全国の歴史街道スポット一覧
エリア
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- 築地塀街道
- 旅行/観光
- 茨城県結城市結城1447
- 結城市は鎌倉時代からの歴史を持つ城下町で、白壁土蔵の古い町家が多く残る。1988年(昭和63)から1990年(平成2)にかけて、蔵造り風の白壁「築地塀街道」が整備され、情緒豊かな散策スポットとなった。総延長1365mの歴史地区の遊歩道「紬のふる里歴史の道」は、塀越しの桜並木や周辺の風情と相まって、歴史ロマンを感じる桜の名所として親しまれている。
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- 豊前街道
- 旅行/観光
- 熊本県山鹿市中央通510-2 山鹿温泉観光協会
- 豊前街道は山鹿市を東西に走り、国道325号線と交差する。南へは菊池川への平坦な道、北へは坂道が続く。家並みは統一され、古い家も現代の建物も周囲の風景に溶け込むよう工夫されている。店舗の看板は木製で統一され、2019年(平成31/令和元)から設置が始まった。街道の整備は徐々に進み、町並み造りが続けられているおかげで、昔の情景を想像できるだ。
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- 江津本町 甍(いらか)街道
- 旅行/観光
- 島根県江津市本町
- 中国地方の大河「江の川」河口近くに位置する江津市は、観光スポットが少ないとされ、多くの人々に素通りされる。しかし、かつては舟運と海運のターミナルとして栄え、交通要所として発展した町である。特に、1962年(昭和37)まで中心地として繁栄した「江津本町」には、江戸時代から昭和初期の古い建造物や遺構が多く残り、古き良き時代の面影を伝えている。だが、これらは観光業界や旅行者にはあまり知られていない。
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- 滝小路
- 旅行/観光
- 広島県廿日市市宮島町滝町
- 宮島には嚴島神社以外にも大願寺や大聖院など由緒ある社寺が存在する。嚴島神社の出口前に大願寺、裏手から山腹に大聖院へ続く坂道が「滝小路」である。かつては神職の居住地で、現在も独特の家並みが残る。この地区は「宮島重要伝統的建造物群保存地区」に選定されている。早朝には神職の下駄の音が響く。
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- 大洲旧城下町
- 旅行/観光
- 愛媛県大洲市大洲他
- 大洲城の下に広がる旧城下町は、観光案内所「大洲まちの駅あさもや」から散策を開始すると良い。ここから東へ延びる「おはなはん通り」は、1966年(昭和41)のNHK連続テレビ小説『おはなはん』のロケ地となったことから名付けられた。通りを進むと、左側が商家、右側が武家屋敷と分かれており、これは江戸時代の町割の境目だったという。
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- 箱根旧街道杉並木・旧街道石畳
- 旅行/観光
- 神奈川県足柄下郡箱根町箱根
- 江戸と京都を結ぶ東海道の難所、箱根越えの旧街道には、現代に伝わる石畳の道が存在する。この道は国の史跡に指定され、旅人の苦労を偲ばせる。また、旧街道を西へ進むと、400年以上の樹齢を持つ杉並木の道があり、旅人を自然の厳しさから守っていた。この道は遊歩道として整備され、誰でも散策を楽しむことができる。
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- 柏原旧市街
- 旅行/観光
- 兵庫県丹波市柏原町柏原
- 織田信長の弟、織田信包が初代藩主となった柏原藩は、明治時代まで続いた。柏原藩の城下町は現在のJR福知山線の柏原駅北側に位置し、城ではなく陣屋が城の役割を果たしていた。大手通り沿いには昔の屋敷や織田信長を祀った健勲神社があり、大手門の近くには江戸時代に建てられた3階建ての太鼓やぐらが存在する。街を歩けば江戸の名残と出会うことができる。
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- 白澤宿
- 旅行/観光
- 栃木県宇都宮市白沢町
- 江戸時代に整備された五街道のひとつ、奥州街道の最初の宿場。宇都宮市北部に広がる白沢地域に江戸時代から明治時代にかけて賑わいを見せていた当時の建物や文化が残っている。寺社には七福神が祀られており、街歩きをしながら七福神巡りを楽しむことが可能だ。大黒天を祀る白髭神社の境内からは白沢地域を見渡すことができる。
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- あわしま街道
- 旅行/観光
- 和歌山県和歌山市加太
- 加太の道標から淡島神社へと続く参拝道。加太駅から加太港に向かって進んだ所にある三叉路に立つ傍らに「右わかやまみち左あわしまみち」と刻まれた道標が立っている。そこから西へ向かう狭い路地は、かつて都人が淡路島や四国、九州へ行くための街道だった。現在でも白い板塀と瓦屋根が特徴の旧加太警察庁舎(現在は個人宅)や加太春日神社などの古い建物や、当時の家並みが残っており、交通の要衝だった面影をしのべる。
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- 野根山街道
- 旅行/観光
- 高知県安芸郡奈半利町横町-米ヶ岡(奈半利町分)
