横浜・金沢区

YOKOHAMA / KANAZAWA WARD

横浜最南端。山と海が近接する古くからの景勝地

金沢区は横浜市で最も南に位置し、東は東京湾、南は横須賀市に接している。気候は横浜市中心部に比べて夏涼しく、冬暖かい。縄文時代から各所に集落があったことがわかっているが、大きく発展したのは鎌倉時代。鎌倉に近いことから街道、港、寺社などが次々に造られた。その頃は「かなざわ」ではなく「かねさは(わ)」と呼ばれていたが、加賀の金沢の名が広まってから同じ読みに変わっていったという。江戸時代には風光明媚な地として人気に。歌川広重の錦絵「金沢八景」に出てくる洲崎、乙舳(おっとも)、平潟、野島などの地名は今も残る。明治時代には政治家や外国人の別荘も多かったという。現在では歴史的な寺社や文化施設と、横浜・八景島シーパラダイスなど臨海工業地帯に造られたレジャー施設が混在している。一方、旭区は市西部の丘陵地帯に広がるベッドタウン。よこはま動物園ズーラシアでおなじみ。

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エリアの見どころ

  • spot 01
    横浜南部市場
    ハマっ子の台所を支える、活気にあふれた食材の宝庫
    40年以上にわたって横浜中央卸売市場南部市場だった場所を一般に開放した「食の専門店街」。限りなく場外市場に近い雰囲気で、新鮮な海産物や野菜、スーパーでは見かけない業務用食材などを卸売価格で買えるのがうれしい。
    両側にびっしりと並ぶ専門店にはプロも訪れる。業務用食材が中心だが、バラ売りしてくれる店が多い
  • spot 02
    ブランチ横浜南部市場
    シーサイドライン駅前の便利なショッピングモール
    横浜中央卸売市場南部市場の跡地に2019年(令和元)にオープンしたモダンな商業施設。約2万平方メートルの敷地に鮮魚からファッション、家電、スーパーまでバラエティに富んだテナントが並ぶ。グルメスポットが多いのも特色だ。
    平面のほか2階、3階にも駐車場がある。さらに無料駐輪場が372台もあるのは地域に密着している証だ
  • spot 03
    横浜・八景島シーパラダイス
    イルカのショーだけじゃない。テーマの異なる4つの水族館を満喫
    横浜を代表する観光スポットのひとつで、日本最大級の水族館を有する。4つの水族館を見てまわるだけで半日。生き物と触れ合えるプログラムに参加したり、遊園地で遊んだりして過ごすならまる1日が必要。
    海の動物たちのショーで、シロイルカとトレーナーが一緒にダンスをする感動的な演出
  • spot 04
    海の公園
    横浜市で唯一の海水浴場。潮干狩りもOK
    ゆるやかにカーブを描く長さ1㎞に及ぶ遠浅の海岸は、市内でただひとつの海水浴場。海に沿って緑地帯やスポーツ施設などが整備されており、海陸さまざまなレジャーを楽しむことのできる市民の憩いの場だ。
    ビーチの砂は千葉県の山から運ばれてきた土砂でできている
  • spot 05
    神奈川県立金沢文庫
    2万点を超える貴重な文化財から中世日本の姿を探る
    鎌倉時代にあった文庫(書庫)の蔵書を中心に保管、研究、展示する博物館。幾多の変遷を経て称名寺の所蔵となっている国宝や国重文(国指定重要文化財)を、新たに整えた近代的な文庫に迎え、展示している。
    道路に面した入り口ではなく、称名寺(しょうみょうじ)へのトンネルに面した側が正面という珍しい造り
  • spot 06
    称名寺
    名勝と讃えられた往時の金沢八景をしのばせる、鎌倉時代の古刹
    金沢文庫を設立したことでも知られる金沢北条氏の菩提寺。奈良の西大寺を総本山とする真言律宗の別格本山で、山号は金沢山(きんたくざん)。背後の山も含めて15万㎡を超える境内全体が国の史跡になっている。
    四季折々の美しさを堪能できる庭園。14世紀には三重塔もあり、七堂伽藍を備えた大寺院だったという
  • spot 07
    横浜市立金沢動物園
    希少な草食動物と身近な生きものを中心に飼育する緑豊かな動物園
    横浜市最大級の緑地といわれる面積約60万平方メートルの金沢自然公園内にあり、約50種1058点の動物が飼育されている。希少な動物の飼育と繁殖に力を入れているほか、「身近ないきもの館」では昆虫や両生類、爬虫類など身近に暮らす小動物を展示している。
    スーチョワンバーラルは中国の3000m級の高山で暮らすウシの仲間。日本では2か所しか飼育していない
  • spot 08
    野島公園
    市内唯一の自然の海岸&市内随一の眺望スポット
    金沢八景から平潟湾で隔てられた対岸にある野島。2本の運河に挟まれており、北は海の公園、南は横須賀市に隣接する。この島の海側一帯が面積約17万5000㎡の野島公園になっている。自然のなかで遊べる総合公園だ。
    野島山の展望台。360度さえぎるもののない大パノラマは横浜でナンバーワンともいわれる
  • spot 09
    旧伊藤博文金沢別邸
    初代内閣総理大臣を務めた博文が心安らぐひとときを過ごした
    江戸時代に多くの観光客で賑わった金沢八景は、明治に入ると政治家や文化人が別荘を建てるようになった。日本の初代首相、伊藤博文もそのひとりだ。完成は1898年(明治31)。博文は第3次内閣の首相を務めていた頃で多忙を極めていたが、年に数回ここを訪れ、政治家や皇族を招いたこともあるという。邸宅は北から台所、客間、居間の3棟が連なり、中央の客間棟が海側にせり出した造り。内部には博文が漢詩を自筆した屏風や、大日本帝国憲法草案の複製も展示されている。1909年(明治42)に博文が中国のハルビンで暗殺されたのち、金沢別邸の所有は子息、日産系列会社、横浜市へと移る。2006年(平成18)、横浜市指定有形文化財となったのをきっかけに、潮風にさらされて傷みが激しかった建物を解体。図面や写真などを基に創建当時の姿に復元され、伊藤博文没後100年に合わせて2009年(平成21)に公開された。
    茅葺きの寄棟屋根が印象的な田舎風の邸宅。野島公園の一角にあり入場は無料
  • spot 10
    よこはま動物園ズーラシア
    珍獣にも会える日本最大級の動物園
    東京ドーム約10個分という広大な敷地に約100種760点を飼育。園内は地域と気候帯別になっていて、ほぼ一筆書きでまわることができる。途中には休憩場所やトイレが多く、よく考えられたレイアウトで歩きやすい。
    漢方薬のための密猟で数を減らすヒガシクロサイ。厚そうに見える皮膚は実はデリケートで乾燥に弱い
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旅のヒント

  1. その1

    金沢区内には京浜急行線の駅が5つあるが、観光客に便利なのは金沢シーサイドライン。JR根岸線新杉田駅から八景島の横を通って京浜急行金沢八景駅まで海沿いを走る自動運転(無人)の新交通システムで、日中10分ごと、平日の朝夕は3-5分ごとに走っている。

  2. その2

    金沢区には首都高湾岸線と横浜横須賀道路が通っており、海沿いには国道357号(湾岸道路)が八景島まで続いている。

  3. その3

    臨海部は工業地帯なので宿泊施設やレストランの数は限られている。

  4. その4

    旭区へは横浜から相鉄線が走っている。ズーラシアへ行くなら「鶴ヶ峰駅」「三ツ境駅」または横浜線「中山駅」からバスで。車なら保土ヶ谷バイパスが便利。

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