兵庫

淡路島

AWAJI ISLAND

自然豊かで食の宝庫としても知られる、注目施設めじろ押しの淡路島エリア。

古事記に国生みの島として登場し、現在は関西随一のリゾート地となっている兵庫県南部の淡路島。世界最長の吊り橋・明石海峡大橋を渡れば、豊かな自然に彩られた数々の施設や、海の幸、山の幸を味わえるスポットが待っている。以前は洲本市を中心とする東海岸に観光施設が多かったが、近年は西海岸にも注目のスポットがオープンしているので、ぜひ足を運んでみよう。ちなみに西海岸は、息をのむほどの夕日に出合える「淡路サンセットライン」がある絶景ドライブコース。島の各所を訪ねたあとは、オレンジ色に染まる道を走ろう。

recommend spot

エリアの見どころ

  • spot 01
    淡路ジェノバライン
    世界最長の吊り橋を海上から眺めるミニクルージング
    明石港と淡路島の岩屋港を結ぶ高速船・淡路ジェノバライン。かつては本州と淡路島の間を数多くの旅客船、フェリーが運航していたが、明石海峡大橋開通後、次々と姿を消した。2007年(平成19)から明淡高速船の航路を淡路ジェノバラインが引き継ぎ、運航を開始。2022年(令和4)6月現在、本州と淡路島間を運航する唯一の定期船となっている。乗船時間は13分。多くの船が行き交う明石海峡を航行し、くぐり抜ける明石海峡大橋を真下から眺めるダイナミックな景観を楽しむことができる。日中はもちろん、夕焼けの時間帯やライトアップされた橋が美しい夜の船旅もおすすめだ。高いビルに囲まれた明石港から淡路島の岩屋港に着くと、漁船が並ぶ古い漁師町の昔懐かしい風景が出迎えてくれる。2015年(平成27)に登場した新船「まりん・あわじ」号には125cc以下のバイク8台と自転車も20台まで積載可能。「アワイチ」と呼ばれる淡路島を自転車で一周するサイクリストに好評だ。
    明石海峡大橋の下をくぐり抜け、淡路島の岩屋港に入港する「まりん・あわじ」号
  • spot 02
    淡路島国営明石海峡公園
    緑に囲まれた東海岸沿いの国営公園
    淡路島の入り口にあたる淡路ICからもほど近く、休日にはファミリーでの利用も多い国営公園。季節の花や植物に囲まれ、大型遊具も備えているので、親子で楽しい時間を過ごせるはず。
    真っ赤なタコトピアリーがお出迎え
  • spot 03
    淡路ハイウェイオアシス
    島の名産品が勢ぞろいする複合施設に立ち寄ろう
    高速道路淡路SAから直通で行ける、自然あり、グルメあり、お土産ありの人気スポット。兵庫県立淡路島公園内の一部で淡路島の玄関口兼立ち寄りスポットとしても親しまれ、エントランスの広場からは明石海峡大橋が展望できるなど、眺めも抜群。オアシス館には、淡路牛や新鮮な魚介などが堪能できるレストラン「みけ家」や「すし富」のほか、フードコートの「おあしすキッチン」、島の特産品などを販売する物販エリア「物産館」があり、物産館は島内随一の品ぞろえでハイウェイオアシスでしか購入できない淡路島オリジナルのお菓子も充実。隣接する「花の谷」では、季節の花々や植物を眺めることもできる。また、別館レストラン「トレピチ」では、島内オリジナル太麺のピチを素材とした生パスタや黒焼きピザも楽しめるので、ランチにぴったりだ。
    看板の下には淡路島公園の大MAPを掲示
  • spot 04
    兵庫県立淡路夢舞台公苑温室「あわじグリーン館」
    世界各地の植物が大集合! 日本最大級の温室へ
    2021年(令和3)9月に淡路夢舞台温室が「あわじグリーン館」としてリニューアルオープン。世界の珍しい植物や、フォトスポットとしても人気のフラワーモニュメントなど、見どころ満載だ。
    展示室5。淡路島産真竹としだれヤナギで編む「ガーデンキャッスル」
  • spot 05
    兵庫県立公園 あわじ花さじき
    高原一面に咲きほこる、淡路島随一の花の名所
    四季折々の花々が咲き誇り、いつ訪れても美しい景色を楽しめる「兵庫県立公園 あわじ花さじき」。広大な花畑と海を一望できる展望デッキや淡路島の特産品を販売している直売所、カフェレストランなど施設も充実。
