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Mobility Story
長野
諏訪周辺
AROUND SUWA
八ヶ岳連邦のふもとに広がる絶景。温泉と歴史、アートの街
長野県のほぼ中心に位置している諏訪エリア。諏訪湖畔の下諏訪町、諏訪市、八ヶ岳のふもとに広がる茅野市、原村など、ひとつのエリアにたくさんの体験と歴史が詰まっている。中山道と甲州街道が交わる場所として栄えた下諏訪・上諏訪は、今も残る情緒ある宿場の街並みを楽しめる。リノベーションなどを通じて若者が生み出す新しいカフェや工房など、新旧文化の融合を味わえるのも魅力だ。茅野市、原村周辺は、国の特別史跡に指定された尖石遺跡(とがりいしいせき)をはじめ、国宝土偶「仮面の女神」が出土した中ッ原遺跡(なかっぱらいせき)など、多くの縄文遺跡がある地域。リゾート高原をつなぐビーナスラインの豊かな自然と絶景、そこに生まれた多くの文化、歴史を巡る旅を楽しみたい。
エリアの見どころ
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諏訪大社 下社春宮
- 華麗な彫刻が施された大隈流の代表作
- 下諏訪町に位置し、諏訪湖から北へ約2km、下社秋宮から北西へ1kmの場所に鎮座する。毎年2月から7月に神座が遷されるため、その名がついた。JR下諏訪駅から徒歩約20分、かつて多くの武士たちが流鏑馬(やぶさめ)の腕を競ったといわれるまっすぐな道を進むと、大鳥居が見えてくる。参道に入ると正面に「神楽殿」、その奥に「片拝殿(かたはいでん)」が左右に並ぶ「幣拝殿」がある。これは大隈流の造りで、秋宮の立川流と並んで江戸時代を代表する宮彫りの流派。技術の高さをうかがえる幣拝殿正面の彫刻は、じっくりと観察したい。境内には、縁結びにご利益のある「結びの杉」や、安産が祈願される「子安社」などがあるが、合わせて参拝したいのが「万治の石仏」だ。春宮に奉納する大鳥居の材料にしようと、ノミを入れたら石から血が流れ出したという伝説を持つことで知られている。独特な参拝方法があるので看板をチェックしてからお参りしよう。
- スポットの詳細
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諏訪大社 下社春宮
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諏訪大社 下社秋宮
- 交通の要所に鎮座する立川流の名建築
- 毎年8月から翌1月に神座が遷される下社秋宮は、旧中山道と甲州街道の分岐点の要所にあり、JR下諏訪駅から徒歩約15分。入り口の鳥居をくぐるとまず、樹齢800年の「根入りの杉」が真っ先に目に飛び込んでくる。杉を越えると見えてくるのが「神楽殿」。正面の大注連縄は御柱祭ごとに新しく奉製され、長さ約13mと出雲大社の注連縄と同型である。また、両脇の狛犬は高さ1.7mあり、青銅製では日本一の大きさだ。神楽殿の裏側へと進めば、左右に「片拝殿(かたはいでん)」が並んだ、二重楼門造りの「幣拝殿(へいはいでん)」がたたずむ。春宮と同じ図面で造られているが、こちらは当時の諏訪で新進気鋭の流派として名を上げていた立川流によるもの。流派の異なる大工たちが腕を競い合ったという秋宮と春宮の名建築を見比べながら参拝するのもおすすめ。
- スポットの詳細
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諏訪大社 下社秋宮
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諏訪大社 上社前宮
- 木立とせせらぎに包まれた諏訪信仰の原点
- JR茅野駅から徒歩約30分の場所に位置する上社前宮は、諏訪大社の御祭神が最初に居を構えたとされる諏訪信仰発祥の地。入り口の鳥居から参道を上っていくと、いたるところに風格ある大木がたたずんでいる。第二の鳥居から階段を上がったところには、諏訪大社の神事が行われる「十間廊(じゅっけんろう)」や、諏訪明神の祖霊が宿る御神宝が安置される「内御玉殿(うちみたまでん)」があり、そこからさらに200mほど坂を上ると見えてくるのが、木々に覆われた「本殿」だ。ここを中心に周囲をぐるりと一周歩くことができるので、4本すべての御柱に近づけるほか、本殿裏の神秘的な巨木にもぜひ注目したい。本殿の左側には名水「水眼(すいが)」の清流があり、古くから御神水として大切にされてきた。中世においては、この川で心身を清め、重要な神事の際に用いられたと記録されている。
- スポットの詳細
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諏訪大社 上社前宮
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諏訪大社 上社本宮
- 神体山を拝する、本殿を持たない諏訪造り
