かずさ・臨海

KAZUSA / RINKAI

海と山の対照的な風景が広がる、新旧の千葉が見られるエリア

日本を代表する工業地帯・東京湾臨海地域の一部である臨海エリア、そこから内陸に向かうと一転して里山の風景が広がっているかずさエリア。京葉工業地帯風景と昔からあまり変わらないのどかな土地である、新旧千葉の両方の顔が見られるエリアだ。臨海部はアクアライン辺りまで工場やコンビナートが続いていて観光ポイントはほとんどないが、石油コンビナート群の景観はダイナミックな工場夜景が見られ、「工場萌え」の間では人気。アクアラインを過ぎた辺りから海岸線の風景が変わり始める。木更津周辺には潮干狩りが楽しめる浜が現れ、富津岬を過ぎると風景はがらっと変わって、夏は海水浴場になる砂浜や磯が続く内房の海だ。内陸部は臨海部に近いエリアは住宅地だが、内陸にいくほど田んぼや畑が多くなり、里山の風景が見られるようになる。自然の雑木林がそこかしこに残り、なつかしい日本の風景が広がる。見どころの多くは、内陸部に点在している。

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エリアの見どころ

  • spot 01
    市原ぞうの国
    ゾウと触れ合うことのできる貴重な動物園
    国内最多9頭のゾウを飼育し、そのほかカピバラやカバなど約70種の動物と会える体験型の動物園。なんといってもほかではあまり見られない賢いゾウたちのパフォーマンスは必見だ。
    パフォーマンス出演者たちがそろってご挨拶
  • spot 02
    サユリワールド
    キリンの顔が目の前に! のびのびと暮らす動物たちと触れ合える
    市原ぞうの国から無料シャトルバスで約5分。小ぶりなスケールながら、周りに竹林が生い茂る園のほとんどのスペースで、さまざまな動物が放し飼いにされている動物公園。まるで自然のなかで動物たちと暮らしている気分になる場所だ。足元でのそのそと動くゾウガメ、カピバラなどがいて、園のテーマ「動物の共生」「動物と人間の共生」を感じさせる。休憩スペース「キリンテラス」はウッドデッキ上にあり、キリンの顔と同じ高さからエサをあげることができる。地上から見上げるのと違い、つぶらな目や長い舌を伸ばしてエサを食べる表情を間近で見ることができるのは、めったにない貴重な体験だ。
    近くで見ると、巨大だがなかなか愛嬌のあるキリン
  • spot 03
    千葉こどもの国キッズダム
    広い芝生の広場で思いっきり走り回れる公園
    有名なキャラクターや手の込んだアトラクションはないけれど、湖に面した気持ちのいいロケーションとふかふかの芝生の広場で一日中遊べる子連れファミリーのための公園。
    自然も豊かなこどもの楽園への入り口
  • spot 04
    市原湖畔美術館
    のどかな湖の風景と現代アートのギャップが楽しい
    市原市は「いちはらアート×ミックス」という芸術イベントを、市長みずから実行委員会会長となって開くほどアートに理解のあるところ。そのイベントでも中核施設となるのが、市原湖畔美術館だ。
    展望台から見る美術館の全景
  • spot 05
    東京ドイツ村
    メインアトラクションは四季の花と自然との触れ合い
    ゆるやかに起伏する緑の丘がドイツの田園風景と似ていたことから、こう名づけられた。広い敷地に四季折々の花が咲き、さまざまなアトラクションと自然との触れ合いを楽しむことを目的としたテーマパークだ。
    観覧車から見る園内。
  • spot 06
    海ほたるPA
    360度パノラマビュー! 海に囲まれた世界でも珍しいパーキングエリア
    東京湾を横断する全長15.1kmの一般有料道路「東京湾アクアライン」上にある人気のパーキングエリア・通称「海ほたる」は、木更津人工島に位置する。PAながら千葉を代表する観光スポットのひとつ。
    アクアラインの川崎側の海底トンネルと木更津側のアクアブリッジを結ぶ中継地。デッキから木更津方面を望む
  • spot 07
    濃溝の滝
    パワースポットとして人気の静かな渓谷
    長い間存在していた場所が、1枚の写真をきっかけに急に有名になってしまった。いかにも現代のネット社会らしい現象が起こったのが、豊かな自然に囲まれたこの静かなスポットだ。
    房総の豊かな自然に囲まれた話題の「映え」スポット
  • spot 08
    久留里城
    すばらしい眺望を楽しめる山城跡
    群雄割拠の戦国時代に、この地域を支配した里見氏などの居城としたところ。当時の遺構がよく残されており、山城がどんなところであったかを体感できる、歴史好きには見逃せないスポットだ。
    本丸跡に建てられた天守閣
  • spot 09
    渡辺家住宅
    小江戸大多喜の重要文化財
    大多喜駅を背に坂を200mほど下ると城下町通りにぶつかる。大多喜の町は、徳川家康の家臣で「四天王」のひとり、本多忠勝が居住した大多喜城の城下町として栄えたところで、この通りがまさにそのメインストリートだった。この城下町通りには、当時の風情が残っていて「房総の小江戸」とも呼ばれており、町ではこの通りを中心に「小江戸」の景観を整えるべく整備を進めている。この通りにある唯一の国指定の重要文化財が「渡辺家住宅」だ。1849年(嘉永2)に建てられた商家で、昭和初期に屋根を茅葺きから瓦葺きに変えた以外はほぼ建築当時のまま。当時の商家の代表的な間取りがそのまま残されている貴重な建築だ。残念ながら内部は非公開だが、すぐ近くまで寄って江戸時代の建物を見学できる。
