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福井
あわら・坂井
AWARA / SAKAI
福井を代表する超絶景の景勝地や、趣ある港町を巡る
リアス式の長い海岸線を有する福井県にあって、特に県北東のあわら・坂井エリアの沿岸部は、知名度全国区の「東尋坊」を中心とした観光誘客ゾーンとなっている。1000万年以上の時をかけて海と大地が造り上げた断崖絶壁と奇岩群は、見ておいて損のない驚異の景勝だ。関西の奥座敷に例えられるあわら温泉が同エリアのあわら市にあり、泊まりがけの旅行にも適している。また、九頭竜川の河口に位置し、北前船の寄港地として栄えた坂井市三国地区は、築かれた富を物語るように和洋のクラシカルな建築が立ち並ぶレトロな街並みが自慢。散策やレンタサイクルを利用した観光にもってこいの地域だ。大自然の造形美と人が育てた文化をあわら・坂井エリアでは、まとめて楽しめる。さらに、越前ガニの本場でもあり、漁獲解禁となる11月上旬以降、エリア内の温泉旅館、民宿、飲食店、鮮魚店は多くの観光客や地元客でにぎわいを見せる。
エリアの見どころ
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三國湊座
- 地元産ラッキョウが味のアクセントの名物バーガー
- 三國湊きたまえ通りにある三國湊座は、軽食や甘味、コーヒー、お酒などを楽しめる食堂兼喫茶店。2006年(平成18)の開店以来の看板メニューは、三国特産のラッキョウを刻んで挟み込んだ「三國バーガー」だ。かぶりつくと、パンズのもちっとした歯ごたえにまず驚く。小麦粉に炊いたご飯を練り込んで焼き上げることで実現した食感だ。福井県産ビーフと国産ポークを合いびきしたパティはつなぎ不使用で、肉のうまみががっつりと感じられる。レタスと玉ねぎのみずみずしさやトマトの酸味、自家製ソースの深いコク、そしてラッキョウの甘みが口の中でバランスよく混ざり合い、ボリューム満点だがペロリと平らげられる。このほか、地産の甘えびとガサえびを使った「エビクリームカツバーガー」や、かつお節と昆布のだしが利いた「みなとラーメン」も人気メニューだ。さらに同店は、文化発信拠点の機能を兼ね備えており、音楽ライブや演劇などが不定期で開催されている。
- スポットの詳細
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三國湊座
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旧岸名家
- 三国湊の豪商の暮らしぶりを伝える、国登録有形文化財の商家
- 三国湊きたまえ通りの一角にある「旧岸名家」は、三国湊が北前船交易の拠点として栄えた江戸時代後期、1800年代半ば頃に建てられた、同地特有の「かぐら建て」の商家だ。2004年(平成16)に旧三国町が修復し、一般公開した。国登録有形文化財でもあるこの家屋には、代々、「新保屋岸名惣助」(しんぼやきしなそうすけ)を名乗った材木商が住み、商いをしていた。正面口から入るとすぐ脇には、そろばんの置かれた帳場があり、番頭と来客が商談していた様子を思わず想像してしまう。正面口から建物の奥へと延びる土間の通路には、淡い青緑色の石が敷き詰められている。笏谷石(しゃくだにいし)という福井産の高級建材だ。漆と金箔の対比が美しい三國仏壇がある座敷、かまどや囲炉裏が設置された台所、瀬戸焼の便器を備えた雪隠(せっちん)なども、商人の生活をうかがい知るうえで見逃せない。2階は「三国ゆかりの文化人展示室」となっており、岸名家の初代当主・岸名昨襄(さくのう)が1707年(宝永4)に創設した俳諧結社・日和山吟社(ひよりやまぎんしゃ)の歴史などを紹介している。
- スポットの詳細
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旧岸名家
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旧森田銀行本店
- 大正の三国湊に欧州の風を吹き込んだ、豪商の銀行跡