- 諏訪市に位置する上社本宮へは、JR上諏訪駅からバスで約30分。上社前宮からは約1.5km北西に位置する。入り口は北参道と東参道の2か所あるが、東参道が正門となる。入り口御門の奥、布橋と呼ばれる67mの回廊を進めば、右手には「二之御柱」や「勅使殿(ちょくしでん)」「五間廊(ごけんろう)」が、左手には、御柱祭ごとに建て替えられる「宝殿」に、徳川家康が寄進した「四脚門(よつあしもん)」などが建ち並ぶ。順路に沿って進むと参拝所があり、一般の参拝者が立ち入ることのできない斎庭(ゆにわ)を挟んで、奥に位置するのが「幣拝殿」だ。上社本宮は、本殿をもたない独特の建築様式「諏訪造り」が特徴。現在の建物は江戸時代に再建されたもので、境内にある社殿の多くが国の重要文化財に指定されている。おごそかな雰囲気のなか、貴重な建造物を拝観しながら悠久の時に思いを馳せよう。
- スポットの詳細
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諏訪大社 上社本宮
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八島ヶ原湿原
- 希少な植物の宝庫。標高1630mに広がる湿原を気ままに散策
- 標高は1630m。ビーナスライン沿いに広がる43万2000平方メートルの湿原は、およそ140万年前の霧ヶ峰一帯の火山活動をきっかけに生まれたとされる高層湿原だ。土砂や泥炭が蓄積してできる高層湿原は低温・湿潤の場所にできやすく、八島ヶ原湿原は日本の南限。18種類のミズゴケをはじめ、約360種類もの植物を見ることができる。大きなハート型をした湿原の周りには遊歩道が整備されており、一周はおよそ90分。平坦な道のりが続くので、気軽に散策できるのがうれしい。鳥の鳴き声や道沿いの花々、水に映る広い空。どの季節に訪れても、違った表情を見せてくれる。散策路の途中にある旧御射山遺跡(もとみさやまいせき)は、諏訪大社下社に縁のある鎌倉時代の遺跡。途中トイレはあるが自動販売機などはないので、水分と日差し対策を万全にしてハイキングを楽しみたい。
- スポットの詳細
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八島ヶ原湿原
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日本電産サンキョーオルゴール記念館すわのね
- 希少なアンティークオルゴールも現代の最高峰の音色も楽しめる
- 戦後の高度成長期には精密技術が集積し、「東洋のスイス」と評された諏訪地域。その中心のひとつがオルゴールの生産だ。オルゴールは18世紀末にスイスで発明され、日本では太平洋戦争後、諏訪湖周辺で生産されて発展。「すわのね」は、パイオニアで知られるニデックインスツルメンツ株式会社が運営するオルゴールの博物館だ。同社は日本最大のオルゴールメーカーで、ムーブメントの設計から編曲まで一貫生産している。1階では、同社の最高峰ブランド「オルフェウス」の常設展示のほか、おもに日本のオルゴールの歴史を年代順にわかりやすく展示している。4000曲以上を試聴できるコーナーも人気。2階には世界の貴重なアンティークオルゴールやストリートオルガンが並ぶ。巨大なディスク型、シリンダー型など精巧な造りと音色がすばらしいので、ぜひガイドツアーに参加しよう。自分だけのオルゴールを手に入れたい人は、「オルゴール組立体験」がおすすめ。クラシックからJPOPまでの約700曲から好きな曲を選び、メカを組んで調整し、ケースの絵付けなども可能。世界にひとつだけのオルゴールは一生の宝物になるだろう。
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日本電産サンキョーオルゴール記念館すわのね
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しもすわ今昔館おいでや
- 諏訪の時計づくりと黒曜石の歴史がわかる、2つの博物館が同居
- JR中央本線下諏訪駅から徒歩10分。諏訪大社下社や「日本電産サンキョーオルゴール記念館すわのね」のすぐ近くにある。「おいでや」には2つの展示施設が同居している。通りから入ったところにあるのは、時と時計のミュージアム「時計工房 儀象堂」。諏訪は日本近代時計発祥の地として知られ、館内では展示物を通して、時計の歴史を体感できる。諏訪の時計づくりの技術を伝えたいという想いから、1階には体験工房も設置されている。小さな子どもも楽しめるビギナーズコースから、機械の組み立てまでできる専門コースまで用意されているので、家族そろって物づくりの楽しさを体験してみよう。セイコーエプソンのOBが指導してくれる。中庭に出ると、世界で初めて完全復元に成功した天文時計「水運儀象台」が圧巻。中へ入ってじっくり見よう。奥の建物は、黒曜石と遺跡の博物館「星ヶ塔ミュージアム矢の根や」。下諏訪町には縄文前期から晩期までの黒曜石採掘跡が193か所も分布しており、国の史跡指定を受けた「星ヶ塔黒曜石原産地遺跡」もある。出土した遺物を今に伝える展示からは、黒曜石の歴史や当時の暮らしがしのばれ、興味深い。
- スポットの詳細
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しもすわ今昔館おいでや
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荻野屋 諏訪店
- できたての「峠の釜めし」を味わえる。諏訪店限定の釜めしも!
