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トリップノート
石川
七尾
NANAO
豊かな自然と歴史ロマンあふれる能登の要所
能登半島のほぼ中央に位置する七尾市は、かつて日本最大級の山岳城、七尾城が築かれていた場所で、城山にあった松尾、竹尾、梅尾、鶴尾(菊尾)、亀尾、竜尾、虎尾という7つの尾根が地名の由来とされる。七尾湾に面し、東に山々、南には平地が広がる自然豊かな地域で、山海の幸にも恵まれており、いつ訪れても四季折々の景色と味覚が楽しめる。平2011年(平成23)6月、世界食糧農業機構(FAO)により、日本および先進国で初めて世界農業遺産に登録された「能登の里山里海」の一部でもある。また、石川県のなかでも特に高い人気を誇る和倉温泉は七尾にある。開湯1200年。加賀藩前田家3代・利常によって湯治場として整備され、今につながる発展を遂げた歴史も有する。全国でも珍しい海に湧く温泉であり、塩分を含んだ湯に浸かれば体が芯から温まる。
エリアの見どころ
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ル ミュゼ ドゥ アッシュ辻口博啓美術館
- 能登が生んだ世界的パティシエのアートとスイーツを味わう
- 七尾市出身の世界的パティシエ、辻口博啓氏のミュージアム&カフェ。美術館には砂糖の芸術作品、シュークルダールなどを展示。氏が「菓子作りの原点」と公言する七尾湾内の世界を表現した「海の中の銀河」は幅8mの超大作。LEDで照らす光の演出により、スイーツが持つ無限の可能性を表現している。おもてなしや居心地の良さも大切にする辻口氏らしく、カフェは窓の外に広がる七尾湾の風景を取り入れた開放的な空間。ショーウインドーには季節限定品も含め常時20種ほどのケーキが並び、お土産に最適なドーナツ、パウンドケーキなどの焼菓子もそろう。揚浜塩やのとミルクのほかブルーベリー、能登栗、五郎島金時(さつまいも)といった季節の味覚まで能登や石川県産の素材を積極的に取り入れ、香りや食感の重なりまで計算されたスイーツは洗練の味わい。色合いや見た目の華やかさも優雅なティータイムにぴったりだ。
- スポットの詳細
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ル ミュゼ ドゥ アッシュ辻口博啓美術館
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石川県能登島ガラス美術館
- ユニークな建物とともに楽しむガラス工芸の世界
- 国内初のガラス芸術をテーマにした美術館として建設された石川県能登島ガラス美術館。世界的に評価されたガラス作品の収集、展示のほか、ガラス芸術に関する情報発信などを行っている。
- スポットの詳細
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石川県能登島ガラス美術館
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花嫁のれん館
- 一生に一度だけ使う婚礼道具「花嫁のれん」の世界に触れる
- かつて加賀藩の領地だった能登・加賀・越中で幕末から明治にかけて始まり、今もなお続く婚礼の風習、花嫁のれんにスポットを当てた小さなミュージアム。花嫁は嫁入りの際、嫁ぎ先の仏間の入り口にかけられた「花嫁のれん」をくぐり、先祖にあいさつをする。多くは加賀友禅や加賀染めの技法で作られたもので、それぞれが色や柄に娘への思いが込められている。花嫁のれん館では、結婚式が終われば人目に触れることのないこのぜいたくな婚礼道具を数多く展示。常設展示室では明治から平成に作られた10枚を並べ、素材や色合い、柄や巾などの違いや時代ごとの特徴を紹介する。七尾町屋を再現したコーナーでは、要予約で白無垢または打ち掛けを着て「花嫁のれん」をくぐる体験ができる。紋付袴も用意されており、本物の婚礼さながらの写真を残すことができると評判だ。
- スポットの詳細
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花嫁のれん館
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高澤ろうそく店
- 天然素材のやさしい灯り、和ろうそくの老舗
