山形
村山エリア
MURAYAMA AREA
温泉・自然・歴史・特産品に彩られた山形県の中心エリア
山形県内陸部のほぼ中央に位置する村山エリア。県庁所在地である山形市を有し、県土の約3割弱を占める。大朝日岳、月山、蔵王連峰を周囲に配した盆地である村山エリアは、四季がはっきりとし温度変化も大きい。特に夏はフェーン現象の影響で非常に高温になることも。しかしその気候のおかげで、果物や米、紅花のような特産物が生み出されている。特に紅花は、かつての最上川舟運時代に主要な商品として京都や大阪に輸出され、その代わりとして上方文化が村山エリアにもたらされた。「樹氷」で有名な蔵王連峰も村山エリアにある。蔵王山の周辺には多くのスキー場があり、東北の一大山岳リゾートという様相を呈している。さらに複数の有名な温泉郷があるエリアでもあり、特に大正ロマンの情緒あふれる銀山温泉には、年間30万人以上が訪れる。
エリアの見どころ
-
spot 01
-
spot 02
-
spot 03
-
spot 04
-
山形酒のミュージアム
- 県内49の蔵元を誇る山形の日本酒が蔵王温泉街に大集合
- 日本の都道府県で初めて清酒の地理的表示「GI山形」の指定を受けた山形の日本酒。GIとは国が定める厳しい基準を満たす産品にのみ与えられる称号だ。そんな吟醸王国である山形県の蔵王温泉街にあるのが「山形酒のミュージアム」だ。酒ミュージアムでは県内49の蔵元の日本酒を取りそろえ、壁一面にはずらりと酒瓶が並ぶ。醸造行程を詳しく説明した展示など、日本酒について知識を深めながらラベルを見てまわるのも楽しい。入場料無料なのでまずは気軽にのぞいてみよう。もちろん日本酒を購入することも可能で、別料金で飲み比べのサービスも行っている。個性豊かな味わいのなかからお気に入りの1本を探してみては。蔵王温泉街を散策する際にはぜひ立ち寄ってみて。
- スポットの詳細
-
山形酒のミュージアム
-
spot 05
-
spot 06
-
spot 07
-
spot 08
-
spot 09
-
公益財団法人 上山城郷土資料館
- 羽州(うしゅう)の名城と呼ばれ歴史を伝える上山のシンボル
- 壮麗な城郭で「羽州(うしゅう)の名城」とも呼ばれた上山城。上山のシンボルとして市街地中心部にそびえ立っており、長い歴史を伝えてくれる郷土資料館としての役割を担っている。
- スポットの詳細
-
公益財団法人 上山城郷土資料館
-
spot 10
-
上山城の足湯
- 城下町を満喫したら足湯でほっこり疲れを癒やして
- 上山に湧き出るかみのやま温泉には古い言い伝えがある。1458年(長禄2)に肥前の国(現在の佐賀県)の僧、月秀上人(げっしゅうしょうにん)が、旅の途中で上山を訪れた際に、脚に傷を負った一羽の鶴が沼地に湧いた湯で傷を癒やし、飛び去る姿を見かけたのが始まりといわれている。そんな温泉街としても賑わう城下町にはいくつかの足湯があり、上山城にもそのうちのひとつがある。「上山城の足湯」は上山城を見上げつつお湯も楽しめるのがポイント。城好きにはたまらないロケーションだ。また、この足湯から市街地や蔵王を見渡す眺めの良さも自慢。散策を楽しんで疲れたら、景色を眺めながら「上山城の足湯」でひと息ついて。伝説の鶴のように古の時代から湧き続ける湯で足を癒やそう。
- スポットの詳細
-
上山城の足湯
-
spot 11
-
spot 12
-
山寺の力こんにゃく
- 気分は修行僧? 山寺参りの前は力こんにゃくで元気をチャージ
- 1015段の階段を上りお堂を巡る山寺(やまでら)は、宝珠山(ほうじゅさん)という山そのものがひとつの寺である。その山寺の名物が「力こんにゃく」だ。もともとは中国で漢方薬とされていたこんにゃくを山寺で精進料理として食べるようになったのが始まりだそう。山形のこんにゃくの多くは、もとの色が白いのが特徴。山寺ではいたるところに「力こんにゃく」の看板が並び、歩いていると醤油のいい香りが漂ってくる。しっかりと煮込まれた「力こんにゃく」を手に取ると、味が染み込み茶色に染まっている。ぺろっと1本食べられるボリュームで、ほどよい歯ごたえとダシの香りでクセになる味わいだ。「力こんにゃく」という名前だけに腹持ちも良く、満足感もあるので参拝の前にぜひ1本食べていこう。
- スポットの詳細
-
山寺の力こんにゃく
-
spot 13
-
山形県郷土館「文翔館」
- 時を刻み続ける大正時代の趣が復原された荘厳な遺構
