回る「からくり天狗」、右上/棒を引っ張ったり戻したりして遊ぶ「木挽き人形」、右下/蓋を開けると鳴き声とともにネズミが飛びだす「猫とねずみ」
  • spot 04
    池田含香堂
    170年余りの歴史を誇る、日本で唯一の奈良団扇専門店
    繊細な透かし彫りに、驚くほどの軽さ。手にとって扇げばなんとも軽やかな風が起こる奈良団扇。かつては多く存在した奈良団扇の専門店だが、現在では「池田含香堂(いけだがんこうどう)」のみがその伝統を受け継ぐ。
    美しい透かし彫りが施された奈良団扇がずらりと並ぶ
  • spot 05
    平宗 奈良店
    柿の葉の爽やかな香りが漂う伝統寿司
    奈良県南西部に位置する五條市から隣の吉野町にかけて、郷土料理として発展した柿の葉ずし。和歌山の熊野灘で獲れたさばを1本丸ごときつく塩漬けにして奈良へと運び、薄くスライスして食べていたのが始まりとされている。里山で暮らす人々にとって海産物は大変貴重なもの。握り飯と一緒に裏山にあった柿の葉で包み、重石をして保存。夏祭りに欠かせないご馳走として楽しんだ。土産にも最適な柿の葉ずしは次第に奈良の名物として広く知られるようになり、奈良駅周辺にも多くの店が並ぶように。なかでも平宗は、1861年(文久元)に吉野で創業した最も歴史のある老舗のひとつだ。店内で一つひとつていねいに手作りし、伝統の味を守り続けている。定番の鮭とさばのほかに、昭和天皇に献上した鮎ずし(夏季限定)や、大和牛のローストビーフを使った柿の葉ずしなどがバラエティ豊かにそろう。
    柿の葉ずし盛り合わせ1287円
  • spot 06
    もちいどのセンター街
    個性豊かな個人商店が勢ぞろい! ならまちへと続く歴史ある商店街
    奈良でいちばん古い商店街といわれ、飲食店から雑貨、ギャラリーまで100以上の店が軒を連ねる。「ならまち」へのルートということもあり、連日観光客で賑わいをみせる人気スポット。
    ひときわ大きな看板がアーケードの入り口
  • spot 07
    中谷堂
    口の中でとろける名物お餅
    三条通り沿い、もちいどのセンター街入り口に店を構える中谷堂。店頭では昔ながらの餅つきが行われ、その様子をひと目見ようと人だかりができる名物店だ。看板商品は素朴な味わいのよもぎ餅。香りの良い愛媛県宇和島産のよもぎの新芽に、佐賀県産のもち米、北海道十勝産のあずきなど、厳選した素材を使用する。1つ、2つと食べたくなるおいしさの秘密は、創業当時から変わらない高速餅つき。もち米が熱いうちに素早くつくことで、やわらかいのにコシがありよく伸びる餅になる。これは、店主の生まれ育った奈良県吉野で、昔から伝わる製法なのだとか。つきたては口の中でとろけるようにやわらかく、するりと喉を通っていく。少し時間が経つとコシが強くなり、餅本来の歯ごたえを感じられる。どちらも違った味わいでおすすめだ。
    息の合った掛け声の響く名物の高速餅つき
  • spot 08
    kakigori ほうせき箱
    全国のゴーラーが訪れる絶品かき氷
    氷室の守り神を祀る氷室神社が鎮まる奈良は、かき氷が自慢の店が多く全国からかき氷ファン「ゴーラー」が集まる。なかでも、もちいどのセンター街にある「kakigoriほうせき箱」はその火付け役的存在。今では定番となったエスプーマを関西で初めて取り入れ、見た目にも美しいかき氷が人気の専門店だ。奈良の食材や旬の果物を使ったソースやシロップが特徴で、常時5~10種の味がスタンバイする。写真は定番メニュー、大人の抹茶デラックスの秋冬バージョン。氷の中にはラム酒風味の和栗ペーストにミルクエスプーマ、西吉野産純粋はちみつなどが隠れ、食べ進めるごとに変化する味わいを楽しめる。大和抹茶ならではの香りや上品な渋みと苦みに、ラム酒の風味が利いた和栗ペーストがベストマッチ。遠方からわざわざ食べに来るのも納得のクオリティだ。予約優先なので、ウェブサイトで事前予約をしてから来店を。詳しくはInstagramをチェックしよう。
    大人の抹茶デラックス 秋冬バージョン 1500円
  • spot 09
    奈良のうまいものプラザ
    奈良県のおいしいものが勢ぞろい! 買い物&食事が楽しめる
    県内の生産者から直送される農産物や特産品を使った加工品など、奈良のおいしいものが集まるアンテナショップ。買い物だけでなく、店内奥のレストランでは食事も楽しめる。
    店頭では奈良のマスコットキャラクター、せんとくんがお出迎え
  • spot 10
    JR奈良駅旧駅舎(奈良市総合観光案内所)
    古都・奈良にふさわしい、仏教建築様式を取り入れた近代建築
    1934年(昭和9)から2003年(平成15)まで、奈良の玄関口として活躍していたJR奈良駅旧駅舎。現在は奈良市総合観光案内所として活用され、館内には観光に関する便利な設備が充実している。
    近代化産業遺産に認定されているJR奈良駅旧駅舎
  • spot 11
    くるみの木
    時代を超えて愛される、カフェ&雑貨ショップの先駆け的存在
    カフェ&雑貨ショップの先駆けとしてファンを増やし続けてきた「くるみの木」。カフェで季節替わりのランチやスイーツを味わったり、ショップで暮らしを彩る雑貨を探したり、心ほどけるひとときを過ごそう。
    四季折々に移ろう庭の植栽を眺めるのも、くるみの木を訪れる楽しみのひとつ