- 江戸時代、北前船の寄港地だった七尾では、材料調達から出荷までを行える地の利を生かし盛んにろうそくが作られ、信仰心のあつい土地柄も手伝って一般家庭にも普及した。高澤ろうそく店は1892年(明治25)の創業以来、ていねいな手仕事による伝統的な製法で和ろうそくを作り続ける県内唯一の製造元。現在は希少伝統工芸品となった七尾の和ろうそくは、植物ロウを主原料とし、芯には和紙とイグサ科の植物である灯心草(とうしんそう)を用いる点が特徴。煤(すす)が出にくく、炎が消えにくいため寺院などで重宝されてきた。現代の暮らしにも揺らめく炎の癒やし効果を取り入れやすいと若い世代のファンも増えている。菜種、米ぬか、漆などさまざまな植物ロウを使い、デザインも多様な和ろうそくを開発。燭台などもそろえ、豊かな時間を演出するキャンドルライフを提案している。
- スポットの詳細
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高澤ろうそく店
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山の寺寺院群と瞑想の道
- 心落ち着く散策道で、古刹を訪ね歩く
- 加賀藩祖・前田利家が城下町七尾の守りとして寺院を配置した山の寺寺院群。現存する16の寺には語り継がれてきた伝承や寺宝が残る。「瞑想の道」は木々に囲まれた静かな散策道で、各寺をつなぐように整備されている。
- スポットの詳細
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山の寺寺院群と瞑想の道
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スギヨ能登食祭市場店
- カニカマを生んだ老舗の直営店で、練り物のおいしさを再確認
- 能登を代表する食品メーカーであるスギヨの直営店。1640年(寛永17)、七尾湾の恵みを扱う鮮魚問屋として創業し、明治期末には焼きちくわなどの練り物を製造する水産加工会社に発展。インスタントラーメンやレトルトカレーと並んで戦後日本の食品3大発明に数えられる「カニカマ」を1972年(昭和47)に、世界で初めて開発・発売したことで知られる。近年ではその高い開発力と技術力を生かして、魚肉練り製品だけでなく多彩な加工品を生み出している。その直営店に並ぶのは、バラエティ豊かな商品のなかでも特に人気の高い品を中心とした50種以上。上質なすり身を使ったかまぼこは、揚げ、焼きなど加工方法によって味わいが異なり、食べ比べも楽しい。能登で水揚げされた魚の干物、イカや甘エビの塩辛といった珍味は、酒はもちろんご飯との相性も抜群だ。また、能登食祭市場内での購入品であれば、他店の商品も一緒に店頭から発送できるので活用したい。
- スポットの詳細
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スギヨ能登食祭市場店
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能登すしの庄 信寿し
- 地元客の支持も厚い、七尾湾の旬と鮮度を握る寿司店
- 1961年(昭和36)の創業以来、海の幸に恵まれた七尾で舌の肥えた地元客から愛され続ける。部屋の端から端まで延びる圧巻のカウンターは全長約11m。さらに、その後方にある全長約8mのネタケースには、能登を中心に石川県内で水揚げされた地物魚介が常時30種類以上そろっている。当地ならではの「鮮度」を味わってほしいとネタには手をかけすぎないのが信寿しの身上だ。契約農家が栽培する能登産コシヒカリを使うシャリには少しだけ赤酢を加え、脂ののった魚介のうまみを引き出している。にぎりやちらしといった寿司にサラダ、味噌汁などの付くお得なセット(2310円~)は昼限定。なかでも「極めの七貫」(5280円)は、その時期ならではのネタを集めたにぎり寿司7貫に、海鮮入りの茶碗蒸しなどが付くぜいたくなメニューとなっている。半年以上かけて手作りするサザエの糀漬けなどの自家製珍味や季節の魚で作る刺身、煮物、揚げ物といった多彩な一品料理もぜひ味わいたい。
- スポットの詳細
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能登すしの庄 信寿し
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なまこや
- 伝統の珍味からオリジナル品まで、能登産ナマコの専門店
- 一年を通してさまざまな魚介が水揚げされる七尾湾。ナマコ漁の歴史も長く、能登産のナマコは、磯の香りが強く身の味がしっかりしていると、全国の食通から高い評価を受けている。なまこやは、能登産ナマコの加工から販売までを手がける、地元を代表する専門店。ナマコの腸の塩辛である「このわた」や、ナマコの卵巣の塩辛「くちこ」は、ていねいな手作業で作る能登ならではの高級珍味だ。なまこやでは保存料などを加えず薄塩で仕上げるため、ふくよかな磯の香りと素材本来の味を楽しめる。また、ナマコをさばく職人の手がきれいなことにヒントを得て開発した洗顔石けん「なまこ美人」は、配合された〈なまこエキス〉の効果で洗い上がりのしっとり感が続くリピーターも多い人気商品。このほかにも、ナマコの天然コラーゲンが入ったスイーツ「パンナマコッタ」などナマコを知り尽くした専門店ならではの商品がバラエティ豊かにそろい、店内であれこれと品定めするのも楽しい。