- 文翔館の愛称で親しまれている「山形県郷土館(やまがたけんきょうどかん)」。2代目山形県庁舎及び県会議事堂として建設され、大正初期の洋風建築の遺構となっている。復原された姿で、機械式大時計とともに時を刻み続けている。
- スポットの詳細
-
山形県郷土館「文翔館」
-
spot 14
-
冷やしラーメン栄屋
- お客様のひと言から生まれた山形の夏の名物「冷やしラーメン」
- 山形県はラーメン消費量が47都道府県のなかでナンバー1ということをご存じだろうか。蔵王連峰と朝日連峰に囲まれた盆地で夏は猛暑となる山形では、この季節になると食べられる「冷やしラーメン」というメニューがある。メニューの誕生は1952年(昭和27)、山形市内の栄屋(さかえや)の初代店主が「中華そばの冷たいのは作れないか」というお客様の声に、1年の試行錯誤の末に考案したのだそう。今では県内の多くの店で夏のメニューとして並ぶようになった「冷やしラーメン」だが、元祖である栄屋の味を求める人で今も行列ができている。冷たいスープはとても澄んでいて、あっさりとした醤油味。つるりとのど越しの良い麺がスープをまとい箸が止まらなくなるだろう。山形の食文化のひとつを築いた栄屋の「冷やしラーメン」は、ぜひ味わってもらいたい一品。山形駅からは15分おきに中心市街地コースの循環バスがあるので、本町バス停まで乗って行くのがおすすめだ。
- スポットの詳細
-
冷やしラーメン栄屋
-
spot 15
-
spot 16
-
ぐっと山形
- 厳選された商品がずらり。Goodがいっぱい「ぐっと山形」
- 山寺や蔵王、銀山温泉など山形県の内陸部に訪れるなら、観光物産館「ぐっと山形」に立ち寄ってみて。山形県内陸部を縦貫する国道13号沿い、表蔵王の広大な敷地に県内の厳選された特産品を取りそろえている。食の駅では採れたての野菜に季節のフルーツ、地元食材がずらりと並び、生産者の名前が書かれた青果はどれも新鮮だ。山形観光のお土産を探すなら、銘菓や銘酒、民芸品などのコーナーをチェック。さくらんぼやラ・フランス、だだちゃ豆を使った商品や、日本酒やワインなど豊富な品ぞろえに、きっとピッタリのお土産が見つかるはず。高速道路の山形上山ICや山形蔵王ICからも近いので、運転の休憩スポットにもおすすめだ。授乳室やバリアフリーのトイレも設置されており、幅広い年代にやさしいのもうれしいポイント。フードコートではそばやラーメン、スイーツなど山形名物を楽しんで。
- スポットの詳細
-
ぐっと山形
-
spot 17
-
山形まるごと館 紅の蔵
- グルメや買い物、観光案内所がそろう複合施設で山形の魅力をまるごと楽しもう
- 山形駅と市街地中心の十日町のほぼ中間に立地し、アクセスが便利な「山形まるごと館 紅の蔵」。山形への旅の拠点として、情報収集をはじめ、買う、食べるの機能を備えた複合施設だ。
- スポットの詳細
-
山形まるごと館 紅の蔵
-
spot 18
-
spot 19
-
大正ろまん館
- 銀山温泉の玄関口。おいしいを求め「大正ろまん館」へ
- ノスタルジックな雰囲気で人気の銀山温泉。そんな銀山温泉街の少し手前、のどかな景色のなかに銀山観光センター「大正ろまん館」がある。レストランでは地元産の素材を使ったこだわりのメニューを提供している。この味を求めて県外から訪れる人も多いそうだ。小腹が空いたときのおすすめは、銀山温泉名物の「はいからさんのカリーパン」。平日は2種類のところ、週末のみ4種類(並・チーズ・辛口・エビチリ)を販売している。なかでもエビチリパンは、ろまん館限定販売なので気になる人は迷わずここで買って。お土産の人気ナンバー1はチーズまんじゅう。広い駐車場は安心して車を停められるので、地元の人もよく買いに来るのだそう。温泉街近くの駐車場は台数が限られているため、ここに駐車してバスで散策へ向かう人も多い。大正ろまん館と温泉街間にはシャトルバスが運行しており、設置されている呼び出しボタンでバスを呼び出せるようになっている(往復300円)。散策を満喫したら買い忘れたお土産がないかじっくり選んでいこう。
- スポットの詳細
-
大正ろまん館
-
spot 20
-
spot 21
-
spot 22
-
spot 23
-
天童温泉屋台村「と横丁」
- 将棋がコンセプト「と横丁」でおいしい楽しい天童の夜を
- 将棋のまち天童の温泉街にオープンした「と横丁」。美食美酒はもちろん、将棋をコンセプトにした館内は写真を撮りたくなるスポットがいっぱいだ。散りばめられた将棋モチーフをいくつ見つけられる?
