全国の伝統的町並み/家並みスポット一覧

  • 小樽出世前広場
    旅行/観光
    北海道小樽市堺町2-12
    堺町通りに面したレトロな一画。「街並みは産業。街並みは文化」をコンセプトに小樽の栄華を現代に伝えている。昭和初期の経済人や財閥、日本の海運王と呼ばれた豪商たちが広場奥の丘に豪邸を構えていたことから、そこに続く道を出世坂、坂の下は出世の一歩前という意味を込めて「出世前」と名付けたと言われている。周囲一帯がタイムスリップしたかのようなレトロな雰囲気に包まれており、初めて来た人もノスタルジーを感じられると評判だ。時代とともに老朽化した建築物の一部や家財道具などを引き取り、当時の生活スタイルを復元展示している。
  • 西花見小路
    旅行/観光
    京都府京都市東山区
    京都市東山区、八坂神社からほど近い祇園のメインストリート・花見小路の路地裏にある通り。低い軒下に格子戸や出格子、駒寄せ構えなどが並び、格子の手すりによしずを垂らした二階屋が並ぶ昔ながらの通りで、祇園の賑わいから一歩離れて静かに古都の雰囲気を楽しめる。
  • 秋山郷
    旅行/観光
    長野県下水内郡栄村秋山郷
    新潟県中魚沼郡津南町から長野県下水内郡栄村にかけて広がる「秋山郷」は、日本の秘境百選の一つであり、豊かな自然が色濃く残る山間地帯だ。春には桜が咲き、冬には辺り一面に雪が降り積もるなど四季折々の景観美を楽しめるが、特に秋の紅葉は絶景である。
  • 土佐街道
    旅行/観光
    奈良県高市郡高取町
    高取町の土佐街道沿いに広がる町並みは、高取城の城下町として栄えた時代の武家屋敷や町家などが現存しており、往時の雰囲気を味わうことができる。毎年3月には町の家々に雛人形を展示する「町家の雛めぐり」も行われる。
  • 禅林街
    旅行/観光
    青森県弘前市西茂森
    歴史を感じさせるスポットが和洋問わず点在する城下町・弘前市に、独特な寺院街を形成する通りがある。思わず背筋を伸ばしながら歩きたくなる、そんなおごそかな雰囲気に包まれた街並みを紹介しよう。
  • 川原町界隈
    旅行/観光
    岐阜県岐阜市湊町・玉井町・元浜町界隈
    金華山と長良川に挟まれた一角に位置する、川原町(かわらまち)界隈。かつての日本の景色を今に伝えるエリアには、趣はそのままに新しい風が感じられるスポットも。長良川のせせらぎを聞きながら、ふらりと散策してみよう。
  • 花沢の里
    旅行/観光
    静岡県焼津市野秋373-1
    歴史を感じさせる建物と自然が調和し、独自の景観をつくり出す「花沢の里」。万葉集に詠まれたといわれる東海道最古の「やきつべの小径」沿いにある30戸ほどの山村集落で、国の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれている。
  • 五個荘金堂の町並み
    旅行/観光
    滋賀県東近江市五個荘金堂町
    天秤棒をかつぎ、全国を渡り歩いて商いにいそしんだ「近江商人」発祥地のひとつ、五個荘。豪商の屋敷を訪ね、かたわらの水路に錦鯉が泳ぐ町をそぞろ歩いて、近江商人の精神や暮らしぶりを垣間見てみよう。
  • 新町通り
    旅行/観光
    滋賀県近江八幡市新町
    近江八幡市新町にある通り。江戸から明治にかけて建てられた近江商人たちの住まいが残されており、国の重要伝統的建造物保存地域に指定されている。警察署や民家の建物を利用した郷土資料館や歴史民俗資料館、旧西川家住宅や旧伴家住宅などの近江商人の住宅が公開されている。
  • 北国街道 木之本宿
    旅行/観光
    滋賀県長浜市木之本町木之本
    北国街道(ほっこくかいどう)と北国脇往還(ほっこくわきおうかん)、2つの街道が交わる宿場町で、木之本地蔵院への参拝客でも賑わった木之本宿。往時の面影が残る趣深い町並みを歩いてみよう。
  • 塩津海道
    旅行/観光
    滋賀県長浜市西浅井町塩津浜
    敦賀市から長浜市西浅井町塩津浜に向かって伸びる街道。敦賀で水揚げされた海産物や塩を塩津港などへ運ぶために使われ、近畿地方への輸送路として大きな役割を果たした。別名「塩の道」とも。現在でも街道筋には常夜燈など往時の繁栄の名残が見られる。
  • 喜多方蔵めぐり