    駐車可能な台数も多いので安心
  • spot 06
    兵庫県立淡路島公園 アニメパーク ニジゲンノモリ
    人気キャラクターの世界に飛び込めるアドベンチャーパーク
    国民的アニメキャラクターや世界的人気映画の怪獣、人気ゲームの世界など、さまざまな世界観を演出する大型テーマパーク。非日常的な体験が、大人も子どもも夢中にさせてくれる。
    「NARUTO&BORUTO 忍里」の火影岩
  • spot 07
    淡路ワールドパーク ONOKORO
    世界の名建築がミニチュアになって大集合!
    親子で楽しめるさまざまなアトラクションや園内を滑走するジップライン、世界の遺跡を巡るウォータークルーズ、世界の有名建築のミニチュアなど、多ジャンルのエリアで遊び放題!
    イタリア南部の伝統建築「トゥルッリ」を模した屋根を戴くエントランス
  • spot 08
    淡路島西海岸周辺
    青い海の絶景とそこに沈む美しい夕陽を眺められる
    海の見えるレストランやホテルに、水のきれいな海水浴場、そして水平線に沈む夕日が人々をひきつける淡路島の西海岸周辺。ドライブコースとしても人気の風光明媚なこの地には、楽しいスポットがいっぱいだ。
    「緑の道しるべ 郡家公園」からの眺め
  • spot 09
    HELLO KITTY SMILE
    乙姫の衣装を着たハローキティと出会える幻想的な竜宮城へ
    ハローキティの大きな顔が浮かんでいるような外観が印象的なメディアアート&レストラン。中に入ると乙姫の衣装を着たハローキティが出迎えてくれ、プロジェクションマッピングやきらびやかな装飾に彩られた竜宮城へ。ウミガメの親子に案内されながら進むと、壁一面ぬいぐるみに包まれたエントランス、ドームシアターで繰り広げられるパーティー演出、体ごと入れる巨大な万華鏡エリアなどがあり見どころ満載。竜宮城を出ると、限定品も買えるグッズショップや、素焼きや焼き画体験のできるイベントエリア、海を眺めながら食事ができるレストラン「GARDENテラス」がある。レストランはメニュー豊富で、メインや飲茶を選べるコースもある。きれいな景色とおいしいものをたっぷり楽しめて、心もおなかもいっぱいになるはず。
    2階のテラスから大きなハローキティを見ることができる ©2023 SANRIO CO.,LTD.APPROVAL NO.L640006
  • spot 10
    HELLO KITTY SHOW BOX
    ハローキティが歌って踊るシアターレストラン
    華やかな演出によるハローキティのショーとグリーティングが楽しめるシアターレストラン。時期によってテーマを変えて披露されるショーは、シーズンごとでさまざまなテーマで開催され、仲間のキャストたちとともにハローキティが歌って踊るパフォーマンスを披露してくれる。ショーを見ながら楽しめる食事には、動物性食品を使用しない、見た目も味も「オドロキ」がいっぱいのヴィーガンランチを提供。スイーツまで付いたコース仕立てのランチメニューは、季節の素材を活かした旬の食事とバラエティ豊かな味わいで満足感も十分。ショーの最後にはグリーティングタイムがありハローキティと一緒に撮影が可能。写真を撮れば訪問のいい記念になる。
    プロジェクションマッピングを使った演出
  • spot 11
    のじまスコーラ
    閉校した小学校を活用する小高い丘の複合施設
    2010年(平成22)3月に閉校になった野島小学校をリノベーションして誕生した複合施設。入り口を入るとすぐに香ばしい香りが漂う「のじまベーカリー」があり、保存料や着色料を使わず国内素材にこだわったパンがずらりと並ぶ。地元野菜や島の特産品、ジェラート、珍しい古酒なども販売する直売所「のじまマルシェ」では、小さなフロアながら多種の商品をそろえており買い物にぴったり。愛犬と過ごせる「カフェ・スコーラ」や地産地消がテーマのレストラン「リストランテ・スコーラ」もあるので、ランチやカフェ目当てに訪れてもいい。屋外にはエサやり体験ができる「のじま動物園」があり、淡路島ではここにしかいないアルパカや触れ合えるモルモット、小屋の屋根の上を散歩するヤギなどの動物が暮らしている。