- スポットの詳細
-
天童温泉屋台村「と横丁」
-
spot 24
-
水車生そば
- 一度食べたら虜(とりこ)になる味わい、水車生そばの「鳥中華」
- 1861年(文久元)創業の老舗そば店「水車生そば(すいしゃきそば)」。名物の「元祖鳥中華」は、もともと5代目店主が考案したまかないメニュー。徐々に口コミで広まり、通常メニューとなったのが50年程前の話だ。現在では「鳥中華」を目当てに県内外から多くの人が訪れる。こだわりの純和風だしに特注の中華麺、ふっくらやわらかな若鶏は絶品。天かす、ネギ、きざみ海苔、三つ葉とそれぞれの具材がさらに味を引き立てる。店内は囲炉裏風の雰囲気ある座席のほかにテーブル席やゆったりと座れる座敷スペースもあるため、子ども連れの利用客にもうれしい。また古くから受け継いできたそばは、自家製粉の挽きぐるみ粉を使用し昔ながらの素朴な味わいが特徴だ。歯ごたえある手打ちそばを嚙みしめ、広がる甘みと香りを楽しもう。自家製粉に使用している石臼は年に1度目立てという処理を行い、長年大切に使われる。役目を終え店頭に積み上げられた石塚からも「水車生そば」の長い歴史を感じられるのではないだろうか。
- スポットの詳細
-
水車生そば
-
spot 25
-
御苦楽園
- 社会大学と呼ばれた修養の庭「御苦楽園」を眺めてみて
- 山形県天童市にある「御苦楽園(ごくらくえん)」は、この地域で複数の事業を展開していた水戸部弥作(みとべやさく)が、隠居後の昭和初期の不況下に地域の失業救済の一策として8年の年月をかけて築庭した回遊式の日本庭園である。約6612平方メートル(2000坪)を超える敷地内には県内外から集められた庭石や庭木を配され、四季折々に異なる風情を楽しむことができる。また、園内の中央には滝の流れ落ちている場所があり、「長命水」と名付けられ今も飲用可能だ。「御苦楽園」という名前には人生の苦しみと楽しみを込めた修養の庭という意味が込められており、教育熱心だった水戸部弥作は大人から子どもまで多くの人が学べるように柱石を立て、自ら庭園を社会大学と呼んでいたという。柱石に刻まれている人生の処世訓について詳しく知りたい場合には、園主に御苦楽園の成り立ちや園内の説明、水戸部弥作の教えなどを40分程で案内してもらうことも可能ということなので相談してみよう。ぜひ、庭の造形とともに時代背景なども考えながら、数々の処世訓と美しい庭園を眺めてみてほしい。
- スポットの詳細
-
御苦楽園
-
spot 26
-
将棋むら天童タワー
- 大きな将棋駒が目印!天童ならではの体験を旅の思い出に
- 将棋駒の生産日本一を誇る天童市。ひときわ大きい「王将」の駒が目印の「将棋むら天童タワー」は、将棋駒の実演販売所やレストラン、ショッピングフロアのある観光施設だ。山形名物を食べられるフードコーナーでは、県民に広く愛されている夏のメニュー「冷やしラーメン」を通年で楽しめる。ショッピングフロアでは職人の技が美しい将棋駒や飾り駒といった天童の特産品のほか、館内のブルワリー、Brewlab.108(ぶりゅーらぼとうはち)で醸造された希少な地ビールを購入することも。そして、ぜひ予約して行きたいのが、そば打ち、書き駒、紅花染などのさまざまな体験教室だ。人気の書き駒体験ではお気に入りの「一文字」を筆を使用して駒に書いていく。定番の左馬のほかにも、たくさんの文字のなかからどれにしようか選ぶのも楽しい。屋外には芭蕉の句碑の並ぶ日本庭園「芭蕉庭園」や、出羽三山神社参りのご利益を受けられる分社があるので、あわせて立ち寄りたい。
- スポットの詳細
-
将棋むら天童タワー
-
spot 27
-
spot 28
-
spot 29
-
spot 30
-
spot 31
-
お食事処・お泊り処・お湯処 ろばた
- 隠れた蔵王温泉の名物ジンギスカン