    旅行/観光
    福島県喜多方市2丁目他
    喜多方市のレトロ横丁商店街には、22軒の蔵が点在し、喫茶店や薬屋、居酒屋、商店などとして利用されている。また、民家や美術館として使われている蔵もあり、4軒は国登録有形文化財に認定されている。観光案内所で地図を入手し、町歩きを楽しむことができる。
  • 小江戸佐原の街並み(香取市佐原伝統的建造物群保存地区)
    旅行/観光
    千葉県香取市佐原イ他
    江戸時代、洪水対策と水運整備のため利根川の流れが東に移動し、河口が銚子になった。利根川沿いには多くの河岸が設けられ、特に支流の小野川が流れる佐原は水運の拠点として栄えた。しかし、昭和30年代以降、自動車輸送が主流となり町の賑わいは失われた。その後の再開発が行われず、江戸時代から昭和初期の建物が残り、1996年(平成8)には関東初の「重要伝統的建造物保存地区」に選定された。
  • 摂田屋
    旅行/観光
    新潟県長岡市摂田屋
    「摂田屋」地区は雪どけ水と穀物の豊富さから醸造業が発展。1831年(天保2)創業の醤油蔵「越のむらさき」や、明治時代からサフラン酒を製造販売する「機那サフラン酒本舗」が存在する。特に後者の白い土蔵には「鏝絵」が施され、鳳凰や麒麟、恵比寿・大黒などが描かれている。2020年(令和2)には「摂田屋6番街 発酵ミュージアム」に名前が変わり、カフェとラボが新設された。
  • 金屋町(千本格子の家並み)
    旅行/観光
    富山県高岡市金屋町
    加賀前田家2代当主前田利長が高岡の町を開き、鋳物師7人を招いて鋳物づくりを行わせた。18世紀後半には銅鋳物の生産を始め、高岡銅器の基礎を築いた。江戸時代から昭和初期に建てられた町家が並び、銅片を埋め込んだ石畳の通りが美しい風景を作り出している。高岡銅器の工場は郊外へ移転したが、通りに立つ銅像がその歴史を伝えている。
  • 散居村
    旅行/観光
    富山県砺波市野村島・庄川町他
    散居村は、民家が一定の間隔で散在する集落形態で、砺波平野には7000戸以上の住居が広大な土地に散在している。これは、農家が自宅周辺を開墾し、稲作を行い、日々の手入れや収穫物の運搬が効率的に行えるようにした結果である。この特異な集落形態は、21世紀の現代まで続き、その背景には農家たちの合理的な思考がある。
  • 小布施町の街並み
    旅行/観光
    長野県上高井郡小布施町小布施
    長野駅から長野電鉄で約35分の小布施町は、北信濃の経済・文化の中心地で、美しい町並みが広がっている。観光案内所でマップを手に入れ、観光の中心地へ向かうと、美術館やギャラリー、老舗の栗菓子店などが点在し、名物の栗を使った料理も楽しめる。町をつなぐ散策路を通り、土蔵や土壁の民家など、昔の風情を残す町並みを堪能できる。
  • 高山市三町伝統的建造物群保存地区
    旅行/観光
    岐阜県高山市上三之町他
    高山市の中心部に位置する「古い町並」は、6つの町から成り、江戸時代の商家が多く並ぶ特徴的な地区である。杉玉を吊るした酒蔵や改装された飲食店が立ち並び、上三之町の通りはメインストリートとなっている。この地区は「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されている。
  • 郡上八幡北町伝統的建造物群保存地区
    旅行/観光
    岐阜県郡上市八幡町職人町・鍛冶屋町他
    郡上八幡の古い町並みは、戦国時代に城主遠藤慶隆により整備され、江戸時代の侍の町や職人町の面影を残す。町ごとに風景が異なり、多くの寺が存在することから「奥美濃の小京都」とも称される。その風情が評価され、国の重要伝統的建造物群に選定されている。
  • 有松伝統的建造物群保存地区(有松町並み保存地区)
    旅行/観光
    愛知県名古屋市緑区有松
    1608年(慶長13)、東海道整備に伴い尾張藩が開いた有松は、絞り染めの町として発展。開祖の竹田庄九郎が旅人向けに絞り染めを売り、全国的に人気となった。戦災を逃れた町並みは2016年(平成28)に「重要伝統的建造物群保存地区」、2019年(令和元)には「日本遺産」に認定された。

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