- 旧森田銀行本店は、三国湊を代表する豪商・森田家が1920年(大正9)に建てた、福井県内最古の鉄筋コンクリート造り建築だ。森田家は中世以来、廻船業を営んできたが、明治時代になって当主の森田三郎右衛門が北前船による商売の退潮を察知して業種転換し、1894年(明治27)に銀行を開業した。銀行建物を設計したのは建築家の山田七五郎氏。外観は、同氏が手がけた横浜市開港記念会館と同様、ギリシア建築やローマ建築の要素を取り入れた古典主義的なデザインが特徴だ。中に入ると、かつて営業室だった吹き抜けの空間が広がり、四方の壁は白漆喰で塗られ、気品を感じさせる。ケヤキの1枚板で作られたカウンターと、鉄筋コンクリートに漆喰を塗りつけて大理石風に仕上げた独立円柱も見ごたえがある。また、寄木張りの床や、1つの素材にほかの素材をはめ込む象嵌(ぞうがん)技法で模様を描いた腰板などには、地元の大工職人の高度な技が生きており、時間を忘れて見入ってしまう。
- スポットの詳細
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旧森田銀行本店
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一筆啓上 日本一短い手紙の館
- 「一筆啓上賞」の入賞作を展示。幻想的な映像展示に時間を忘れる。
- 日本一短い手紙のコンクールとして1993年(平成5)にスタートした「一筆啓上賞」で知られる坂井市丸岡町。町のシンボル丸岡城のそばにあるこの施設では、同賞の入賞作を、趣向を凝らした方法で紹介している。
- スポットの詳細
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一筆啓上 日本一短い手紙の館
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一筆啓上茶屋
- 手打ちのおろしそばが人気。福井土産や丸岡城グッズも豊富
- 丸岡城の駐車場の目の前にある一筆啓上茶屋は、飲食店や土産物店、観光情報センターを併設する複合施設だ。正面から入って左手にあるそば処では、丸岡産の玄そばを石臼で挽いて手打ちした香り高いそばが人気を集める。おろしそばにソースカツ丼が付いた「福井県人セット」は福井の名物グルメを一度に楽しめるおすすめメニューだ。右手の奥にあるカレーランドは若狭牛を使った牛すじカレーなどを提供しており、スパイスの香りが食欲をそそる。施設前のショップでは、丸岡産コシヒカリの米粉を練り込んだお焦げソフトなど、こだわりのソフトクリームも味わえる(3月下旬-11月中旬)。売店では羽二重餅をはじめとする銘菓のほか、へしこ、日本酒、若狭塗の箸といった福井土産が豊富にそろう。丸岡城関連グッズもたくさんあり、マグネットやノート、クリアファイルなど、ここでしか手に入らないものもあるので、ぜひチェックしてほしい。
- スポットの詳細
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一筆啓上茶屋
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谷口屋
- 伝統製法で作る油揚げが名物。大豆の風味が際立ち、食べごたえ満点
- 谷口屋は1925年(大正14)創業の油揚げと豆腐の老舗である。とりわけ有名なのが伝統的な製法で作り続けている油揚げだ。国産大豆と越前海岸の海水から取れたにがりで作った油揚げは、1枚が縦・横およそ13cm、厚さ約3cm、というビッグサイズ。1時間かけてじっくりと揚げられ、外はサクサク、中はふんわりとジューシーな食感だ。お食事処のメニューのいちばん人気は、揚げたて熱々の大きな油揚げが丸々1枚付いた「油あげ御膳」だ。焙煎していないごまを低温圧搾した油で揚げてあるため、さっぱりとしていて、大豆の風味が際立つ味わいだ。まずは何も付けずに味わってみて、好みに応じて、大根おろしや越前醤油、越前塩、柚子ポン酢、一味唐辛子で味を変えながら食べ進もう。なお、お食事処は70席あるが、土・日曜のピーク時は1、2時間待ちになることも多く、ネットでの予約がおすすめだ。また、ショップを併設しているので、お土産用の油揚げはこちらで購入しよう。
- スポットの詳細
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谷口屋
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あわら温泉屋台村 湯けむり横丁
- 赤ちょうちんが並び、地元住民と観光客の交流が生まれる空間