- 蔵王温泉を訪れたらぜひ味わいたい名物グルメがジンギスカンだ。発祥の地ともいわれる蔵王には今でも提供店が複数あり、クセの少ないラム肉と各店特製のタレが多くの観光客の舌をうならせている。
- スポットの詳細
-
お食事処・お泊り処・お湯処 ろばた
-
spot 32
-
いがもちの里 さんべ
- やさしい甘さが人気の山形の伝統和菓子「稲花餅の里(いがもちのさと)」
- 蔵王温泉には「稲花餅(いがもち)の里」という名物グルメがある。古くから蔵王の温泉街の土産物屋で売られている人気の一品だ。口あたりのよいこし餡が入った餅を笹の葉に3つ載せた、素朴でやさしい甘さと香り豊かな味わいが特徴。餅の下に敷かれている笹の葉は、現在でも天然のクマ笹の葉を蔵王の山から採取しているという。「稲花餅」という名称の由来には諸説あるが、稲の豊作を願ったといわれており、餅の上に載っている黄色く染めた米粒は稲の花をモチーフにしている。餅の中の餡には「世の中が安泰であるように」という祈りが込められ、餅が3個なのは「豊年万作、家内安全、商売繁盛」の願いを神様に叶えてもらうためだという。カフェを併設する「いがもちの里さんべ」は、温泉街から少し下った位置にある童子平(どうしだいら)にある。稲花餅は職人による手作り。大量生産はできないため、売り切れてしまうこともしばしばだという。また防腐剤など不使用のため日持ちもしない。時間をおくと硬くなってしまうため、賞味期限は購入当日になっている。売り切れが心配な場合は予約を入れよう。
- スポットの詳細
-
いがもちの里 さんべ
-
spot 33
-
spot 34
-
かみのやま温泉クアオルト
- 上山でクアオルト健康ウォーキングを体験
- 自然あふれる里山で「がんばらない」「無理しない」、ドイツ生まれのクアオルト健康ウォーキングを楽しもう。日本で唯一の本場認定のコースやここでしか出合えない景色を満喫したい。
- スポットの詳細
-
かみのやま温泉クアオルト
-
spot 35
-
山形プリン
- 賞味期限10分!厳選した新鮮素材を使った山形初のプリン専門店
- 上山市(かみのやまし)の老舗旅館「古窯(こよう)」が手がける山形県初のプリン専門店「山形プリン」。山形産のやまべ牛乳、紅花で飼育されたニワトリの「紅花たまご」など山形産の素材にこだわり、濃厚で口あたりなめらかなプリンを提供する。おもてなしのプロが試行錯誤してたどり着いたプリンが「生プリン」だ。いちばんおいしい状態を味わってほしいと、なんと賞味期限は10分。真っ白のプリンと、別皿で卵黄とカラメルソースが提供される。そのままプリンだけで、黄身をからめて、カラメルをかけてなど、ひと口ごとに違ったおいしさを楽しめる。1日20食限定なので早めに行くのがベター。ドリンクとのセット(1210円)が人気だ。生プリンのほかにも、サクランボやシャインマスカットなど山形の旬のフルーツが載ったプリンや、上山市の「タケダワイナリー」とコラボした大人向けのワインプリンなど魅力的なラインナップ。瓶のプリンはテイクアウトができるため、自分用にも、手土産としても喜ばれる。毎日工房で職人が手作りする絶品プリンをぜひ味わってみて。
- スポットの詳細
-
山形プリン
-
spot 36
-
UNITE CAFE
- 蔵王で南仏リゾート気分を味わえるおしゃれなカフェ