- 中央自動車道諏訪ICから1分。諏訪湖や蓼科方面からの帰りに立ち寄るのに便利な場所に「峠の釜めし」の荻野屋諏訪店がある。製造工場が隣接しているので、できたての温かい釜めしを食堂でいただけるのは大きな魅力だ。荻野屋が群馬県のJR信越本線横川駅で構内営業を開始したのは1885年(明治18)。当時の列車は、長野の軽井沢との間にある急勾配の碓氷峠を越えるため、補助機関車などを連結・切り離しする間、横川駅で長時間停車していた。その間にホームで駅弁を立ち売りしたのが荻野屋だ。列車の窓から声をかけ、大きな箱を首から下げた売り子さんから弁当を買うのは、旅の楽しみのひとつだった。1958年(昭和33)、旅客の「温かいお弁当を食べたい」という要望を採り入れ、益子焼の釜に入れた温かい「峠の釜めし」を発売して大ヒット。新幹線の開通で碓氷峠が廃線となったあとも、ドライブインへの販路拡大などで人気は衰えず、現在も1日平均7000個以上、累計で2億個近く売り上げているという。諏訪店は、釜めしの顔ハメやカプセルトイもある楽しい店で、敷地内に話題の精肉店「あんずお肉の工場直売所」もオープン。最上級の宮崎牛や希少部位などが人気。
- スポットの詳細
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荻野屋 諏訪店
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北八ヶ岳ロープウェイ
- アルプスの眺望と謎多き溶岩台地の散策を満喫
- 八ヶ岳中信高原国定公園にあり、ビーナスラインのドライブの途中、60~90分あれば寄り道できる。ロープウェイ山頂駅の上に広がる坪庭は、岩石の隙間に高山植物が咲く独特の景観。地質学的なおもしろさも魅力だ。
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北八ヶ岳ロープウェイ
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茅野市尖石縄文考古館
- 日本で2番目に古い国宝も! 縄文時代の土偶などを展示する博物館
- 諏訪湖から八ヶ岳にかけてのエリアは縄文時代の遺跡の宝庫。特別史跡「尖石(とがりいし)石器時代遺跡」の隣には、八ヶ岳山麓に栄えた縄文時代の遺物を展示する博物館があり、目玉は2点の国宝土偶。いざ縄文へ!
