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TravelBook
名古屋市南部
NAGOYA CITY (SOUTH)
戦国から江戸時代までの人々の息づかいを感じられる歴史情緒漂うエリア
名古屋市の熱田神宮から南部、特に名鉄名古屋本線沿いに南東へと広がるエリア。熱田神宮のある場所はもともと熱田台地と呼ばれる高台の南端で、すぐそばには海が迫っていた。江戸時代にはその熱田湊(みなと)周辺が東海道最大の宿場、宮宿であり、桑名宿への海路「七里の渡し」で結ばれていた。渡船場跡は現在、「宮の渡し公園」となっている。熱田神宮周辺は、こうした宮宿の繁栄をそのままに老舗料理店や和菓子店などが今も残る。そして、当時の東海道を江戸方面に向かうと現在の名古屋市緑区となり、有松・鳴海の古い町並みや、織田信長が今川義元に勝利した桶狭間の古戦場があるエリアだ。尾張と三河の国境付近で、古くから城や砦(とりで)が多く築かれてきた。有松や桶狭間の西側にある大高(おおだか)も、大河ドラマなどでよく地名が登場する。現在は「大高城址公園」や「鷲津(わしづ)砦公園」として、戦いの跡が残されている。
エリアの見どころ
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きよめ餅総本家
- 素朴な甘さが人気、熱田神宮の定番土産
- 熱田神宮の近くに、歴史ある和菓子店「きよめ餅総本家」がある。名鉄名古屋本線神宮前駅から南へ3分ほど歩くと、神宮東門交差点角に伝統を感じさせる白壁の店舗が見えてくる。江戸中期の1785年(天明5)頃、参拝者の疲れを癒やす「きよめ茶屋」が設けられたことに由来。その後、この茶屋にちなんで「きよめ餅」を売り出したところ、熱田名物として全国的に名が知れ渡った。昔の製法そのままに炊き上げたこし餡を羽二重餅でくるみ、「きよめ」の焼き印が押される。素朴で懐かしさを感じさせる味が好評で、名古屋ではお茶請けにもよく使われてきた。きよめ餅と「栗入りきよめ餅」が定番商品。年末年始を除く土・日曜、祝日限定で「きなこ」「抹茶」「ほうじ茶」味のきよめ餅がラインアップされる。お祝い事で重宝される「紅白きよめ餅」もあるが、こちらは予約注文制。ただし場合に応じて店頭に並ぶこともあるので、運試し感覚で気軽にのれんをくぐってみたい。
- スポットの詳細
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きよめ餅総本家
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spot 04
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宮きしめん 神宮店
- 熱田神宮境内でいただく、宮司が名づけたきしめん
- 熱田神宮境内にある参拝者の憩いの場「くさなぎ広場」。深い緑に囲まれたこの一角で参拝者の小腹を満たしてくれるのが、「宮きしめん 神宮店」だ。創業は1923年(大正12)で、神宮店は1979年(昭和45)頃に開店した。熱田神宮を発祥の地とし、宮司が「宮」の字を与え、名づけたのだという。名古屋名物のきしめんは「名古屋人の倹約志向から茹で時間を短くするために平たくした」などといわれているが、実際はこの地域特有の、しっかりした味の味噌や醤油ベースの出汁を存分に味わうために平たくなったのが有力な説だ。宮きしめんの醤油ベースのつゆも、厳選素材で取った出汁が利き、非常に香り高くうまみがある。夏は冷たいつゆでいただけるのがありがたい。つゆがからまったきしめんをツルリと平らげたら、別腹でぜひ甘味も。神宮店限定の「宮クリームぜんざい」は、ぜんざいに3つの味から選べるソフトクリームが載り、宮まんじゅうやキャラクターが描かれたゴーフレットまで付く。子どもにも大人にも喜ばれること請け合いだ。
- スポットの詳細
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宮きしめん 神宮店
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spot 05
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あつた蓬莱軒 本店
- 3度おいしい「なごやめし」。熱田で生まれた秘伝の味
- 熱田神宮周辺は門前町として発達し、東海道で最大の宿場「宮宿」があった場所だ。江戸時代末期の人口は1万人以上にのぼり、その繁栄は明治になっても続く。そんな宮宿で1906年(明治6)に創業したのが、ウナギ料理「ひつまぶし」の老舗「あつた蓬莱軒」だ。当時は出前が盛んで、丼が割れないように木のおひつで運んでいたという。また、ご飯を残されることが多く、ウナギを細かく切ってご飯と混ぜて出したところ、これが大好評。こうして、なごやめしの代表格「ひつまぶし」が誕生した。おすすめの食べ方として、1膳目はそのまま食べ、創業者の家系のみに受け継がれる秘伝のタレを堪能。2膳目は薬味を加えてさっぱりと。3膳目は出汁をかけ、茶漬けにして楽しむのが絶妙な組み合わせなのだとか。もともと料亭として始まったこともあり、「うまき」や「鰻肝煮」などのサイドメニューも充実している。なお、熱田神宮正門すぐ南には「あつた蓬莱軒 神宮店」があり、参拝後に秘伝の味を楽しみたいならこちらが便利。熱田神宮から宮の渡し公園に向かう途中にある「あつた蓬莱軒 本店」ともども、ぜひ立ち寄りたい名店だ。
- スポットの詳細
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あつた蓬莱軒 本店
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宮の渡し公園