- 蔵王温泉街のはずれに位置する「UNITE CAFE(ユニテカフェ)」。山形市のハウスメーカー「ユニテハウス」が2018年(平成30)にオープンした。南仏プロヴァンス地方にある地元で愛されているカフェを再現したという内装は、蔵王にいながらにして南仏のリゾート気分を味わうことができる。店内には薪ストーブも設置されており、さらに気分を盛り上げる。「くるみデザートとランチのお店」というキャッチフレーズのとおり、ユニテカフェはくるみを使ったデザートが充実。くるみを練り込んだソフトクリームに砕いたクルミとクルミ餡の添えられた「生くるみソフト」は人気メニューのひとつ。ランチにはカレーやナポリタンといったカフェメニューから、ドイツの伝統料理アイスバインまで幅広く楽しめる。春から秋は開放感あふれるテラス席の利用もおすすめ。また、愛犬と一緒に過ごせるペット席も完備する。2020年(令和2)には、ユニテカフェの敷地内に散策コース「天空回廊」が完成。3か所ある展望デッキからは、蔵王温泉街や蔵王連峰などの絶景を見渡すことができる話題のビュースポットだ。
- スポットの詳細
-
UNITE CAFE
-
spot 37
-
蔵王ブルワリー
- 蔵王温泉のふもとに誕生した山形市初のクラフトビール&レストラン
- 2022年(令和4)3月に山形市蔵王の朱い鳥居のそばに誕生した「蔵王ブルワリー」は、蔵王連峰の湧水を使用したクラフトビール醸造所。本格ピザや蔵王牛のローストビーフ、蔵王チーズなど蔵王ならではのメニューをクラフトビールとともに楽しめるビアレストラン「Crang Dining(くらんぐだいにんぐ)」も併設されている。自慢のオリジナルクラフトビールは個性的な4種類をそろえる。「SNOW MONSTER」は日本初の白いクラフトビールで蔵王の冬の観光名所「樹氷」をイメージ。フルーティーで飲みやすく、ふだんビールをあまり飲まない方にも好評だという。「YAMAGATA さくらんぼALE」は、山形県産のサクランボをぜいたくに使った山形ならではのフルーツエール。「MATSUNOMORI ALE~Re fresh~」は、樹氷を作る「アオモリトドマツ」から着想を得て造られたやさしく芳醇な味わいのペールエール。「ZAO CLASSIC IPA」は夜の蔵王温泉をイメージしており、芳醇な香りと苦みを味わえる。4種類のクラフトビールを飲み比べできるセットも人気である。瓶ビールはお土産にもおすすめ。蔵王の新名所をぜひ訪れてみよう。
- スポットの詳細
-
蔵王ブルワリー
-
spot 38
-
KIITOS VILLAGE
- ハイセンスな空間が広がる蔵王山の入り口にあるドライブイン
- 蔵王山の入り口にある迫力満点の大鳥居のそばに、2022年(令和4)にオープンした「KIITOS VILLAGE」。山形市内に焼肉店「すてーじ火輝(かき)」「火輝-極-(かききわみ)」など4店舗を展開するKAKIグループがプロデュースするドライブインだ。築40年の建物を約1年かけて自分たちの手でリノベーションしたという。1階にはカフェ&レストランやショップ、2階にはプライベートルームや釣具ショップ、男性専門の脱毛サロンが入る。レストランは入り口の券売機で食券を購入するスタイルで、カレーや肉そば、パスタなど多彩なメニューを楽しめる。なかでも山形牛を使用したハンバーグが人気で、やわらかくジューシーな味わいが魅力だ。窓から蔵王大鳥居を眺めながら食事を楽しむことができる。テーブル席のほか、カウンター席にはコンセントもあってうれしい。コーヒーやソフトクリームなどのカフェメニューはテイクアウト可能。また2階には貸切で使えるプライベートルームがあり、部屋にはキッチンやサウナも完備されている。
- スポットの詳細
-
KIITOS VILLAGE
-
spot 39
-
spot 40
-
spot 41
-
山菜料理専門宿 出羽屋
- 四季折々の山の恵みを楽しめる山菜料理の名店
- 月山のふもとである山形県西川町間沢(まざわ)にある全国でも珍しい山菜料理専門の宿。創業90年余りを迎え、山菜料理の生みの親ともいわれる出羽屋には、地元のみならず全国から訪れる人があとを絶たない。
- スポットの詳細
-
山菜料理専門宿 出羽屋