    かつて小学校だった面影が感じられる建物
  • spot 12
    淡路ファームパーク イングランドの丘
    植物と動物に癒やされる自然豊かなファームパーク
    四季折々の美しさを見せる植物や愉快な動物たちの集まる、自然を身近に感じられるファームパーク。野菜の収穫体験やキャンドル作り、ハーバリウムのクラフト体験もできるので、いろんなことに挑戦してみよう。
    入場してすぐにフラワーロードがお出迎え
  • spot 13
    大鳴門橋
    うずしおの上部に架かる、淡路島と四国をつなぐ吊り橋
    兵庫県南あわじ市と徳島県鳴門市をつなぐ大きな吊り橋。世界的にも珍しい渦潮の上部に架かっており、淡路島側では、島最南端の道の駅や神戸淡路鳴門自動車道のPAからその様子を見ることができる。
    対岸の四国まで見渡せる
  • spot 14
    うずしおクルーズ
    船の上から望む、世界最大級の渦潮は圧巻!
    南あわじ市福良港にある「道の駅 福良」では、世界三大潮流のひとつに数えられる鳴門海峡で生まれる「鳴門の渦潮」の絶景を体験できるクルーズ船が運行している。「咸臨丸」と「日本丸」は高くそびえるマストが印象的な帆船タイプの大型船で出港からワクワク感が止まらない。渦潮は大鳴門峡を挟んで瀬戸内海と太平洋の干満差によって鳴門海峡で生まれる自然現象。潮流が速くなる時間の前後1時間半程度に渦潮を見られることが多く、満月や新月の大潮の日には時速約20km/hの速さで海水が流れ込み、春や秋には直径約30mほどの大きな渦潮も期待できる。うずしおクルーズは福良港(ふくらこう)を出て大鳴門橋の下を周遊して港に戻る約1時間の船旅で、船上にはデッキのほかにボックス席やテーブル席、窓から海面スレスレの高さで見られる座敷などを完備。世界最大の渦潮を間近に見れば、感動すること間違いなし!
    現れては消える大迫力の渦潮
  • spot 15
    道の駅うずしお
    島西南端の道の駅で全国1位のご当地バーガーと淡路牛を満喫
    大鳴門橋(おおなるときょう)が間近に迫る、淡路島でいちばん西に位置する道の駅「道の駅うずしお」がリニューアル工事(令和7年3月までの予定)のため、すぐ近くの丘の上に移転して「道の駅うずしお in うずまちテラス」として仮店舗で営業。ここから渦潮は見られないが、島独特の碧く濃い海と広い空、正面には大鳴門橋と四国の山並みが楽しめる眺望スポットとなっている。豊富な島の特産品をそろえるショップがあり、全国ご当地バーガーグランプリで1位と2位を獲得したこともある淡路島バーガーなどを楽しめる。おみやげ選びに最適なショップ「うずのくに うずまちテラス店」には、島内最大級のオリジナル商品がなんと約100種類! スタッフ考案のユニークな新商品やここだけの限定品、契約農家の玉ねぎも販売。淡路島牛乳の焼き菓子や、島特産の玉ねぎを使ったドレッシングやスープ、レトルトカレーなどレアな商品も多数あるのでのぞいてみよう。
    「あわじ島オニオンビーフバーガー」850円
  • spot 16
    うずの丘 大鳴門橋記念館
    玉ねぎモチーフの撮影スポット満載の人気観光施設
    山道を登るとたどり着く、観光地として人気の高い複合施設。玉ねぎをはじめとした淡路島のグルメをたっぷり味わえるほか、玉ねぎにちなんだフォトスポットやゲームも設置。ここでしか買えないお土産スイーツをそろえるショップのほか、窓から大鳴門橋も望めるレストランでは「淡路島の絶品生ウニ」を使用した豪華なメニューがあり、海鮮や淡路牛をウニしゃぶで楽しめるぜいたく御膳も。施設内には小さな子どもと一緒に渦潮の仕組みについて学べる「うずしお科学館」があり、潮の干満差で生じる高低差を体で感じられるスライダーや、渦の大きさを表現したサークルパネル、スクリーンと水理模型でよりわかりやすく学べる「ウズネタリウム」もあるので、親子で渦潮について学んでみよう。
