庄内エリア(北)

SHONAI AREA (NORTH)

かつて北前船で栄え当時の文化が色濃く残る港町酒田をはじめ、豊かな自然や食を満喫できる観光エリア

江戸時代から明治にかけて北海道と関西を結ぶ北前船が寄港し、米の積出港としておおいに栄えた酒田をはじめとする庄内エリア(北)。港町酒田は北前船と山形を代表する河川である最上川との結節点とであったことから、舟運で発展し、北前船によってもたらされた京都の文化を盛んに取り入れ、その影響が随所に残されている。山居倉庫という米の保管倉庫や、日本一の豪商と呼ばれた本間家の旧本邸のほか、かつての料亭文化を象徴する相馬樓で酒田舞子の踊りを楽しめば、その歴史を実感することができるだろう。また、当地のシンボルである鳥海山の豊かな恵みがもたらす新鮮な日本海の魚介類や、ラーメン王国山形を代表する酒田ラーメンなどのグルメも魅力的だ。

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エリアの見どころ

  • spot 01
    十六羅漢岩
    荒波の日本海と大きな岩に刻まれた22体の石像群
    日本海に面した巨岩に刻まれた十六体の羅漢像や釈迦三尊を間近で見ることのできるスポット。荒波を受けながら静かにたたずむ石像群は、やさしく穏やかな表情で見る人の心を落ち着かせてくれる。
    青空をバックに眺める石像群は迫力満点!
  • spot 02
    丸池様
    原始林に囲まれたエメラルドグリーンの神秘的な池
    鳥海山(ちょうかいさん/ちょうかいざん)  のふもとにある直径約20m、水深約3.5mのエメラルドグリーンの池は透明度の高い湧き水で満たされ、木立が池を取り囲む幻想的な空間が広がる。
    季節や天気、光の加減によって色合いを変える
  • spot 03
    玉簾の滝
    山形県内随一の高さを誇る滝
    高さ63mの断崖絶壁から上がる壮大な水しぶきは、北庄内の三大瀑布に数えられ、県内外から多くの観光客が訪れる。特に滝壺近くからの眺めは迫力満点だ。
    高さ63m、幅5mを誇る名瀑
  • spot 04
    山居倉庫
    湊酒田の歴史を伝える米倉庫群とケヤキ並木
    かつて北廻り航路で繁栄を極めた港町酒田。季節とともに表情が移ろうケヤキ並木に囲まれた倉庫群は、現役の米倉として、今にその歴史を伝えている。ほのかに香る潮風を感じながら散策すれば、当時の面影が目に浮かぶ。
    ケヤキ並木の続く山居倉庫の西側は人気のフォトスポット
  • spot 05
    酒田夢の倶楽
    グルメ、お土産選びをしながらミュージアムも楽しめる観光物産館
    山居倉庫2棟を改装して2004年(平成16)にオープンした「酒田夢の倶楽(くら)」。入り口にあるイートインスペースでは、オリジナルのつや姫ソフトクリームや旬の地元食材を使ったジェラート、地酒のワンショット、川かに汁など、酒田らしいグルメを楽しめる。ショップには地酒、銘菓、民芸品など多種多様な地元の特産品が並ぶ。ミュージアム「華の館」では、酒田の豪商本間家三代光丘が1765年(明和2)京都から運ばせたという常設の亀笠鉾や、地元に伝わる見事なお雛様など季節に合わせた展示を行っていて、酒田の歴史や文化を目で楽しめる。「芳香亭(ほうこうてい)」は本格的な料亭料理を味わえる食事処。落ち着いた雰囲気のなか、酒田の海や山の幸をたっぷり堪能できる。オープンテラスで、けやき並木を眺めながらくつろぐのもおすすめ。
    庄内地方のお土産が多数そろう
  • spot 06
    本間美術館
    庄内の自然と酒田の歴史を感じられる美術館
    本間家から寄贈された日本・東洋古美術品を中心とした美術館、本間家旧別荘の「清遠閣(せいえんかく)」、国指定名勝の庭園「鶴舞園(かくぶえん)」と、1か所に見どころが集まっている。
    四季折々の姿が美しい、国指定名勝の庭園「鶴舞園(かくぶえん)」
  • spot 07
    本間家旧本邸
    酒田の豪商・本間家の歴史が息づく武家屋敷
    「日本一の大地主」と呼ばれた本間家の武家屋敷は、豪商でありながら質素な暮らしを送り、人々の尊敬を集めた本間家の歴史を感じられる場所である。
    「門かぶりの松」ともいわれる、樹齢400年以上の雄々しいアカマツ
  • spot 08
    土門拳記念館
    土門拳の作品群と庭園やオブジェが調和し共鳴する写真専門美術館