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茅野市尖石縄文考古館
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cafe sabot(カフェ・サボ)
- 絵本から飛び出したような世界観に浸れる自然志向のカフェ
- 八ヶ岳の山麓に、アート感覚あふれるカフェがある。世界を旅したオーナー夫妻が、各国で出会った人々の生活と豊かな食文化に刺激を受けてオープンした店で、強烈な個性を放ちながらも実に居心地のよい空間。料理はもちろん建物もインテリアも自然素材にこだわっているからだろうか。こだわりのメニューは旬の食材を大切にしているため、時期によって異なる。店の自慢は、フランスのブルターニュ地方発祥といわれる蕎麦粉のクレープ、ガレットだ。ベーコンや玉子を使ったものとヴィーガンとがあり、後者はファラフェル(ひよこ豆のコロッケ)、ヴィーガンチーズ、ナッツ、そして地元で採れた野菜がたっぷり。さまざまな食感も楽しめる。ガレットは日・月・火曜のみ、石窯ピザは土曜のみの提供だ。食後には白砂糖不使用のスイーツやシェイク、酵素ジュースもおすすめ。場所は、蓼科に上がるビーナスラインから脇道へ入ったところで、イオンタウン茅野のすぐ裏だというのに、田んぼに囲まれたのどかな風景に癒やされる。
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cafe sabot(カフェ・サボ)
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小さな絵本美術館 八ヶ岳館
- 絵本の世界に迷い込んだような白樺林にたたずむ美術館へ
- 八ヶ岳のふもと、ペンションの多い原村に広がる白樺林にたたずむ美術館で、澄んだ空気と美しい自然も魅力のひとつになっている。諏訪湖近くのリンゴ畑のなかに建てられた「小さな絵本美術館」の分館として、1997年(平成9)に開館した。主宰は、『いそがしいよる』をはじめとする「ばばばあちゃん」シリーズの作者で、絵本作家のさとうわきこさん。美術館に続く小道を行くと、出迎えてくれるのは「ばばばあちゃん」の看板だ。入り口でスリッパに履き替えたら、展示室へ。八ヶ岳館では、春・夏・秋の年に3回、企画展を開催。展示は会期ごとに替わり、おもに国内外の名だたる絵本作家たちの原画展が開かれている。約1000冊の絵本が所蔵された図書コーナーは、子どもも大人も自由に絵本を広げることのできる空間だ。隣には喫茶ルームもあり、窓の外に広がる豊かな森を眺めながら、季節のおいしいおやつと飲み物を楽しめる。夏は八ヶ岳館に泊まって工作や遠足、花火などを体験する2泊3日の「おとまり美術館」を開催している。
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小さな絵本美術館 八ヶ岳館
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カナディアンファーム
- 森のなかの独創的な世界で食材から手作りのオーガニック料理に舌つづみ
- ペンション村と高原野菜で知られる八ヶ岳山麓の原村(はらむら)。「小さな絵本美術館 八ヶ岳館」のすぐ先から、カナディアンファームの大きな木の看板を曲がり、砂利道へ入って200ⅿほど走ると、一風変わったログハウス群が見えてくる。廃材アーティストとしても知られる料理人のハセヤンこと長谷川氏が、1982年(昭和57)に始めた自給自足の世界だ。材料は自然素材と廃材。設計図なし。ハセヤンを慕って集まる仲間とともに造った。大きな石釜も薪ストーブも手作り。石窯で温めた湯を調理や皿洗いに使い、2万平方メートル以上ある農地で育てた無農薬野菜に、八ヶ岳の雪どけ水がシャワー(これも手作り)となって降り注ぐ。エコ、サステナブルといった言葉が普及するよりずっと前から、ハセヤンはここで持続可能な生活を実践してきたのだ。料理は、ハセヤンがかつて暮らしていたカナダ・ケベック地方の家庭料理が中心。料理に添えるのは天然酵母の石窯焼きパンか、それとも馬で耕した田で採れた古代米にするか、悩むところ。石窯でじっくりと火を通したチキンは皮がパリッ、肉はじゅわっとやわらかで、ソースがまた絶品! 注文してから30分ほどかかるので、その間に、木の枝を組んだジャングルジム、ツリーハウスなどを見てくるといい。
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カナディアンファーム
人気スポット
旅のヒント
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その1
諏訪湖周辺には、オルゴールや時計、絵画、工芸などの美術館、博物館が集まっている。各館工夫を凝らした体験や企画展にも注目したい。
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その2
街のなかに日帰り入浴施設が多く、散策と合わせて温泉を楽しめるのが諏訪エリアの特徴。なかでも下諏訪町は、4か所にある汲み湯スポットや「しもすわ開運温泉巡り」などのコンテンツも楽しい。
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その3
蓼科高原や霧ヶ峰高原など、美しい高原リゾートはドライブやハイキングにおすすめ。自家用車やレンタカーのほか、バスなどの公共交通機関を上手に組み合わせて走りたい。
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その4
7年に一度の奇祭「御柱祭」は諏訪エリアの一大行事。確実に見るためには、事前にウェブサイトなどで情報の出る有料チケットの購入がおすすめだ。
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その5
毎年8月から9月にかけては、諏訪湖の花火が有名。湖に色とりどりの花火が打ち上がる様は必見だが、車も電車も渋滞必須のイベントなので、早めの移動と余裕を持った旅程を組みたい。