-
spot 42
-
spot 43
-
spot 44
-
山寺芭蕉記念館
- 松尾芭蕉と門人の作品を収蔵・展示する交流拠点
- 俳人・松尾芭蕉は1689年(元禄2)「おくのほそ道」行脚の途上、山寺を訪れ、名句「閑かさや岩にしみ入蝉の声」を詠んだ。その芭蕉の名を冠する「山寺芭蕉記念館」は、芭蕉が山寺を訪れてから300年の節目を記念し、1989年(平成元)に建設された。常設展では松尾芭蕉の真筆や「おくのほそ道」の関連資料などを展示。映像コーナーでは芭蕉に関する映画が上映され、芭蕉について深く知ることができる。常設展示のほかに企画展も開催されており、毎年夏には妖怪を題材にした展示が行われるなど、魅力的なテーマのものが多い。また研修室や茶室も備えている。茶室は京都の北山杉をおもな材料とした数寄屋造りで、格調高い純和風の空間が広がり、茶会や研修会・撮影会に利用されている。この記念館は宝珠山立石寺(ほうじゅさんりっしゃくじ)を一望できる高台に位置するため、桜、新緑、紅葉、雪景色と季節ごとのすばらしい山寺の景観も見どころだ。その眺めは、山形県が選ぶ美しい自然景観「やまがた景観物語」のおすすめビューポイントのひとつ。自然と調和した山寺芭蕉記念館で芭蕉の偉業と歩みを振り返るひとときを過ごしてはいかが。
- スポットの詳細
-
山寺芭蕉記念館
-
spot 45
-
どんどん焼き おやつ屋さん
- お祭り屋台には欠かせない、山形のソウルフード
- 山形名物「どんどん焼き」とは、東京発祥のもんじゃ焼きを持ち歩きしやすいように箸に巻き付けたローカルフード。最近では祭り屋台だけでなく、常時提供する店舗も出るなど、山形県民には非常に身近な食べ物だ。
- スポットの詳細
-
どんどん焼き おやつ屋さん
-
spot 46
-
spot 47
-
spot 48
-
La Jomon
- 店主こだわりの銘酒が並ぶ純米酒専門店
- JR山形駅から車で約10分、四季折々の美しい自然に囲まれた山形市平清水地区にある「La Jomon」。清酒専門評価者であり酒造りの蔵人だった店主が県内外からセレクトした日本酒が並ぶ純米酒専門店だ。扱うのは醸造アルコールが添加されていない純米酒のみ。近年はプライベートブランドも展開し、県内外から酒好きが訪れる。豊富な品ぞろえのため、お酒選びに迷ったら店主に相談してみよう。また店内では日本酒にあう添加物不使用の調味料や缶詰、おつまみの販売も行う。日本酒を深く知りたい人は、店主によるテイスティングセミナー(2200円-)に参加をしてみては。「La Jomon」から約50mの場所にある平清水焼きの窯元・七右エ門窯(しちえもんがま)の敷地内にある会場で行うセミナーは日本酒の基礎コースから利き酒コース、6号酵母コースなどを用意。お酒の飲めない同行者向けにはノンアルコールのコースも展開する。日本酒のテイスティング体験もでき、気に入った銘柄は店舗で購入することができるのもうれしい。セミナーは事前に電話またはメールで申し込みが必要だ。
- スポットの詳細
-
La Jomon
-
spot 49
-
spot 50
-
観光果樹園高橋フルーツランド
- まるで宝石のようなサクランボを思う存分楽しもう
- 寒暖の差が大きく果物作りに最適な地形である上山市に1983年(昭和58)に創業したのが「観光果樹園高橋フルーツランド」だ。かみのやま温泉駅から車で約15分の距離にあり、果樹園ではサクランボやブドウ、ラフランスなど季節によってさまざまなフルーツ狩りができる。何よりもこだわっているのが土づくりで、安心安全かつ力強い土づくりによって濃い味の果実栽培を行っている。サクランボ狩りでは佐藤錦、紅秀峰、高砂、紅さやかなどさまざまな品種のもぎ取りを楽しむことができると県外から多くの方が訪れる。5月下旬から6月上旬にかけては温室サクランボ狩り体験が可能。温室の中でじっくり手間ひまかけて育てられたサクランボは皮がやわらかく甘みも強いのが特徴だ。さらに2022年(令和4)に販売が始まった新品種「やまがた紅王」にも注目したい。敷地内ではカフェ「HATAKE STYLE」を運営しており旬のフルーツをたっぷり使ったパフェや季節野菜をふんだんに使ったランチメニューを提供している。ショップもあるためお土産購入もこちらで。
