全国の峠スポット一覧

  • 馬籠峠
    旅行/観光
    岐阜県中津川市馬籠・長野県木曽郡南木曽町他
    長野県南木曽町と岐阜県中津川市の境となる峠。標高790mの高さからは眼前に広がる東濃の平野や、木曽山脈最南端の山・恵那山を望むことができる。妻籠宿と馬籠宿を結ぶ中山道の中ほどにあり、多くのハイカーが行き交う峠だ。正岡子規句碑や番所跡の一石栃など見どころも多い。馬籠方面から馬籠峠へは短く傾斜の急な坂が、妻籠方面から馬籠峠へは緩やかで長い坂が続いているため、馬籠から妻籠へ向かうのがおすすめ。
  • 十曲峠(落合の石畳)
    旅行/観光
    岐阜県中津川市落合
    中津川ICから車で約20分、中山道の落合宿と馬籠宿を結ぶ峠。国指定史跡となった全長約840mの石畳「落合の石畳」が整備されている。元々は急な坂道を大雨の水や土砂から守るため作られた石畳。正確な設置時期は不明だが「中山道宿村大概帳」に記載があったことから尾張徳川家が維持管理を行っていたと言われている。約70mが当時のままの姿で現存しており、中山道のかつての風情を偲ぶことができる道だ。老朽化や石の持ち去りなどの理由もあり、当時のままの石畳が残るのはここ落合と箱根の2か所のみと言われている。
  • 徳本峠
    旅行/観光
    長野県松本市安曇
    上高地の六百山と小嵩沢山の中間にある標高約2,140mの峠。昔は上高地に向かう主なルートとして多くの人々が登っており、近代登山の父と呼ばれているウォルター・ウェストンだけでなく芥川龍之介や高村光太郎も越えたことで知られる。山頂付近には「徳本峠小屋」や展望台もあって、ウォルター・ウェストンが絶賛したという美しい景色が見られる。小屋の営業は例年4月下旬から10月下旬までで、利用には予約が必要となる。また、毎年6月の第1土曜日と日曜日の「ウェストン祭」では記念山行を開催。
  • 鳥居峠
    旅行/観光
    長野県木曽郡・塩尻市他
    長野県の木曽郡木祖村薮原と塩尻市奈良井を結ぶ峠。薮原宿と奈良井宿の間の標高1,197mに位置し、かつては中山道の難所として知られた。信濃と美濃の国境にあたることから中世には戦いの舞台となることも多く、「鳥居」の名称は木曽義元が戦勝祈願として鳥居を建築したことに由来する。現在は歴史スポットやトチノキの群生地などの自然を楽しめるハイキングコースとしても人気。
  • しらびそ峠
    旅行/観光
    長野県飯田市上村
    南アルプスの登山口として知られる標高1833mの峠。南アルプス、北アルプス、中央アルプスを望む景観の名所で、春から初夏にかけては新緑が、秋にはカエデやモミジ、シラカバ等の紅葉が美しい。冬期(11月下旬-4月上旬)は通行止めになるので注意。
  • 富士見峠
    旅行/観光
    群馬県北群馬郡榛東村上野原
    北群馬郡榛東村の榛名山麓にある峠で、関東屈指のビュースポットとして有名。峠には小さな駐車場があり、前橋市から渋川市までの街並みを一望できる。特に夜景が美しいことで知られ、宝石をちりばめたような無数の光が眼下に広がる光景は圧巻。車内からでも夜景を見ることができ、デートスポットとして人気がある。
  • 三国峠
    旅行/観光
    新潟県南魚沼郡湯沢町三国
    湯沢ICから車で40分。新潟県南魚沼郡湯沢町と群馬県利根郡みなかみ町との境を越える峠で、越後と上州を結ぶ三国街道の要。峠には上野赤城・信濃諏訪・越後弥彦の三明神を祀った三国権現が建っており、国境街道には、ここを通過した著名人の名を刻んだ碑がある。また、三国峠を中継地点とした旧三国街道のトレッキングコースがいくつかあり、往時の街道の面影を偲ぶ史跡や高山植物などを楽しむハイカーたちが訪れている。
  • 天生峠
    旅行/観光
    岐阜県飛騨市
    岐阜県は飛騨市と白川村を結ぶ境目にあり、天生県立自然公園に指定されている峠。また2011年には「岐阜の宝もの」に認定されている。ブナの原生林や高山植物と緑に溢れ、高層湿原にはミズバショウが見える。9月中旬頃までは四季折々の草花、10月上旬頃からブナやカエデといった木々が色づき目を楽しませてくれる。峠の駐車場からは、天生湿原や籾糠山への登山ルートもある。例年、冬には通行止めが行われているので注意。
  • 大河原峠
    旅行/観光
    長野県佐久市
    佐久市春日にある峠。蓼科スカイラインや林道唐沢線からアクセスが可能。佐久市で最も高い標高2093mに位置し、蓼科山の登山口にもなっている。佐久平の夜景を見下ろせる他、満天の星や朝焼けなどの景色を楽しめる。
