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るるぶ&more.
石川
白山・小松
HAKUSAN / KOMATSU
パワースポットや多様な文化施設をアクティブに巡る
石川県の南部に位置する白山・小松エリアは、富士山、立山とともに日本三霊山のひとつに数えられる霊峰白山を仰ぎ見る地域。白山市にある、全国白山神社の総本宮・白山比び(しらやひめ)神社は石川県内で屈指のパワースポットだ。同市の白山麓には山の地形を生かしたスカイスポーツのメッカがあるほか、子どもが喜ぶ昆虫館もある。有名な伝統工芸である九谷焼の情報発信施設が能美市にあり、焼き物や骨董に興味がある人は足を運んでみよう。歌舞伎の演目「勧進帳」の舞台として知られる安宅の関が小松市の海岸にあり、多くの歌舞伎ファンが聖地巡礼に訪れている。ほか、プロ野球ファン注目のベースボールミュージアムやカーマニア注目の自動車博物館、紅葉が美しい寺院など、個性的なスポットが各所に点在している。アクティブに旅をしたいという人にはぴったりのエリアだ。
エリアの見どころ
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石川県ふれあい昆虫館
- 日本海側で最大規模のチョウの温室を備えた昆虫館
- 1998年(平成10)に開館した石川県ふれあい昆虫館。昆虫の生態を観察することで自然の大切さを学べる施設だ。白山の自然を生かしたビオトープや一年中チョウの飛び交う温室など、施設の中でも外でも存分に昆虫と向き合える。
- スポットの詳細
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石川県ふれあい昆虫館
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松井秀喜ベースボールミュージアム
- ゴジラ松井の原点と活躍の足跡を多彩な記念品、資料を交え公開
- 元プロ野球選手、メジャーリーガーの松井秀喜さんは石川県能美市(旧根上町)出身。多くの記念の品や写真資料などを集め公開している施設は、松井さんが現役を終えた今でも全国から大勢の野球ファンが訪れる聖地だ。
- スポットの詳細
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松井秀喜ベースボールミュージアム
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サイエンスヒルズこまつ
- 科学やものづくりの魅力を発信する体験型科学館
- 繊維産業や機械産業で栄え、ものづくりの町として発展した小松。「サイエンスヒルズこまつ」は、ものづくりの礎となる科学をテーマとした施設だ。さまざまな体験や映像などを通じて、科学への好奇心を満たしてくれる。
- スポットの詳細
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サイエンスヒルズこまつ
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加賀 伝統工芸村ゆのくにの森
- 古民家で多彩な体験を楽しめる、伝統工芸のテーマパーク
- 九谷焼や輪島塗、ガラス、金箔など、北陸加賀の伝統工芸をたっぷり満喫できるスポット。森に囲まれた丘陵地に古民家を活用した体験館が立ち並び、思い想いに作品創りを楽しめる。
- スポットの詳細
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加賀 伝統工芸村ゆのくにの森
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白山市立鳥越一向一揆歴史館
- 加賀一向一揆最後の拠点となった鳥越城跡のガイダンス施設
- 戦国時代の加賀国で起こった加賀一向一揆。織田信長の攻勢に最後まで抗ったのが、鳥越城を拠点とした白山麓の門徒集団だ。鳥越城跡のふもとにある白山市立鳥越一向一揆歴史館では、その歴史を詳細に紹介している。
- スポットの詳細
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白山市立鳥越一向一揆歴史館
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蕎麦山猫とキジトラコーヒー研究所
- 自慢の手打ちそばや自家焙煎コーヒーのほか、ソフトクリームも絶品
- 「蕎麦山猫とキジトラコーヒー研究所」は、白山麓の国道360号線沿いに立地する「道の駅瀬女(せな)」敷地内にある。地元ではそばとコーヒーの名店として知られるが、ソフトクリームを目当てに訪れる客も多い。そば茶を混ぜたソフトクリームの「ヤマネコ」は豊かなそばの風味を楽しめる。クランチがかかっており食感も抜群。コーヒー味の「キジトラ」は、トッピングされた苦めのコーヒー豆がよいアクセントになっている。また、店主自ら石臼で手びきし手打ちで作る十割そばは、辛味大根の絞り汁を加えた特製つゆがそばの味と香りを引き立てて絶品だ。セット内容を能登豚のソースカツ丼や大えび天ぷらなどから選べる「10割手打ち蕎麦ランチ」(1950円)は大満足すること間違いなし。そばは予約優先なので注意を。そして、コーヒーは、世界各国の豆を自家焙煎している。コーヒー通はもちろん、コーヒーはちょっと苦手という人でもおいしく飲めるメニューがあるので、店員におすすめを聞いてみよう。
- スポットの詳細
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蕎麦山猫とキジトラコーヒー研究所
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手取峡谷
- 手取川の流れが長い年月をかけてつくりあげた絶景
- 白山を水源として日本海へと注ぐ手取川が、凝灰岩(ぎょうかいがん)などの川床を浸食し、形づくられたのが手取峡谷だ。国道360号線と157号線の合流点に近い黄門橋付近から、南へ約8km地点にある対山橋(たいざんばし)付近まで、高さ20~30mの絶壁が続き、狭く深く掘り下げられた絶景を見ることができる。黄門橋と、そこから3kmほど南下した場所にある不老橋からの眺望は、特におすすめ。手取峡谷でとりわけ見ごたえのあるのが、手取川支流の駿馬川(しゅんまがわ)の水が32mの高さから一気に流れ落ちる綿ヶ滝だ。滝のそばには駐車場があり、車を停めて水しぶきを肌で感じる岩場まで階段で下りていくことができる。階段や岩場が滝の水で濡れており滑りやすいので、十分に注意を。駐車場から北へ150mほど歩くと、綿ヶ滝を含めた峡谷を一望できる「綿ヶ滝展望台」に到着する。新緑や紅葉の季節は、特に立ち寄っておきたいビュースポットだ。
- スポットの詳細
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手取峡谷
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石川県立白山ろく民俗資料館
- 白山麓の伝統的な古民家を移築した野外博物館
- 雪深い白山麓は、独特の文化や風習が受け継がれてきたエリア。石川県立白山ろく民俗資料館では、古民家6棟を移築・公開するとともに、白山麓の歴史文化を紹介している。すべての古民家は内部見学が可能だ。
- スポットの詳細
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石川県立白山ろく民俗資料館
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人気スポット
旅のヒント
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その1
白山市、能美市、小松市にわたる広大なエリアなので、基本的にはマイカーやレンタカーの利用がおすすめ。
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その2
ローカル電車で旅情に浸るなら、金沢市の野町駅が始発の北陸鉄道石川線に乗ってみるのも思い出になる。終点の鶴来駅から白山比び神社までは徒歩で約30分。途中、石川県ふれあい昆虫館やスカイ獅子吼のゴンドラ乗り場のそばを通るので、立ち寄ってみてもいい。
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その3
車で高速道路利用の場合は、小松ICから5分ほどの安宅の関、松井秀喜ベースボールミュージアムを巡るのが効率的。いずれかから次の目的地を九谷芸術村にする場合は、15分ほどの移動時間が必要だ。
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その4
特急停車駅のJR小松駅を起点とする場合は、ひと駅隣のJR粟津駅へ。那谷寺(なたでら)へはそこからバスで25分ほど。
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その5
小松空港もエリアの発着点としては便利だ。