- 東海道唯一の海路、七里の渡しの魅力を今に伝える
- 地図を見ると、今でこそ途中に国道が横切っているが、熱田神宮正門からまっすぐ延びる道の先にあるのが「七里の渡し」だ。ここ宮宿から桑名宿まで、東海道で唯一、当時の単位で七里の距離がある海路だった場所。現在は「宮の渡し公園」として、舟着場の雰囲気をそのままに、憩いの場として整備されている。公園内には1955年(昭和30)に「熱田湊常夜灯」を復元。この常夜灯はもともと、犬山城主だった成瀬家が江戸時代初期に建立したものだ。またそのすぐ隣には、熱田の人々や東海道を行き交う旅人に時刻を知らせた「時の鐘」も復元されている。こちらも同時期に尾張藩主の徳川光友の命で造られたもので、当時の鐘は神宮正門近くにある蔵福寺に保存されているという。公園内の松並木を歩きながら、当時の海側や旅籠(はたご)屋が並んでいた町側に目をやりつつ思いを馳せるのも楽しい。
- スポットの詳細
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宮の渡し公園
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有松・鳴海の古い町並み
- 東海道に残る、絞りで栄えた町の歴史と伝統
- 黒壁、黒格子に、白壁、なまこ壁。名古屋市緑区有松町の東海道沿いには、古い町並みが今でも残されている。江戸時代の風情を感じながらそぞろ歩きを楽しみ、ぜひお気に入りの「有松・鳴海絞」を見つけてみたい。
- スポットの詳細
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有松・鳴海の古い町並み
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井桁屋
- 小物から伝統的な本藍染め絞りまで取り扱う老舗
- 有松・鳴海絞会館のはす向かいに建つ「井桁屋」。創業は1790年(寛政2)で、有松絞りに携わって230年という老舗中の老舗だ。絞問屋として歴史を重ねてきたが、現在は小売業を中心に有松絞りの魅力発信に努めている。買い物の前に、まずは建物外観に目を向けてみたい。「服部家住宅」として愛知県の有形文化財に指定されている建物は、幕末・明治期の町屋建築の典型例だ。卯達(うだつ)・塗籠造(ぬりごめづくり)・漆喰虫籠窓(しっくいむしこまど)といった造りは、当時の防火対策とされている。店内に入っても天井に小屋組みが施されるなど、まるで幕末にタイムスリップしたような感覚になる。老舗として伝統的な本藍染めの絞りに力を入れるが、手拭いやハンカチなど小物類も充実。時代に合ったものをということで、絞りのマスクも取り扱っている。気軽に土産選びをしながら、伝統柄の絞り浴衣などの魅力にも触れられる貴重な店だ。
- スポットの詳細
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井桁屋
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剣の宝庫 草薙館
- 草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)を祀る熱田神宮の刀剣専門展示館
- 熱田神宮では2021年(令和3)に南神池周辺の修景工事を終え、参拝者の憩いの場となる「くさなぎ広場」を整備した。飲食施設や売店の並ぶ敷地内に、新たに誕生したのが「剣の宝庫 草薙館」だ。熱田神宮には三種の神器のひとつ「草薙神剣」が祀られていることから、現在にいたるまで数多くの刀剣の奉納が続けられてきた。これら現存する450口余りの宝刀を収め、参拝者にその歴史と価値を伝えるために建てられた刀剣専門展示館が草薙館だ。館内には刀剣や史料の展示スペースのほか(展示刀剣は随時入替)、草薙神剣と熱田神宮の由縁を紹介する映像コーナーがある。宝刀の展示ケースは全面ガラス張りで、表裏を鑑賞できるようになっているのがうれしい。目玉の展示は戦国時代、姉川の合戦で使われたとされ、長さ2mを優に超える「真柄大太刀(まがらのおおたち)」だろう。戦いのシーンを想像しながら、その迫力に触れてみたい。また、別室には刀剣の重量を体感できるコーナーも併設されている。
- スポットの詳細
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剣の宝庫 草薙館
人気スポット
旅のヒント
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その1
名古屋駅から熱田神宮に向かう場合、名鉄の利用が便利。地下鉄は乗り換えが必要だが、名鉄だと最寄りの名鉄名古屋本線神宮前駅まで1本でアクセス可能だ。名古屋本線と空港方面へ向かう路線が神宮前駅まで重複しているので、本数も多い。
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その2
熱田神宮を参拝するなら、車でのアクセスもおすすめ。正門・東門・西門にそれぞれ無料駐車場が用意されている。
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その3
名鉄名古屋本線有松駅は準急と普通しか停まらない。名古屋駅や神宮前駅から向かう場合、急行には乗らないよう気をつけよう。急行に乗ってしまった場合は名鉄名古屋本線鳴海駅で降りて準急・普通に乗り換えを。
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その4
桶狭間古戦場公園に向かう場合、有松駅からバスに乗るより、国道1号沿いの名古屋市バスの「有松小学校」バス停から乗るほうが、本数が多く便利。
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