    酒田市街地から4kmほど離れた飯森山(いいもりやま)公園内に位置する「土門拳記念館」。写真家・土門拳の圧倒的な作品群はもちろんのこと、建物と自然環境が見事に調和した美しいたたずまいも必見。
    自然に囲まれた土門拳記念館
  • spot 09
    相馬樓
    酒田舞娘の演舞は必見! 往時の酒田をしのぶ雅な料亭建築
    江戸時代より酒田を代表する料亭を前身にもつ「相馬樓(そうまろう)」。現在は観光施設としてオープンし、酒田舞娘の演舞見学や食事・喫茶が楽しめる施設として、酒田観光の目玉のひとつとなっている。
    湊町酒田の料亭文化を代表する存在ともいえる酒田舞娘
  • spot 10
    さかた海鮮市場
    日本海の新鮮な魚介が買える・味わえる魚市場
    酒田港のすぐ近くに位置する「さかた海鮮市場」。毎朝水揚げされる日本海の海の幸が並ぶ鮮魚店、新鮮な魚介類を使ったメニューを提供する食堂などがあり、地元民にも大人気の場所だ。
    日本海の海の幸が集まる「さかた海鮮市場」はいつも活気にあふれている
  • spot 11
    酒田のラーメン
    自家製麺率日本一! ノスタルジックでほっとする味
    ラーメン消費量日本一の山形県。なかでも有名なのが「酒田のラーメン」だ。魚介類ベースの出汁から作られるすっきりとした醤油味のスープは、シンプルながら食べ飽きない味わいで長年人々に愛されている。
    クラシックな見た目の酒田のラーメン
  • spot 12
    ワンタンメンの満月
    酒田のラーメンの名店で雲を呑むような極薄ワンタンを
    2020年(令和2)に創業60周年を迎えた「満月(まんげつ)」本店は、極薄ワンタンが人気の酒田のラーメンの老舗。1990年(平成2)に発足した酒田のラーメンの技術向上や他方への広報活動を行う「酒田のラーメンを考える会」に創立当初から在籍する。初代店主が「雲を呑むようなワンタンを作りたい」と試行錯誤を重ねて作ったワンタンは裏側が透けて見えるほど薄い皮が特徴。魚介の香りがひき立つスープに極薄皮のワンタン、プチっと歯切れの良い自家製麺は相性抜群だ。麺とワンタンには食用シルクを配合し、茹で伸びや崩れを防ぎ、なめらかな口当たりを楽しめる。不動のメニューであるワンタンメンのほかに、あっさりしたスープで食べやすい塩ワンタンメン、まろやかな香りにピリッとした辛味のスタミナワンタンメンなどバリエーション豊か。伝統を受け継ぎながらも時代に応じて進化を続ける満月は何度でも訪れたくなる。
    フワッととろけるような食感の絶品薄皮ワンタン
  • spot 13
    花鳥風月本店
    酒田ラーメンへの思いと歴史が込められた絶品海老ワンタンメン
    名物の海老ワンタンメンを求め県内外から多くの人が訪れる人気ラーメン店。2006年(平成18)に創業した花鳥風月のこだわりは、あっさり魚介系スープに地元産の小麦粉を使用した自家製麺、「つるっ」「ふわっ」食感のワンタンである。3-4日間熟成したコシのある多加水麺、薄皮の海老ワンタンはのどごしも滑らかで、香り高い上品なスープによくからむ。ほかにも具をすべてトッピングした花鳥風月ラーメン、本店限定メニューの海老ワンタンメン「ゆず塩味」、季節限定ラーメンも人気だ。創作メニューもワンタンや魚介の風味にこだわり、先代たちにより守られてきた酒田のラーメンを受け継ぐ。営業時間は11時-20時30分、ラストオーダー20時(1月中頃-2月末は19時)だが、スープがなくなり次第終了となる。
    看板メニューの海老ワンタンメン(850円)
  • spot 14
    平田牧場とんや酒田店
    やわらかくうまみたっぷり、酒田のブランド豚
    酒田はさまざまな食材に恵まれている場所だが、豚肉もそのひとつだ。なかでも、1964年(昭和39)の創業以来、品種開発や飼育から加工・販売まですべてを自社で行っている平田牧場のブランド豚である「三元豚」はぜひ味わってほしい一品。日本の米を食べ、広い豚舎でのびのびと育つ平田牧場三元豚は、やわらかくもしっかりとした肉質と上質な脂が特徴といわれている。その三元豚を味わえるのが、平田牧場のとんかつ豚肉専門店「とんや酒田店」だ。シンプルだが豚のうまみをしっかり味わえるとんかつはもちろん、カレーやハンバーグ、さらに季節ごとの限定メニューなど、多彩なチョイスがある。また、ディナー限定でしゃぶしゃぶコースも提供されている。とんや酒田店から徒歩3分ほどの場所にある平田牧場本店では、三元豚の精肉や加工品、総菜や弁当を購入できる。お土産やギフト用の商品もそろっているので、とんや酒田店での食事を兼ねて寄ってみるのはいかが。