- 四国の優れた自然景観や歴史的文化遺産を結ぶ自然歩道。高知県内にはこの「野根山街道」をはじめ総延長598.9kmの道が整備されている。奈半利町から野根山連山を尾根伝いに続く野根山街道は延長35km余り。歴史は古く、はじめに整備されたのは国司移動のためのおよそ1200年前と伝わる古道だ。藩政時代には参勤交代や中岡慎太郎ら幕末志士脱藩の道でもあったとされる。一里塚や五里塚、宿屋杉や屋敷跡の石垣など至る所にこれまでの歴史が残されている。
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- 北国街道
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- 滋賀県彦根市鳥居本・新潟県の越後高田
- 南は滋賀県彦根市鳥居本から北は新潟県の越後高田まで続く街道。昔は北陸地方と京阪神の行来に商人や武将も利用した重要な街道の一つとなっていた。特に長浜市周辺は湖上交通の要衝であり、宿駅として栄えた。現在でも街並みに往年の面影が見られて、明治頃の景観と合わせてモダンな雰囲気が楽しめる。
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- 朝鮮人街道
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- 滋賀県東近江市・近江八幡市・彦根市
- 滋賀県にある脇街道。滋賀県野洲市行畑で中山道から分岐し、琵琶湖東岸を北上、彦根市鳥居本で再び中山道に合流する。街道名の由来は江戸時代に徳川幕府の将軍就任に対して祝辞を述べるために、朝鮮から派遣された使節が通行に利用したことから。また関ヶ原の戦に勝利した徳川家康が京へ上がった際に通った道でもあり、後に将軍の上洛ルートとなっている。街道沿いには多くの神社仏閣が建ち並び、中山道との分岐点に設置されていた道標などが残っている。
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- 田沼街道
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- 静岡県藤枝市・牧之原市
- 東海道五十三次22番目の宿場「藤枝宿」と牧之原市の相良を結ぶ約7里(約28km)の通りの通称。第9代将軍徳川家重の小姓から老中まで出世した田沼意次によって整備されたことからその名が付けられた。江戸時代三大改革のひとつ「寛政の改革」で知られる意次は、商業をはじめ鉱山や水田の開発などの社会資本整備を行い財政を改善した人物。現在の街道は舗装路が整備されているため昔の面影を見ることはできないが、国指定重要文化財に指定された約300年前の建築物「大鐘家」の近くに起点を示す石碑が立っている。
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- 柳生街道
- 旅行/観光
- 奈良県奈良市高畑町・柳生町
- 奈良市にある街道。奈良の市街地から柳生の里へと続く道で、古くは柳生へと向かう武芸者達も利用していたという。春日山と高円山に挟まれた谷を抜けるハイキングコースとして利用でき、道中には運慶作と伝わる国宝の大日如来像を祀る円成寺などがある。
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- 宿場町平福
- 旅行/観光
- 兵庫県佐用郡佐用町平福
- 播磨の西を流れる佐用川の中流域に位置する平福地区はかつて因幡街道随一の宿場町として栄えた町だ。慶長から元和の年間(1596-1623)に現在の街並みが形成され、今も南北約1.2kmにわたって往時の面影を残している。佐用川の石垣に並ぶ白壁の川屋敷や土蔵群、連子窓などが続く街並みは佐用町を代表する観光スポット。宮本武蔵の決闘の地や江戸時代から続く醤油醸造元など、平福ならではの魅力が点在する街並みは平成23年(2011)に歴史的景観形成地区に指定されている。
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- 落合宿
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- 岐阜県中津川市落合
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- 醒井宿
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- 滋賀県米原市醒井
- 旧中山道の宿場町で、街道沿いを地蔵川が流れる清流の里。ヤマトタケルノミコトが熱で倒れたとき、賀茂神社の石垣から流れる湧水で熱を冷ましたという伝説が残っており、境内には彼の像が建てられている。1915(大正4)年建設の旧醒井郵便局局舎や、大名に人馬の提供を行っていた問屋場が資料館として公開されている。当時のままの姿を留めている問屋場は全国的にも珍しい。
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- 光の鏝絵
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- 鳥取県東伯郡琴浦町光
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- 百六里庭・眺関亭
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- 三重県亀山市関町中町