    交通量の多い城下町通りに面しているので車に気をつけて見学したい
  • spot 10
    豊乃鶴酒造
    江戸天明年間より続く城下町の老舗酒蔵
    大多喜城の城下町、大多喜町は風情ある建物があちらこちらに残り、歩くのが楽しい町。趣のある建物が並ぶ城下町通りにある豊乃鶴酒造は1781-89年(天明年間)創業の老舗の酒蔵。通りに面した母屋は明治時代に建てられた国の有形文化財で、店舗は裏手にある赤いレンガの煙突の隣にある。歴史ある酒蔵らしく、麹造りから始まる酒造りの工程はすべて手作業。看板商品はキレのある辛口の「大多喜城」。すっきりとした飲み口でさまざまな食事にも合う。創業の地名を冠した「銭神」、麹の自然なピンク色が華やかな「桃色にごり酒」も人気。軒下にある杉玉は新酒ができた印として3月頃に青いものが吊るされるが、「日を重ね、杉玉の色が褪せるとともに酒が熟成を増し味がまろやかになるので、その味の変化も楽しんでほしい」とは、杜氏であり、17代当主の田嶋氏の言葉だ。
    「大多喜城」純米吟醸720㎖ 1540円(左)。大吟醸や生貯蔵酒なども人気
  • spot 11
    御菓子司 津知家
    つぶし餡のおいしさを堪能できる老舗菓子店の最中
    城下町の古い街並みに似合う瓦葺きの日本家屋。建物の前にある駐車場にはひっきりなしに車が出入りする。重厚感のあるこの建物は、1919年(大正8)創業の老舗菓子店、御菓子司津知家の店舗だ。たくさんの種類のお菓子が並んでいるなかで、多くの人がお目当てにしているのが「上総大多喜城最中十万石」。鮮やかな朱色の包装紙には大多喜城が描かれ、包みをほどくと大多喜城の鯱(しゃちほこ)の描かれたのしが登場。箱を開けて1つ手に取ってみると、ずっしりとした重みが手に伝わる。本多家と松平家の家紋がつけられた薄皮のなかに、北海道産のあずきをていねいに炊き上げたつぶし餡がぎっしり詰まっている。甘さ控えめであと味がすっきりしているので素材の良さがよくわかる。和菓子が好きな人への贈り物にしたらきっと喜ばれる一品だ。
    餡がたっぷりと詰まった最中。上総大多喜城最中十万石(6個入) 1,140円
  • spot 12
    マザー牧場
    大自然のなか、誰もが楽しめる観光牧場
    250万平方メートルの広さを誇るマザー牧場は千葉県富津市の南房総国定公園内にある。敷地内には多くの動物が暮らし、楽しいアトラクションもいっぱい。一日ではまわり切れない充実ぶりで、何度行っても楽しめる観光牧場だ。家族や友人を誘って行ってみよう!
    場内を彩る季節の花畑も楽しめる。特に春の風物詩、菜の花畑は大スケール
  • spot 13
    東京湾観音
    平和を願いながら東京湾を見つめる巨大な観音像
    東京湾を見渡す山の上に立つ巨大な観音様。この像はひとりの篤志家が世界中の戦争で亡くなった魂を慰めるために、そして世界の平和を祈念するために私財を投じて建立したものだ。
    近くから見るとその大きさ、存在感は圧倒的
  • spot 14
    味のかん七
    東京湾の地魚、穴子を味わう伝統の味
    「江戸前の魚」とは東京湾で獲れた魚のことだが、その代表が穴子。千葉県富津市の漁師が、穴子の体の側線が市場で使う棒はかりの目盛りによく似ていたことから「はかりめ」と呼ぶようになり、いつしか房総の海では穴子を「はかりめ」と呼ぶことが普通になっていった。穴子のどんぶり「はかりめ丼」は、富津のご当地グルメとして市内数か所で食べることができる。人気店「味のかん七」の「はかりめ丼」は、煮た穴子を香ばしく焼き、特製のたれをかけたものがご飯にたっぷりと載っている。たれは上品な甘さであと味もしつこくなく、ふっくらとした穴子をしっかり味わえる。こちらではほかではあまり食べることのできない穴子の刺身も提供している。地元ならではの味を試してみたい。
    「はかりめ丼」(味噌汁、茶碗蒸し、小鉢、お新香付き)1320円
  • spot 15
    いすみ鉄道
    房総の最深部でローカル線の旅を堪能
    内房から外房へは2つの鉄道を乗り継いで房総半島を縦断することができる。内房の市原市五井から大多喜町の上総中野までは小湊鉄道。上総中野からいすみ市の大原までがいすみ鉄道だ。
    1両編成の列車が房総の風景にしっくりくる
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旅のヒント

  1. その1

    JR内房線が東京湾に沿って走っている。千葉-君津間は列車の本数は少なくないが、君津より先は単線区間になることもあり、運行本数はぐっと少なくなる。

  2. その2

    内陸を走る鉄道路線は、JR五井駅から上総中野駅間を小湊鐡道が、JR木更津駅から上総亀山駅間をJR久留里線が運行している。どちらものどかな風景の中をのんびり走るローカル列車で、のんびり鉄道の旅が楽しめる。特に春先、沿線に菜の花が咲くころの小湊鐡道は多くの人が乗車する人気路線。

  3. その3

    このエリアは路線バスが広範囲をカバーしているので、車がなくてもアクセスが可能な見どころが多い。もちろん車のほうが便利な場所もあるので、確認してから出かけたい。

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