- スポットの詳細
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なまこや
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鳥居醤油店
- 能登育ちの原料で造る昔ながらの天然醸造醤油
- 能登産の大豆や塩、小麦を使う醤油の醸造元。鳥居家では代々女性が店を継いでおり、現在は3代目の正子さんを中心に醤油造りを行っている。地元産原料へのこだわりは、「子どもたちに安心して口にしてもらいたい」という母心と、「生産現場をいつでも自分の目で確認できる」という責任感から生まれたものだ。醤油を造るのは店舗奥の作業場。茹でた大豆と小麦に麹菌を付けて育てた麹に塩分を加えてもろみにし、2年間杉樽で熟成。その後、絞って火入れをするというすべての工程を手作業で行う。製法も道具も「昔ながら」を守るため大量生産はできないが、心のこもった醤油はまろやかでほんのり甘く、刺身やおひたし、卵かけご飯などシンプルな料理によくあう。廃材を燃料にした和釜で大豆を炊き、醤油を絞ったあとに残るもろみ糟(かす)は、漬物床や乾燥して調味料として販売するなど、資源を有効活用している。SDGsという言葉が生まれるずっと前から、鳥居醤油店は環境意識の高い取り組みを続けている。
- スポットの詳細
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鳥居醤油店
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昆布・海産物處 しら井
- 能登や七尾の食文化を守り伝える昆布専門店
- 1931年(昭和6)創業。江戸時代、北前船の寄港地として多くの昆布や海産物が運び込まれ賑わった七尾の歴史を今に伝える昆布・海産物の専門店。一本杉通りに面した町家造りの店舗には、利尻、羅臼(らうす)、日高などの最高級昆布のほか、能登産の天然岩海藻、魚醤、いしり漬けの干物、天然の寒ブリを半年間熟成した巻鰤(まきぶり)など地元ならではの味が並ぶ。単に商品を仕入れるのではなく、産地に出向いて質を見極め、生産者の想いや苦労まで聞き出し、伝えるところがしら井流。その姿勢に客からの信頼も厚く、全国にファンを持つ。名物の昆布巻きは、国内産の肉厚な日高昆布とニシンを惜しみなく使い、地元醤油とザラメで毎朝5~6時間かけて炊き上げる自家製。地域に伝わる祭礼料理でもあることから、伝統の味を残したいと手作りを続けている。できたてを手に入れたいなら、午前10時前後に行くのが狙い目。もっちりとした昆布の食感や口いっぱいに広がるうまみは、昔も今も変わらないご馳走だ。
- スポットの詳細
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昆布・海産物處 しら井
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のと里山里海ミュージアム
- 脈々と受け継がれる能登の歴史と文化、里山里海の魅力を発信
- 能登歴史公園(七尾市国分寺地区)内に2018年(平成30)10月オープン。豊かな自然、古くから受け継がれてきた伝統、暮らしなど、世界農業遺産に認定された能登の里山里海の魅力と歴史的価値を紹介している。
- スポットの詳細
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のと里山里海ミュージアム
人気スポット
旅のヒント
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その1
JR金沢駅からJR七尾駅までは、七尾線で約1時間30分。JR七尾駅から中心市街地までは約500mと近く、歩いての観光がおすすめだ。
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その2
和倉温泉や能登島などの見どころを効率的に巡るならマイカーやレンタカーが便利。車の場合、七尾までは金沢方面からのと里山海道で約1時間30分、富山県高岡方面から能越自動車道で約1時間、のと里山空港からは約45分。
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その3
能登食彩市場に隣接した七尾マリンパークに無料駐車場あり。和倉温泉はJR和倉温泉駅から約3km。徒歩だと30分ほどかかるため、タクシーの利用がおすすめ。和倉温泉湯っ足りパークに無料駐車場がある。