    シンボルの「おっ玉葱」と記念撮影を
  • spot 17
    海物焼 新島水産 東浦店
    淡路島の新名物、鮮度が命の生しらすを丼でたっぷりと
    毎年4月に解禁される「淡路島の生しらす」は、カタクチイワシの稚魚。潮流が速く栄養豊富な明石海峡で育ち、島の最北端にある岩屋港で水揚げされたしらすを、熟練の加工職人が選別して-40℃で急速冷凍し、獲れたての鮮度をそのまま閉じ込る。2022年(令和4)には島内の65の飲食店と宿泊施設でこのしらすを使った料理を提供している。海物焼 新島水産 東浦店で味わえる「生シラス丼」は、目にも美しい丼。ご飯の上に、海苔、たっぷりの青ネギ、そして銀色の生しらすがたっぷりと盛り付けられ、特製ダレで食べてもよし、生卵を混ぜると味はまろやかに。しらすの甘み、うまみはもちろん、食感もいろいろ楽しめる一品だ。ほかにも新島水産で人気なのが、アワビ、サザエ、大あさりなど焼き立てを楽しむ「磯焼きコース」。コースに付いている白いご飯を追加料金で「生シラス丼」に変更することもできる。夜は予約制となっているが、人気の店なので昼も予約がおすすめだ。
    風味豊かな「生シラス丼定食」1300円。生しらすの提供は例年4月から11月頃まで
  • spot 18
    五斗長垣内遺跡
    播磨灘を見渡す絶景の丘で古代のロマンの風に吹かれる
    海の景色が開ける遺跡の丘は、遥か昔、大規模な鉄器生産集落として金属器時代の幕開けの舞台となったところ。邪馬台国の台頭とともに忽然と消えた集落の謎。古代のロマンを感じさせる絶景の地へ。
    遺跡があるのは棚田やため池の多い淡路島北西部。標高約200mの丘の上に茅葺きの竪穴建物が復元されている
  • spot 19
    パルシェ香りの館・香りの湯
    香りの故郷、淡路島で自分だけのお香作り
    淡路島は香りの島、花の島。その魅力を集めた香りのテーマパークで、自分好みのお香や香水を手作り体験。花やハーブに癒やされ、さらに香りの温泉に入り、心も体もリフレッシュしよう。
    香りの館の建物はとんがり屋根が目印
  • spot 20
    伊弉諾神宮
    日本列島を生み出した神様が鎮まるおごそかな古社を詣でる
    淡路島は『古事記』や『日本書紀』に描かれた「国生み神話」の島。「はじまりの島」にふさわしい日本最古の神社を訪ね、神話の世界と今がつながっている神秘的な空間で、日本の成り立ちについてもゆっくり思いをめぐらせる旅へ。
    入り口の大鳥居は花崗岩製の神明型鳥居としては日本で最大級
  • spot 21
    洲本城跡
    洲本の町のシンボル、歴史ある水軍の城を行く
    広大な石垣の山城、洲本城(すもとじょう)。大阪湾や紀淡海峡を見下ろす城からの眺めは、洲本一の絶景だ。水軍の基地、大坂城の出城としての歴史や国内でも希少な石垣など見どころも多く、城マニア、石垣マニアにも人気の城だ。
    現在の模擬天守は1929年(昭和4)に建造された。現存する模擬天守としては日本最古のものだ
  • spot 22
    洲本レトロこみち
    淡路島の城下町、洲本にある小さな路地をぶらり
    淡路島のなかでも古い町並みが残る洲本の中心部。古い町家を生かした食堂やカフェ、ショップが並ぶ路地で、のんびりレトロな町歩きを楽しもう。旅の合間の小さな寄り道が、素敵な出合いを運んでくる。
    城下町に残る昔懐かしい町並み。人の温もりを感じられるレトロな小径へ
  • spot 23
    ギャラリー土坐
    島の豊かな土に触れ、伝統素材の和瓦の魅力に触れる
    淡路島の特産品、淡路瓦。島の良質な土で造られた瓦は整然と美しい家並みを作り出し、光や空を映して輝いている。島の恵みでもある土に直接触れて、自分だけの瓦アート作りができる南あわじのギャラリーへ。
    ギャラリー土坐に展示されている「瓦坐」は瓦の吸水性を生かしたコースター