- スポットの詳細
-
観光果樹園高橋フルーツランド
-
spot 51
-
王将果樹園
- 将棋のまちのフルーツファーム「王将果樹園」でサクランボ狩り
- 山形の初夏から秋にかけて賑わいを見せるのが果樹園。そのなかでも60年以上にわたって天童で果樹栽培を行ってきたのが、「王将果樹園」だ。当初はリンゴの栽培をメインとしていたが、徐々にブドウや桃、そして山形を代表するサクランボの生産量を増やしていったそうだ。現在は約1200本ものサクランボの樹が植えられ、もぎたてを思う存分食べられる、サクランボ狩りを体験できる。天童市内の観光果樹園では唯一「温室さくらんぼハウス」を所有し、5月中旬~7月中旬までの長い期間サクランボ狩りを楽しめる。当日受付もしているが、ウェブサイトからの予約がおすすめ。特定日のみの開催だが、早朝の涼しい空気のなか行う朝摘みサクランボ狩りは実が締まって甘みが増すと評判だ。ハウスを完備し天候に関係なくサクランボ狩りを体験できることもうれしい。2015年(平成27)にオープンした直営のフルーツカフェ「oh!show!cafe(おうしょうかふぇ)」では季節のフルーツをたっぷりと使ったパフェが大人気。週末はパフェを求めて行列ができることも。6月中旬-7月中旬にかけて登場するさくらんぼパフェには、さまざまな品種のサクランボがぜいたくに使われている。
- スポットの詳細
-
王将果樹園
-
spot 52
-
spot 53
-
七兵衛そば
- 大根のおろし汁で味わう田舎そば食べ放題の人気店
- いくつもの手打ちそば屋が軒を連ねる大石田そば街道。次年子(じねんご)にある「七兵衛そば」は、1989年(平成元)にオープン。テレビ番組でも取り上げられる有名店で、県内外から多くの客が訪れる。「こんな山奥まで来てもらったからにはお腹いっぱい食べてほしい」とのご主人の想いから、メニューはそば食べ放題のみ。店で手打ちされるそばはしっかりとした歯ごたえ。辛みのよく利いた大根のおろし汁にそばつゆを入れるスタイルで、そばの風味をより引き立たせる。このエリアでは昔からそばも餅も大根おろしで食べたそうだ。店に着いたら玄関先に置いてある番号札を取り、順番を待つ。席に着くと、まずは付け合わせがやってくる。地元産のキクラゲのおひたしや、ワラビの一本漬けなどどれも絶品だ。お代わりはそばを食べ終わる頃に店員さんが「もう1杯どうですか」とやさしく聞いてくれる。個人差はあるが、3-4杯食べる人が多いそうだ。本格的な手打ちそばを心ゆくまで味わおう。
- スポットの詳細
-
七兵衛そば
-
spot 54
-
あらきそば
- 挽きたてのそば粉で作る十割そばを心ゆくまで味わおう
- 1920年(大正9)に山形県村山市に創業した老舗のそば屋「あらきそば」。県内外からそば好きが集う店で提供されるのは、山形県内陸部で古くから親しまれている「板そば(いたそば)」だ。昔ながらの作り方を受け継ぎ「挽きたて・打ちたて・茹でたて」を守るそばは、嚙めば嚙むほどそば本来の風味と甘みを楽しめる。原料には上品な香りと甘みが特徴の地元村山市産のそば粉「でわかおり」を用いる。そばの量は、半毛利(もり)(0.5人前)、うす毛利(1人前)、1.5倍毛利(1.5人前)の3種類。2015年(平成27)には、フランス政府が認定する世界トップ1000レストラン「ラ・リスト」に東北地方で唯一選出された名店である。そばとあわせて注文する方が多いのが、手作りの味噌ダレで作られる「にしんの味噌煮」だ。じっくり煮込まれたニシンは、箸を入れるとすっとほぐれるほどやわらかい。そばのサイドメニューとして人気だが、創業時は酒の肴(さかな)のあてとして提供されていたという。そばとあわせて注文してみよう。
