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横浜市北部

YOKOHAMA CITY (NORTH)

横浜市北部 -YOKOHAMA CITY NORTH-

横浜市の北部の鶴見区、神奈川区、港北区、都筑区、青葉区、緑区、旭区、瀬谷区の8つの区は横浜市人口の50%以上を超え、東京と横浜のベッドタウンでもある。年を追うごとに鉄道路線も増え、一部は都心に直接乗り入れるなど、アクセスのよさも注目されている。東側の海に近いほうは、利便性の高さからメーカーの工場が多く、いくつかの工場では見学ツアーが行われている。ツアーはどこも予約開始からすぐに埋まってしまうほどの人気だ。町田市や川崎市と隣接する北西部は多摩丘陵の一部であり、豊かな自然が残る。自然を生かした動物園や子どもが思いっきり遊べる施設、アウトドアパークなどが点在し、2027年(令和9)横浜で開催予定の「国際演芸博覧会」は旭区と瀬谷区が会場だ。

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エリアの見どころ

  • spot 01
    横浜・八景島シーパラダイス
    イルカのショーだけじゃない。テーマの異なる4つの水族館を満喫
    横浜を代表する観光スポットのひとつで、日本最大級の水族館を有する。4つの水族館を見てまわるだけで半日。生き物と触れ合えるプログラムに参加したり、遊園地で遊んだりして過ごすならまる1日が必要。
    海の動物たちのショーで、シロイルカとトレーナーが一緒にダンスをする感動的な演出
  • spot 02
    横浜市立金沢動物園
    希少な草食動物と身近な生きものを中心に飼育する緑豊かな動物園
    横浜市最大級の緑地といわれる面積約60万平方メートルの金沢自然公園内にあり、約50種1058点の動物が飼育されている。希少な動物の飼育と繁殖に力を入れているほか、「身近ないきもの館」では昆虫や両生類、爬虫類など身近に暮らす小動物を展示している。
    スーチョワンバーラルは中国の3000m級の高山で暮らすウシの仲間。日本では2か所しか飼育していない
  • spot 03
    よこはま動物園ズーラシア
    珍獣にも会える日本最大級の動物園
    東京ドーム約10個分という広大な敷地に約100種600点(令和4年3月末現在)を飼育。園内は地域と気候帯別になっていて、ほぼ一筆書きでまわることができる。途中には休憩場所やトイレが多く、よく考えられたレイアウトで歩きやすい。
    漢方薬のための密猟で数を減らすヒガシクロサイ。厚そうに見える皮膚は実はデリケートで乾燥に弱い
  • spot 04
    森永エンゼルミュージアム MORIUM & 鶴見工場
    キュートなミュージアムとハイチュウ&小枝の製造ラインを見学
    森永製菓の歴史と技術、商品を紹介するミュージアムが鶴見工場に2022年(令和4)1月オープンした。海外でも人気の「ハイチュウ」とベストセラーの「小枝」の製造工程を見学できるツアーはお土産も付いて評判だ。
    MORIUMは森永製菓の商品をこれまでにないスタイルで紹介するミュージアム。仕掛けにワクワクする
  • spot 05
    フォレストアドベンチャー・よこはま
    森のなかで気軽にチャレンジできる冒険型アクティビティ
    フォレストアドベンチャーは全国に35以上の施設をもつ自然共生型のアウトドアパーク。自然の地形と自生する樹木を生かして、ネットやハシゴでコースが造られているのが特徴だ。横浜では定番のアドベンチャーコースをはじめ、110cm以上の子どもが参加できて家族連れに人気のキャノピーコース、アウトドアアクティビティが初めての小さな子ども(90cm以上)にも挑戦できるキッズコース、ネットでバウンドするのが気持ちいいネットコースの4つが楽しめる。アクティビティで気になるのはやはり安全面。フォレストアドベンチャーでは、開始前に安全講習を受け、専用のハーネスをしっかり付けてコースに挑むから、初心者にも安心だ。綱のハシゴを歩いたり、ネットを渡ったり、想像以上に安定感がなく、最初はかなりスリリング。慣れてくるとコツを覚えてテンポよく渡れるようになるとのこと。コースの締めくくりはジップスライドの滑りおり。森のなかを一気に滑る爽快感は何ものにも代えがたい。小さな子どもたちが大喜びのネットコースなら、ハーネスなしでも楽しめる(90cm以上、未就学児は保護者同伴)。
    子どもからお年寄りまで楽しめて、エキサイティングと好評。ズーラシアの北側に隣接し、動物園と一緒に楽しむ人が多い
  • spot 06
    新横浜ラーメン博物館