  • spot 24
    美菜恋来屋
    多彩な食材の宝庫、淡路島の名産品を手に入れる
    古代より皇室や朝廷に食材を献上した「御食国(みけつくに)」として名高い淡路島。四方を囲む海からは豊かな海産物を、温暖な気候は滋味あふれる農産物をはぐくみ、今も島内の食糧自給率は100%以上という恵まれた環境を誇る。そんな島内の食材が集結するのが兵庫県内最大級の産直市場、美菜恋来屋(みなこいこいや)だ。館内に入ると、広い空間に多彩な商品がズラリと並んでいる。400近い農家が届ける新鮮な野菜や果物は種類も豊富で数も多く、特に玉ねぎは島内一の品ぞろえ。年間わずか100-200頭ほどしか認定されない希少な淡路ビーフを扱う精肉コーナーや旬の魚が並ぶ鮮魚コーナーもあり、産直ならではの価格で提供している。乳製品、はちみつ、野菜などの加工品、そうめん、地酒、クラフトビールなど、島の名産品や土産物はここに来ればほぼ手に入るといっていいだろう。2階にはカフェもあり、買い物の合間にランチやスイーツを味わうことができて便利だ。
    「淡路ファームパーク イングランドの丘」に隣接。淡路島土産に迷ったらここへ
  • spot 25
    淡路人形座
    島に根付いた伝統芸能、淡路人形浄瑠璃の世界へ
    神事から始まり、庶民の娯楽へと広がった郷土芸能、淡路人形浄瑠璃。人形と語り、三味線の3つがあわさり、観る人をドラマチックな物語の世界へと誘う。初心者にもリピーターにも楽しんでもらえるような多彩な演目が用意されている。
    中世の「戎舞(えびすまい)」が起源とされる淡路人形浄瑠璃。戎様が福を呼び込む
  • spot 26
    ひらまつ食堂
    島の南西端、港町の老舗食堂で旬の鮮魚を食べ尽くす
    淡路島を南北に縦断する国道28号線の南端に位置する福良(ふくら)港。目の前には渦潮で有名な鳴門海峡があり、周囲には豊かな漁場が広がっている。福良湾で育った「淡路島3年とらふぐ」や「淡路島サクラマス」、鯛、しらすなど、福良は海の幸の宝庫だ。そんな漁師町で人気の食事処が、ひらまつ食堂。港の福良漁業協同組合からすぐの場所にあり、いつも地元の人や観光客で賑わっている。中に入ると、その日の単品料理が書かれた短冊が貼られている。福良港や淡路島近海で獲れた新鮮な魚介を仕入れ、3代目店主・平松さんが腕を振るう。サワラの炙り、鱧の天ぷら、穴子の活き造りなど、魚好きにはたまらないメニューばかり。どれにするか迷ったら、いろいろな味を楽しめる「おさかな定食」や「造り定食」がおすすめ(昼限定)。昼の営業時間は短めなので、早めに来店するか電話で確認を。
    初夏なら皮が薄く、肉厚な沼島の鱧(はも)を。「湯引き」はふわふわの食感で、自家製梅肉を付けて食べると絶品だ
  • spot 27
    Awabi ware(アワビ ウェア)
    淡路島で継承される「民藝」の精神とものづくり
    江戸時代後期から明治時代にかけて、淡路島で栄えた珉平(みんぺい)焼(別名淡路焼)。その制作スタイルに学びながら、現代の食卓に合う日用食器を作り続ける工房へ。島の風土がはぐくむ新しい民藝の器を探して。
    古くからある掛け分けの手法を用いた平皿。二彩の皿が食卓を楽しく演出してくれる
recommend spot

人気スポット

recommend spot

旅のヒント

  1. その1

    淡路島には鉄道が乗り入れていないため、高速バスで向かう。関西国際空港、大阪国際空港(伊丹空港)、JR大阪駅、JR難波駅、JR新神戸駅、阪神電車神戸三宮駅、神戸空港などからそれぞれバスが出ている。

  2. その2

    車で向かう場合は、第二神明道路名谷JCTから神戸淡路鳴門自動車道へ。

  3. その3

    島内を観光する場合は、各スポットが離れているため、車がおすすめ。

recommend spot

関連記事

記事一覧
recommend spot

モデルプラン

兵庫のその他のエリア

+ -
back
open

淡路島エリア