- スポットの詳細
-
あらきそば
-
spot 55
-
高源ゆ
- カラダとココロを整える日本初のリカバリー温泉施設
- 標高1000m、トップアスリートが高地トレーニングを行う「蔵王坊平アスリートヴィレッジ」の敷地内に2020年(令和2)7月にオープンした「高源ゆ」。温泉やサウナのほか、運動後の疲労回復や機能回復を目的としたプールやスタジオ、酸素カプセル、多目的ルームを完備する。多用途に利用できる施設には、アスリートだけでなく地元民や観光客も多く訪れる。木を基調としたスタイリッシュな空間も魅力だ。地下1000mから湧く天然温泉は、「炭酸水素塩泉」と「硫酸塩泉」の2つの泉質。どちらの泉質も筋肉痛や関節痛によいといわれている。また「セルフロウリュ」ができる本場フィンランド式のサウナも人気だ。利用者が自分でサウナストーンに水をかけ蒸気を発生させて体感温度を上げることで、心地よく発汗を促してくれる。サウナは1時間に最大10名までと利用制限があるため、予約制となっている。プライベートでサウナを体験したい人向けに貸切トレーラーサウナも。プライベートスパエリアには流水装置付きプール、歩行用アイスバスやジャクージを備え、こちらも完全予約制だ。
- スポットの詳細
-
高源ゆ
-
spot 56
-
やまがたクリエイティブシティセンターQ1
- リノベーションにより新たに創造都市やまがたの拠点施設となった旧校舎
- 山形市の中心街にオープンした創造都市やまがたのクリエイティブの拠点「やまがたクリエイティブシティセンターQ1」。小学校の校舎をリノベーションした建物にはさまざまなテナントが入居しており、持続的発展が可能な都市創りの拠点として注目を集めている。
- スポットの詳細
-
やまがたクリエイティブシティセンターQ1
人気スポット
旅のヒント
-
その1
村山エリア観光の拠点は山形駅となる。JR山形駅は山形新幹線が停車するため、首都圏からもアクセスしやすい。市内には山形空港もあり、日本国内の主要都市へ定期便が就航している。空港から山形市内へはシャトルバスが便利。空港から山形市周辺の(天童、寒河江、蔵王温泉など)へは空港シャトル・空港ライナーが運行されており、利用には予約が必要だ。
-
その2
蔵王温泉へは山形駅からバスで約40分。上山(かみのやま)へは、山形駅からJR奥羽本線で14分、山形新幹線だと9分ほどで、車だと30分で到着する。寒河江(さがえ)へは、山形駅からJR左沢線(あてらざわせん)で26分ほど、車で約30分。天童(てんどう)へは、山形駅からJR山形線で約20分、車では30分ほどで到着する。
-
その3
村山エリアは夏は非常に暑く、冬は非常に寒い。真夏、もしくは真冬に訪れる場合は天気予報などをチェックし、衣服の準備をしよう。
-
その4
山形県はそばやラーメンなどの麺類が名物グルメ。特に夏に登場する「冷やしラーメン」は、メディアなどでも紹介され全国的に有名になった一品。そのほか、サクランボ、リンゴ、洋梨(ラ・フランス)、米や山形牛など、旅の楽しみであるご当地グルメを堪能できるエリアだ。
関連記事
モデルプラン
山形のその他のエリア
-
- 庄内エリア(北)
-
-
鳥海ブルーライン
-
十六羅漢岩
-
丸池様
- ...etc
-
-
- 庄内エリア(南)
-
-
六十里越街道
-
鶴岡市立加茂水族館
-
白山島
- ...etc
-