  • spot 12
    くるみの木 一条店
    奈良の老舗カフェで季節の恵みを味わうランチやケーキに魅了
    1983年(昭和58)にオープンしたカフェ&雑貨ショップ「くるみの木」の敷地中央にある、カフェ「くるみの木 一条店」。人気は、2~3週ごとに内容が替わる「季節のランチ」。「家族の健康を願ってひと手間かけて作るごはん」をイメージしてメニュー構成を考えているといい、この日のメニューは、「もちきびとひよこ豆のご飯」「麦味噌シチュー」「茄子のビーフン炒め」「柿となめこの白あえ」など全6品。彩り豊かな見た目の麗しさはもとより、栄養バランスも抜群だ。できるだけ地元奈良の素材を使っており、調味料の一部は、敷地内の「グローサリー」で購入することができる。フードメニューにはほかに、「オムライス」「鶏ささみと九条葱の梅ピッツァ」なども。オムライスには醤油を使うなど和の要素を取り入れたくるみの木ならではの味だ。店内の工房で作るケーキは、テイクアウトもOK。ベリーの生クリームケーキ、タルトショコラ、プリンなど季節限定のものを含め常時10種類ほどが並ぶ。窓に映る木々の緑や旅情をさそう電車を眺めながら、心ほどけるひとときを過ごしたい。
    「ベリーの生クリームケーキ」488円とオリジナルブレンドのコーヒー550円
  • spot 13
    cage(カージュ)
    長く大切に使いたい暮らしの道具に出合う、くるみの木セレクトの雑貨店
    「くるみの木」敷地内の奥まった場所にたたずむ雑貨店「cage(かーじゅ)」。白を基調とした店内には、くるみの木がセレクトしたグラス、陶器、カトラリー、籠など作家による手仕事を中心としたさまざまな生活道具が並び、洗練されたディスプレイを眺めるのも楽しみのひとつ。暮らしのなかの一部として、愛着をもって手入れしながら長く使えるものをセレクトしているといい、おすすめは、くるみの木オリジナルのアイテム。なかでも布巾は、奈良土産としても喜ばれる、鹿の刺繍入りの「白雪ふきん」、「蚊帳生地ふきん」、2枚重ねの「和ふきん」そして「さらし」の4種がそろい、どれもふだん使いに重宝。また、あまり知られていないが奈良が靴下の産地でもあることから、靴下メーカーと一緒に作ったオリジナルの靴下も。心豊かな毎日にそっと寄り添ってくれるアイテムとの出合いが待ち受ける。
    窓の向こうに見えるのはカフェ
  • spot 14
    大安寺
    887人もの僧侶が住み、修行に励んだ日本で最初の官立寺院
    大安寺の始まりは、聖徳太子が平群(へぐり)の地に仏教修行の道場として熊凝精舎(くまごりしょうじゃ)を創建したことによる。百済大寺、高市大寺、大官大寺と名と所を変え、平城京遷都にともない、この地に遷されたという。
    旧南大門の基壇の上に立つ南門。興福寺(こうふくじ)の境内にあった旧一乗院の門を移築、復元したものだ
  • spot 15
    不退寺
    伊勢物語の主人公、歌人・在原業平ゆかりの寺
    奈良市の市街地にあるとは思えないほど静かで、自然にあふれた不退寺(ふたいじ)。平安時代の歌人・在原業平(ありわらのなりひら)が住み、その屋敷跡が寺院になった。在原業平自身が造ったとされる「聖観音菩薩立像」が祀られている。
    住宅街を抜けるとひっそりとたたずむ門が見えてくる
  • spot 16
    あかしや ショールーム
    国指定の伝統工芸品、空海ゆかりの「奈良筆づくり」を体験
    株式会社あかしやは、1716年(享保元)創業という奈良筆の文化と伝統を継承する筆作りの会社。さまざまな書道筆や化粧筆を見たり、購入したりできるショールームでは、実際に筆作りを体験することができる。
    「筆づくり体験A」2420円。初級から中級者向けの太筆・細筆をのりで固めて仕上げる工程を体験できる。作った筆はお土産に持ち帰ることができる
  • spot 17
    帯解寺
    徳川家にゆかりのある日本最古の安産祈願のお寺
    858年(天安2)、子宝に恵まれなかった文徳(もんとく)天皇の皇后が祈願し、のちの清和(せいわ)天皇が誕生したことから地蔵堂を建立、勅命により帯解寺(おびとけでら)と名乗るようになったお寺。弘法大師の師である僧・勤操(ごんそう)が開創した。
    山門は江戸時代中期のもの。古材の組み方からもとは楼門造りだったことがわかっている
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旅のヒント

  1. その1

    JR奈良駅から近鉄奈良駅までは、歩いて15分ほど離れている。どちらの駅からも奈良公園やならまちなど、周辺観光地へ歩いて行けるが近鉄からのほうが近い。

  2. その2

    JR奈良駅からもちいどのセンター街へは、三条通りを東に進む。商店街の入り口に中谷堂があるので、目じるしにするとわかりやすい。

  3. その3

    近鉄奈良駅からもちいどのセンター街へは、駅前の東向き商店街を抜けると入り口が見える。

  4. その4

    バスのフリーチケットはJR・近鉄奈良駅の、奈良市総合観光案内所で購入できる。

  5. その5

    関西空港からJR奈良駅まで直通バスが運行している。所要時間は約1時間30分。

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