  • 塩尻峠
    旅行/観光
    長野県岡谷市・塩尻市
    塩尻市と岡谷市の境目に位置する峠。ハイキングコースと展望台が整備されており、展望台からは北アルプスや諏訪湖、富士山等を一望することができる。浮世絵師の歌川広重の作品「信濃塩尻峠」の舞台としても有名であり、その美しい景観を眺めに多くの登山客が訪れている。
  • 神坂峠
    旅行/観光
    長野県下伊那郡阿智村
    下伊那郡阿智村の木曽山脈南部にある、標高1569mの峠。「神の御坂」とも呼ばれており、東山道の最大の難所として有名である。自転車で峠を登る「ヒルクライムコース」が人気となっている。また頂上には「神坂峠遺跡」があり、国指定の史跡にもなっている。
  • 内山峠
    旅行/観光
    長野県佐久市内山
    国道254号線の長野県佐久市と群馬県甘楽郡の境にある、「荒船山」の登山口として有名な峠。「姫岩」「屏風岩」「ナポレオン岩」等、様々な奇岩があるほか、「信州サンセットポイント百選」にも選ばれており、四季折々の風景と共に大自然を一望することができる。
  • 地蔵峠
    旅行/観光
    長野県東御市湯の丸高原
    長野県と群馬県の県境に位置する峠で、湯の丸高原の中心地となっている。湯の丸高原へのリフトを使ってハイキングを楽しむ客もいるほか、ドライブやツーリングを楽しむ車やバイクが通行している。車道の脇には地蔵や、100体の観音様が祀られている。周辺には駐車場や宿泊施設が点在している。
  • 夜叉神峠
    旅行/観光
    山梨県南アルプス市芦安芦倉
    南アルプスの前衛、鳳凰三山の南端に位置する「夜叉神峠」は、新緑の5月と10月中旬から下旬の紅葉の時期が特に美しくお勧めの場所だ。ルートも分かりやすく1時間ほどで登れるので家族登山でも人気が高い。正面には白根三山が望めロケーションも最高だ。
  • 暮坂峠
    旅行/観光
    群馬県吾妻郡中之条町入山国有林内
    若山牧水は豊かな表現力で感情や自然の情緒を詠み、日本の短歌史に大きな足跡を残した。彼の作品「枯野の旅」には、暮坂峠を歩いた印象が詠まれている。その詩碑と旅姿の像が暮坂峠のシンボルで、豊かな自然環境の中で牧水が峠を歩く風景が浮かび上がる。
  • 和田峠
    旅行/観光
    山梨県甲府市和田町・下帯那町
    県道天神平甲府線沿いに位置する展望地で、晴れた日には甲府盆地や、富士山をはじめとする南アルプスの雄大な山々を一望することができる。夜景の名所として知られており、夜には満天の星空と共に、まるで宝石を散りばめたかのような夜景を見られる。
  • 山刀伐峠
    旅行/観光
    山形県最上郡最上町大字満沢
    最上郡最上町大字満沢から尾花沢市へと続く峠。松尾芭蕉の「おくのほそ道」にも記述があり、作中でも最大の難所として知られている。芭蕉が歩いたという曲がりくねった山道は、「歴史の道」の名でブナの原生林に囲まれた散策道として整備されている。
  • 通り峠
    旅行/観光
    三重県熊野市紀和町矢ノ川
    熊野市紀和町にある峠。県道40号熊野矢ノ川線沿いから登り口に入り、丸山橋付近へと下る山道で、古くから地元民の生活道として利用されてきた道沿いには、石畳や江戸末期建立の子安地蔵などが残っている。また、展望台からは丸山千枚田の景色も楽しめる。
  • 松本峠
    旅行/観光
    三重県熊野市木本町
    熊野市大泊町と同市木本町を結ぶ峠。国道311号線沿いの登り口から浜街道へと続く。江戸時代や明治時代に敷かれた苔むした石畳が残る道沿いには、鉄砲傷がついた大きな地蔵が祀られているほか、七里御浜の景色を一望できるスポットもある。また、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産の一つでもある「鬼ヶ城」へと下りて行くことも可能。
  • ツヅラト峠
    旅行/観光
    三重県度会郡大紀町-紀北町
    北牟婁郡紀北町と度会郡大紀町を結ぶ峠。世界遺産にも指定されている「熊野古道」の一部で、かつては伊勢国と紀伊国の国境に位置しており、熊野へ向かう巡礼者にとっては玄関口のような場所となっていた。現在でも、峠からは熊野の海を見渡す景色を楽しめる。

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