    壁面の大きなとんかつの写真が目印だ
  • spot 15
    山王くらぶ
    酒田の湊町文化が体感できる元老舗料亭
    かつて湊町酒田を代表する料亭として栄華を極めた山王くらぶ。現在は市の観光施設として一般公開されている。特に2階大広間に常設展示されている「傘福(かさふく)」には一見の価値があり、見る者を幻想的な世界に誘っている。
    日本三大つるし飾りの「湊町酒田の傘福(みなとまちさかたのかさふく)」を展示
  • spot 16
    日和山公園
    日本海に沈む夕陽は必見! 港町・酒田の歴史が詰まった場所
    高台に位置する広々とした日和山公園には、北前船交易の歴史を感じる遺物や遊歩道、日本海や最上川を一望できる展望台など見どころがたくさん。また、日本海に沈む夕陽を見られる絶景スポットでもある。
    酒田港繁栄の歴史を感じるとともに絶景を楽しめる
  • spot 17
    砂高山 海向寺
    即身仏が2体同時に祀られる日本で唯一のお寺
    「砂高山 海向寺」は、約1200年前に真言宗開祖である空海(くうかい)によって開かれたといわれる歴史深い寺。市内中心部に近い場所で全国的にも珍しい即身仏を2体同時に参拝することができる。
    海向寺境内。向かって左側の建物に即身仏が祀られている
  • spot 18
    オランダせんべいFACTORY
    家族で楽しむおせんべいのエンターテインメントスポット
    山形県の銘菓のひとつ、「オランダせんべい」。薄焼きのサラダ味は、食べ飽きないおいしさで年齢問わず人気が高い。酒田市にある観光工場は、見学だけでなくカフェやショップなどトータルで楽しめるスポットだ。
    酒田米菓のオランダせんべいは山形のソウルフード
  • spot 19
    總光寺
    往時の面影を伝える静寂に包まれた壮麗な庭園
    開山630年の歴史をもつ名刹。国指定の庭園「蓬莱園」(ほうらいえん)やケヤキ造りの山門、参道のきのこ杉並木など見どころが満載で、写仏や写経、座禅などマインドフルネスな体験も楽しめる。
    樹齢約400年のきのこ杉は山形県指定天然記念物
  • spot 20
    カートソレイユ最上川
    家族でレーサー気分を楽しめる東北最大のカート場
    庄内町の最上川沿いに位置する「カートソレイユ最上川」。トップレーサーが腕を競う全日本選手権の開かれる本格コースであると同時に、カートをレンタルして家族で気軽に楽しむこともできるスポットだ。
    遠くに風力発電機を望む、開放的なコース
  • spot 21
    ハナブサ醤油
    伝統と昔ながらの製法を現代に伝える老舗造り醤油屋
    庄内町にあるレトロな外観の「ハナブサ醤油」。現在でも伝統的な手法での醤油、味噌、「しょうゆの実」造りが行われている。また、庄内地方独特の発酵食品「しょうゆの実」はお土産にもピッタリ。
    赤い外壁とクラシカルな煙突が印象的なハナブサ醤油外観
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旅のヒント

  1. その1

    市街地にある観光スポットは比較的まとまっているので、歩くか、市内を回る「るんるんバス」ほかが便利である、酒田駅や主要なホテルなどでレンタサイクルを借りるのがよい。そのほかの観光スポットはそれぞれやや離れたところに立地しているため、徒歩での観光は不向き。バスは本数が限られているのであらかじめスケジュールを組んでおくのがよい。

  2. その2

    観光の拠点はJR羽越本線の酒田駅。同駅は新潟と結ぶ特急いなほの停車駅であるほか、東京の羽田空港との空路を有する庄内空港からバスで約30分程度でアクセス可能。

  3. その3

    17:00あるいはそれより早く閉め、かつ定休日のある施設が多いので、行きたい店があればあらかじめ調べておこう。

  4. その4

    ランチやディナーは、席数が限られていたり臨時休業していたりする場合に備えて、事前に営業状況を確認しておくのがおすすめ。

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