- えちぜん鉄道あわら湯のまち駅の正面口を出てすぐの場所にある「湯けむり横丁」には、おでん、鉄板焼き、フレンチなど、多様なジャンルの居酒屋が10軒並ぶ。夕暮れどきになると赤ちょうちんに灯がともり、仕事終わりの地元客や、あわら温泉に宿泊する観光客らが数多く集まってくる。店はいずれもコンテナを改装しており、カウンターのみで10席未満。決して広いとはいえないが、それ故に店内では濃厚な会話が生まれ、常連と観光客が意気投合することは珍しくない。「ちょっと一杯」のつもりが「隣の店で、もう一杯」となるのも、ここではよくあるシーンだ。湯けむり横丁は、あわらの活性化を目指す地元の青年らが発足したプロジェクト「あわら湯けむり創生塾」が旗を振り、2007年(平成19)に誕生した。同プロジェクトが出店者を選ぶ際には、客と会話を楽しめる店長であるかどうかを指標としており、どの店も開放的。ふだん居酒屋に行き慣れていない人や、「一見さん」でも楽しめるのが、この屋台村の特徴だ。店主らのもてなしの方言を肴(さかな)に、あわら温泉の夜を存分に満喫してみよう。
- スポットの詳細
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あわら温泉屋台村 湯けむり横丁
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三国提灯 いとや
- 三国祭に欠かせない伝統の提灯(ちょうちん)作りを見学・体験
- 三國湊の一角にある三国提灯 いとやは、1791年(寛政3)に創業した提灯作りの老舗だ。一般的に提灯は、いくつかの店による分業で製造されることが多いが、いとやでは骨組み、越前和紙の貼り付け、絵付けといった工程を一貫して、すべて手作業で行っている。同店の提灯は、細部のていねいな造形と、越前和紙を透過するやわらかな光が特徴。「三国提灯」は福井県郷土工芸品に指定され、地元の三国祭の際には、町なかのいたるところに飾られる。また、全国の寺社から制作依頼があり、近年は、フランスのデパートで常設展示されるなど海外での注目度も高い。店舗に行くと、タイミングがあえば作業の様子を見学可能だ。同店は三国提灯の魅力を広く伝える活動にも力を入れており、1時間程度で完成する提灯の手作りキットを店頭で販売。さらに、いとやから徒歩1分の場所に立地する「いとや工房」で、「三国提灯づくり体験」(3600円)と提灯絵付け体験(2500円)のできるワークショップを行っている。平日午後限定、予約制。伝統の技術に、ぜひ触れてみよう。
- スポットの詳細
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三国提灯 いとや
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千古の家(坪川家住宅)
- 茅葺き屋根の造形が圧巻。豪族の生活を今に伝える県内最古の民家
- 中世末期から江戸時代初期に建てられたとされる福井県で最古の民家。地方の豪族の生活様式を知ることができるとして国の重要文化財に指定されている。予約すれば囲炉裏端でランチも可能。ハナショウブの名所としても有名だ。
- スポットの詳細
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千古の家(坪川家住宅)
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人気スポット
旅のヒント
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その1
自動車利用の場合は、福井方面からは北陸自動車道丸岡IC、金沢方面からは金津ICで降りて、目的地にアクセスを。
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その2
JR利用の場合は、芦原温泉駅で下車。駅前発の京福バス利用で東尋坊までは約40分だ。
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その3
えちぜん鉄道三国芦原線であわら・坂井へ足を運ぶ方法もある。同線の起点となる福井駅はJR福井駅と隣接しており、JRからの乗り継ぎに不便はない。同線三国駅やあわら湯のまち駅を目指して、ローカル私鉄の旅を楽しんでみよう。三国駅から東尋坊までは京福バス利用で約10分の時間距離。
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その4
カニ解禁は例年、11月6日ないしは7日の「立冬」の日。冬はおいしい味覚の魅力がプラスされるシーズンだ。