    日本人の国民食「ラーメン」のテーマパーク
    新横浜出身の館長が全国のラーメンを食べ歩き、選りすぐった銘店が集結する世界初のラーメンのフードテーマパーク。館内は1958年(昭和33)をイメージした街並みを再現。絶品ラーメンと一緒に古きよきニッポンも楽しみたい。
    地下のフロアは昭和レトロに統一されて映画のセットのよう。古い街並みのなかに人気のラーメン店が点在する
  • spot 07
    崎陽軒 横浜工場
    横浜のベストセラー、崎陽軒のシウマイ工場見学
    90年以上にわたり、横浜はもとより全国に多くのファンをもつ崎陽軒のシウマイ。シウマイと弁当の製造ラインを見学できる約90分間のツアーが人気だ。最後に試食するできたてのシウマイは格別のおいしさと評判。
    横浜工場は第三京浜道路と首都高横浜北線が交差する便利な場所にあり、ここからシウマイが5都県約160の直営店舗に運ばれる
  • spot 08
    元祖ニュータンタンメン本舗 京町店
    ふわふわ卵とピリ辛スープが自家製麺によくからむ
    「川崎のソウルフード」と呼ばれて久しい、元祖ニュータンタンメン本舗。1964年(昭和39)の創業以来、現在では市内を中心に45以上の店舗をもつ人気ラーメン店に成長した。始まりは、四川の担々麺を日本風にできないかというアイデアと、労働者の町である川崎のスタミナを支えたいという創業者の思いが、唯一無二の商品を作り上げた。こだわりは、麺と素材。自社工場で製造する麺はもちもち感があり、やや太めながらのどごしがよく、辛みのあるスープと実によくあう。驚くほどふわふわの卵は地元の新鮮なものだけを使用。トウガラシの赤さが気になるかもしれないが、まずはひと口スープを味わってほしい。意外にも軽い辛さで、いつの間にかペロッといけてしまう。まずは中辛から少しずつ辛味を加えて、自分好みの味を発見してほしいとは店主の弁。トッピングはお好みで、ひき肉やニンニク、チャーシュー、コーン、ニラなどがそろう。麺を食べ終わっても、もう1つ試してほしいものがある。うまみの凝縮されたスープにご飯を入れて作る雑炊だ。一石二鳥のおいしさを堪能したい。
    出す直前に入れるふわっふわっの卵が、スープのうまみによく調和し、クセになるおいしさ。1日500-800食が出る
  • spot 09
    横浜・八景島シーパラダイス
    イルカのショーだけじゃない。テーマの異なる4つの水族館を満喫
    横浜を代表する観光スポットのひとつで、日本最大級の水族館を有する。4つの水族館を見てまわるだけで半日。生き物と触れ合えるプログラムに参加したり、遊園地で遊んだりして過ごすならまる1日が必要。
    海の動物たちのショーで、シロイルカとトレーナーが一緒にダンスをする感動的な演出
  • spot 10
    横浜市立金沢動物園
    希少な草食動物と身近な生きものを中心に飼育する緑豊かな動物園
    横浜市最大級の緑地といわれる面積約60万平方メートルの金沢自然公園内にあり、約50種1058点の動物が飼育されている。希少な動物の飼育と繁殖に力を入れているほか、「身近ないきもの館」では昆虫や両生類、爬虫類など身近に暮らす小動物を展示している。
    スーチョワンバーラルは中国の3000m級の高山で暮らすウシの仲間。日本では2か所しか飼育していない
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旅のヒント

  1. その1

    横浜市北部は広範にわたり、観光ポイントも散在する。工場見学を除けば1日1か所、そこに隣接する観光施設だけに的を絞ったほうがいい。場所によっては車が便利。

  2. その2

    北部を横断する鉄道はJR横浜線、相模鉄道本線、東京から横浜駅へと縦断する京浜東北線、東海道新幹線、東急東横線、東急田園都市線、小田急小田原線、そして市内をダイナミックに走る横浜市営地下鉄のブルーラインとグリーンラインの2路線。ナビタイムの乗換案内を活用してうまくまわろう。

  3. その3

    都心から車でアクセスする場合、東の臨海部へは首都高横浜線と第一京浜国道、そのほかの地域へは東名高速と第三京浜道路、国道246号線などが便利。

  4. その4

    鶴見駅から横浜駅までは京浜東北線でわずか10分ほど。森永の鶴見工場と横浜中心部をあわせてまわるのもいい。また鶴見からは川崎も近いので京浜急行を使えば川崎大師見学も簡単。

  5. その5

    区は異なるが、崎陽軒の横浜工場と新横浜ラーメン工場は近いので1日で見学することも可能。

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